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僕が持っている量子光学の本です。このほかに、Loudonの「The Quantum Theory of Light (3rd Edition)」、Gerry & Knightの「Introductory Quantum Optics」、Barnett & Radmoreの「Methods in Theoretical Quantum Optics」、Mandel & Wolfの「Optical Coherence and Quantum Optics」も持っています。これから一年間をかけて、頑張って読みたいと思います。実験をやると言っても、理論がわからないと許されないのです。やはり理論をちゃんと理解した上で意味のある実験をやらなければならないのです。科学の世界では、理解しないままごまかすわけにはいかないからです。

一冊だけ買うなら、おすすめは、松岡先生の「量子光学」(東京大学出版会)です。英語のものが欲しいならば、Mandel & Wolfが一番のおすすめです。何でも詳しく書いてある、しかも、数学背後の物理的意味を重視しています。すばらしいお宝です。Gerry & Knightもわかりやすいですが、ミスプリントが多くて、初心者は気をつけなければならないと思います。Loudonのテキストは定番だとよく言われています。買って損はしないでしょう。しかし、数式が多くて、文章も長く、頭の中にキーポイントを整理するのは結構大変です。

Walls & MilburnとScully & Zubairyはかなり難しい本です。中級者向きでしょう。Barnett & Radmoreは理論家向きの本です。量子光学をすでに学んだ人に計算のトリックを紹介するものです。一方、Bachor & Ralphは実験屋向きの本です。Squeezed statesや量子雑音のことを非常にわかりやすく書いてあります。僕はこの本を読んでやっとsqueezed statesの物理的イメージをつかんだのです!