「新世界の神になる」 | えんそくオフィシャルブログ「クラオカユウスケのSeven Rock Days 2」Powered by Ameba

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たまに、半年に一回くらい「読み飛ばし可」ってゆうか、
「知らない人は呼んでも全然面白くない」ってブログを書くんだよね。ぶうです。


今日はそんな「知ってる人にしか分からない」回。


「新世界」繋がりってわけでもなく、
すげぇいまさらなんだけど、
ノベライズされた「デスノート」を読んだ。
「ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件」
当時は結構話題になったやつで、ノベライズしてんのはご存知「西尾維新」だ。
この人、今やその名前にブランド力すら備えるほどの作家だとか。
うーん・・・俺はいまいち「ラノベブーム」からは外れ、大人気だったアニメ「化物語」も途中で見るのやめたから、ピンとこないけど、「戯言シリーズ」や「リスカシリーズ」は一応一通り読んだ。
(俺みたいな生粋のジョジョフリークに嫌悪感を抱かせずにアレを書けるのはなかなかの才能だと思う。むしろ仲間意識が芽生える作りだよな。「おぉ!君も好きかね!」みたいなね。)
で、肝心の小説版デスノート。
面白かった。
原作への敬意もたっぷりで◎
無駄に豪華な作りの本で、でもそれがまたマッチしてて気持ちいいし(ただそれは正直借り物だからであって、自分の物だったらうっとぉしい・・・CDにしても何にしても「定型」が一番好きだ。しっくり片付けられるから。)
この人の作品の魅力って、実は「キャラクター小説」としてではなくて、
さっくり読めて、なのにちゃんと「ミステリー読んだなぁっ!」って気にさせてくれる。
そんな手軽さなんだと思う。
(そうゆう意味じゃ「山田悠介」も同じだけど、アレはダメだ。薄味過ぎる。ハッキリ言って面白くない。)
胃もたれしないのにそこそこ濃い味。
俺は(皆意外に思うかもしれないけども)そこそこの読書家で、純文よりもエンタメ、主にミステリー好きに寄ってるのですが、西尾作品の「パズル要素」と語呂合わせ的な言葉遊びはとてもしっくりきて読み終わった後「納得がいく」感じ。
嫌いじゃない。
俺の心の中の、
忙しい時に「読書欲」にかられたら読むのにちょうどいい作家。
ってとこに位置づけている。


ちなみに、
今は俺の知らない間に出てた「舞城王太郎」の新刊「ビッチマグネット」が読みたい。
(こうしてみると以外と「ファウストっ子」なんだな、俺。)
でも俺のいきつけの本屋には売ってなかった。ちぇっ。
(引きこもりぎみだから、その本屋しか行かないんだ俺は。)


で、そんな「ミステリ好き」の俺に、
今絶好の機会が訪れようとしている。


5/29池袋ブラックホール
えんそく主催(クラオカユウスケ誕生祭)
に是非来てくださいね。
(罰ゲームの女装プリクラもせいぜい売れて欲しいし。)