ついつい楽をして「どこでもドア」を探しちまうんだよなぁ。
お久しぶりで。なまぐさ。ぶうです。
「どこでもドア」か「タケコプター」か・・・
どちらか一つだけ手に入るとしたら、
否。
どちらか一つだけしか手に入らないとしたら。
どちらを選ぶか、これもまた一つの「究極の二択」
うーん。難題だ。
確か、
当時防衛大臣だった石破さんが
「もしもUFOが攻めてきたらどうするか、こうした有事の際の事をちゃんと考えておかないといけない」
とゆうような内容のガチの「防衛論」をぶっかまし、世間様に笑いものにされていた記憶があるが。
俺が思うに(これ↑が記憶違いでなければ)彼の言ってた事はベリーベリー正しい!
(俺の英語の用法用量が正しいかは置いておいて!)
「ありえねぇーだろー」
と笑い飛ばしちまう事態が、もし万が一、億が一、兆が一にも発生した時!
どうする!
「UFOが攻め来るなんてありえねー(笑)」
とか笑ってた連中は残らず
「マジかよー」
と慌てふためき、あれよあれよという間にGo to UFO。
キャトルミューティレーション。よくてインプラント。最悪の場合、まさに想像を絶する地獄へ。(悪い宇宙人はきっとビックリするくらい怖いゾ!)
そんな時、もしも助かるとすれば、それは
「ありえねーだろー」をちゃんと想像できて、その時すべき自分の選択を、覚悟を胸に秘めている人間だ!
だので、ボクも「もしもシェンロンが出てきた時」に咄嗟に対応、いち早く願い事を言えるよう。
「なんでも一つ願いが叶うとしたら何がいいかなぁ~」
と日々真剣に自問自答を繰り返しているのだ!
うむ!「もしも」の備えだよ!
話がそれた。
まぁ、そんななかなか答が出ない問題は難しいのでとりあえず置いておいて、
少なくとも、
「生かすなら恋人か母親か」
「金かプライドか」
「やるかやられるか」
この世に腐るほどある「究極の二択」ってやつには、自分なりの答えを導き出しておいてもいいと思う。
それらはもちろん「究極」にまで絞られた二択であるから、きっと「究極」的にはどっちを選んでも間違いではないのだ。
そこはたぶん単純に、「後は好みの問題」って感じなのだ。(と思う。)
だからこそよーく考えておいても損は無い。
その問題を通して「自分自身」が見えてくる。
さて、
「どこでもドア」か「タケコプター」か
う~ん・・・
難しい問題だけど、たぶん7割くらいの人がものぐさな俺と同じく
「どこでもドア」を選ぶんじゃないかなぁ?
ね。だって同じ目的地に着くなら「どこでもドア」のほうが早いし、労力が少ないものねぇ。
でも、
俺はここでちょいと真剣に考えてみる。
う~ん・・・
本当に「どこでもドア」でいいのだろうか?
「どこでもドア」あれば「タケコプター」いらねぇじゃん(笑)
「タケコプター」を笑い飛ばした君。
本当にそうか??
ここでポイントを整理してみよう。
(今回は「どこでもドア」の大きさ、重さについては考慮しない。そこはまぁポッケから出せるあのイメージでいこう。)
「どこでもドア」
・行きたいところへどこでも行ける。
(言わずもがな、このドアの最大にして最高の能力!)
・どんな距離でも一瞬で移動可能。
「タケコプター」
・自由に空を飛べる。
・どこにでもくっつけられる。
これだけ見るとなるほど確かに、「移動」とゆう点においては「どこでもドア」のほうが性能は上かもしれない。
「遅刻しそうな時」「疲れてる時(めんどくさい時)」など日々の生活の中で活躍する場面が容易に想像できる。
その上「タケコプター」と違って天候に左右されないのも強い。
雨の日、雪の日、強風、落雷、40度の猛暑日でもクーラーの効いた部屋から目的地まで一瞬だ。
そして一番凄いのはなんと言っても「行きたいところへ行ける」とゆうこの尋常ならざる「漠然」とした能力!
月でも火星でも深海でも地底でも、行きたきゃ行ける優れもの!
