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昨日、kapura2008さんのブログを見て、孔子のこの名言を思い出しました。「これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり」。現代の日本語で言いますと、「知ったことは知ったこととし、知らないことは知らないこととする、それが知るということだ」になります。

学問をやるときに、正直であることが非常に重要です。わかっていないのに、わかったふりをするのがいけません。すぐにバレます。一流の先生の下で学ぶとよくわかるのです。真実を追求するときに、わかっている範囲とわかっていない範囲をはっきりとさせることが重要です。わかっていない範囲がわからないと、高いレベルの仕事はできません。「ごまかす」ようなことをすると、業界の人に相手されなくなります。自分は日本の一流の研究者を尊敬しています。なぜなら、彼らはいつもどこまでわかっているのか、どこがわからないかをはっきりしています。「適当にごまかす」ことはしません。この研究の姿勢は正しいと思います。

「わかっている」というのは、内容が自分の血肉になっているのことです。質問されたら、すぐに答えられるし、誰かに説明するときに、いろいろな側面からわかりやすく解説できるのことです。「本の中にこう書いてあります」、「あの偉い先生がこう言っています」、「数式がこうなりましたから」などの言い訳は、理解が足りない証拠です。

わかっていないのに、わかっていると勘違いすると、正しい方向に進むことができなくなります。「大発見」とか言って、いろいろな細かいところでごまかしながら、最後に変な結論に至るのがよくあります。ですから、正直になって、自分の「わかっていない範囲」を正確に把握することが重要です。日々勉強して、自分の頭で考えて、「わかっている範囲」を少しずつ拡大していくのが学問への正しい道のではないでしょうか。