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また本を買ってしまいました。井上先生の「工学系のための量子光学」と新井先生の「物理の中の対称性」です。

量子光学は一応「本業」なので、井上先生の本を買って読むのはある意味で「当たり前」のことです。とてもわかりやすい入門書です。学部生に適していますが、値段は少し高いです。井上先生はNTT時代に光ファイバの中に起こる「四光波混合」と呼ばれる現象の通信への応用を精力的に研究されました。全光信号処理、例えば、光波長変換やパラメトリック光増幅に応用できますが、残念ながら実用には至っていません。最近になって、井上先生はDPSK(differential phase-shift-keying)量子暗号システムを考案し、現在は大阪大学でその研究を行っています。

新井先生の本を買ったのは「趣味のため」です。対称性という普遍的な概念がどのように力学、電磁気学、相対論、物質場、量子力学に関係するかを包括的に考察する内容なので、非常に興味深い本だと思います。今朝の電車の中に第一章の半分ぐらい読みました。群論の話(復習)なので、難なく読めました。