ただ現実的にはこの能力をフルに発揮する機会はそう無いんじゃねぇか!?とも思う。
なんせ「誰よりも早く!」と火星に降り立っても、息ができない。
「どこにでも行ける」は「どこでも生きていられる」能力ありきだ。(残念。)
そう考えてみると、コレ日常生活においては、「お金」や「時間」を節約、ぶっ飛ばしたり、めんどくささを解消したりするくらいしかメリットは無さそうだ。
それだって「タケコプター」があれば少なからず叶うわけだから、「どこでもドア」特有の恩恵ってのは
本来入れない密室、倉庫とか金庫とかに入れるってくらいかもしれない。
(日々の中に入る必然性のある「入れないところ」なんてものがどれだけ出てくるのか・・・)
むしろ「ドア」の中から「ドア」の外まで数歩とは言え歩かなきゃいけないことを考えれば、
寝たきりのままでも装着して飛んで行ける「タケコプター」だって決して負けてないかもしれない。
例えば引越し。
たしかにどこでもドアは便利だが、あのドアの枠に入りきらないものは結局車で運ばなきゃいけないし(スモールライトが無ぇ!)
数歩とはいえ持ってトアを入るのに洗濯機なんかもかなり重いぞ・・・。
その点「タケコプター」なら洗濯機にくっつけてそれに乗って飛んでけばいい。(服につけて服だけ飛んでいっちゃうパターンが確かあったはずだし、人が飛ぶ為に作られた未来の道具なんだから、仮に体重制限があっても、かなり重いもの、少なくともおすもうさんくらいは運べるはず!)
と、ここまで「どこでもドア派」である自分を自分自身で説得してみようと試みたわけですが。
やはりイマイチ「行きたいところへ一瞬で」の魅力には敵わないかもしれないかも(?)
しかぁし!みなさんっ!
私は気付いた!
だから僕らなまぐさ「どこでもドア派」はダメなのだっ!!と!!
「行きたいところへ一瞬で」
これこそが「どこでもドア」最大の利点であり最大の弱点だったのですっ!!うむ!!
まず、「行きたいところへどこでも行ける」とゆうところ!
これは一見万能に感じますが、どっこい!
裏を返せば「行きたいところにしかいけない」ってことじゃあないですか!
何が言いたいか分かります?
「行きたくないところに行けない」って事を言いたいんじゃあない。
あえて試練のように「行きたくないところ」へ行く事もあるでしょう。補修の授業だって嫌な職場だって「どこでもドア」でいける。
そうじゃない!
「行きたいところにしかいけない」ってのはつまり、
迷子になれない。
思いもよらぬ場所へたどり着けない。
「一瞬で」言ってしまうからこそ!
寄り道できない!
道程にある、発見すべき何かを発見できない!
もし仮に家から学校までの通学を「どこでもドア」で一瞬にして済ませてる奴がいたとして、
はたしてそいつは!
道端に落ちてる一万円札を拾えるだろうか!?
新しくできたカレー屋を発見できるだろうか!?
横断歩道で困ってるおばあさんを助けられるだろうか!?
雨に打たれる捨て猫を拾えるだろうか!?
そして!曲がり角でぶつかった女子と恋に落ちれるだろうか!!?
無理だ!
まったくもってもったいない!
「どこでもドア」にはまったく発展性が無い!
今現在の自分の思考の中から生まれる場所へしか行くことができない!
そこへ至るまでの過程で生まれるはずだった「可能性」を全てぶっ潰しているじゃあないかっ!
そうか。よし。
たとえどんなにめんどくさくとも、俺はこれからは「タケコプター」派になろう。
「なまぐさ」で「結果」ばかりを求めずに、
「旅」を楽しむ男になろう。
大事なのはいかに過程を楽しむかであって、
そこで何を見つけるかなんだ。
もしも
「どこでもドアかタケコプターどっちかあげるけど?」
って青いネコ型ロボットが来たら、
ちょっとだけ「なまぐさ」して「タケコプター」をもらおう。
早くつきたいし、やっぱちょっとめんどくさいから、どっか行く時はそれで飛んでいくけど、
しっかり道を見ながらスピードは控えめで行こう。
それにあんまり高く飛びすぎると空気が薄くて息苦しいだろうから低空飛行だ。
道路に落ちてるお札に気付けるくらいでいこう。
どうだろう。
そこの「どこでもドア」派の君。
君もこっちこないか?
てことで、はい。
久々の更新でどうでもいいことをくどくどと(笑)
「新世界」レコーディングが終わりました。
あとはミックス、マスタリングを残すのみ。
こないだはラジオの収録に行ったり、ようやくフライヤーを作ったりで。
地下活動ってやつですか?地味にせかせか動いてました。
3日、4日の大阪、名古屋を皮切りにまた精力的に外へ出て行きます。
きっとブログもまたそこそこ書くようになる・・・かな(?)
ここまで読んでくれた「長文マニア」な君の為にも、頑張りたいです。はい。