「ハコブネ、カタルネ」1/4 | えんそくオフィシャルブログ「クラオカユウスケのSeven Rock Days 2」Powered by Ameba

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往々にしてVoは語りたがるもの。ぶうです。


さぁ日付は変わって2月9日。
即効で手に入れた人からすると「銀のハコブネ」発売から早くも一週間となるわけですなぁ(買ってない人はお早めに!)
聞き込んでる人はもう飽きるくらい聞いたはず!
聞いてない人にはこれが「聞いてみたいなぁ」の呼び水になればそれでよし!
てことでちょっと時期的には早いかもしれませんが、今日から始めたいと思います。
以前から予告はしていました「銀のハコブネ」解説の為の特設コーナー(てことでどうしても・・・クソ長くなるかと・・・覚悟せよ!)
ぶう様の「ハコブネ、カタルネ」(全四回予定)のコーナー!!
どんどんぱふぱふ!!


第一回の今日は、シングルA面1トラック目の「ボクラノ、ハコブネ」
タイトルからも分かる通り、今回のシングル「銀のハコブネ」並びに「ボクラノ、ハコブネ」は3月27日のアストロワンマン「キミヲ、ハコブネ」と共に、ある考えを共有して持って作られたものなのです。
で、それはおいおいまた別に語ることにして、
この曲。えんそくの歴史としては結構大事なポジションにある曲だと俺は思うわけです。
まず、何はともあれ、えんそくがIKA氏と稔さんを迎え5人になってからの初音源!!
そして、さっき話したミドプロデュースシングル「イガトラ」、同時に発売されていたジジプロデュースシングル「空は青、大地は桜」、この2曲はそれぞれに素晴らしい曲ではあるのですが、「2枚同時」「個人プロデュース企画」などで、どうも「シングル扱い」としては少し影の薄いような感じ。となると結構な数CDを出して、音源化された曲の多いえんそくですが、その中で堂々と「俺シングルですけど何か!?」と胸を張っていばっている奴は
「this is a pen.」
「少女怪獣バンギャルラ」
の2曲。
故に「ボクラノ、ハコブネ」はすごく久しぶりの「シングル曲」って感じで、だからとっても重要な曲・・・・・・のはずなんですが・・・・・・実は結構さっくり作られちゃった(まぁ作ってきた時のミドの苦悩は知らないけど)感のある曲です(笑)
今回はギリギリまでA面の曲が決まらず、タイトルとなんとなくの歌詞だけできてて、なんか「曲はA面っぽいのがいいよねぇ」くらいで・・・(笑)
で、ユウスケが作ってくる曲とゆうのはなんかカッコイイ言い方になるけど「曲に歌詞が求められてる」って感じで、俺の中である程度歌詞世界が限定されてくるものが多いんです。「この曲はたぶんこうゆう歌詞」ってのが漠然と見えてくる。
でもミドの作る曲はまさに「真逆」!歌詞なんてなにを乗せても成立する感じ。悪く言うと「え?これどんな歌にしよう?」っていつも悩まされる(笑)
だから「こんな歌詞にしたい」ってのがあった今回は好都合だったってゆう側面もあるし、
前回のCD「東京行き」がガッツリ「クラオカ色」が出たCDだったので、じゃあ今回は。みたいなとこもあったと思う。
実はアレンジ前のデモ段階ではもっとPOPな印象だった。
スタジオでみんなでアレンジしてくうちにまたちょっと変な曲に(笑)
でも結果、色々なカラーのあるえんそくだけど、そのえんそくの全体感を代表して表すような「いかにもえんそくのシングル」っぽい曲にできあがったと思う。
えんそくってバンドはたぶん1曲だけ聴かせて「えんそくってこうゆう感じ」ってのが説明できないバンドだと思うんだけど、この曲のおかげで今回の「銀のハコブネ」は名刺代わりのCDとしてすごく機能しそうな感じがするね。
その上「ボクラノ、ハコブネ」は今までの「えんそくらしさ」を詰め込んだだけにとどまらなかったのがすごく気に入ってるところで、新生えんそくの一発目としての役割も見事に果たしていると思う。
初めての試みで、楽器で作る音以外の外の音源素材をいじって使ったり(これに関してはIKA氏がイメージ通りのものを用意してくれて、すごく頼りになった)ボーカルのハモリも今まではあまり重要視してなかったけど今回はふんだんに入れたし。
歌詞に関しても今までやったことなかったポエム的な感じにしたくて(これはもう露骨にある友達もバンドのライブを見た影響があって・・・まぁポエム的になったかは分からないけど)なんだかAメロとか分かりにくい感じになったなぁと(笑)でもきっともっと抽象的でもいんだろうね詞って。俺は「分かってもらいたがり」なのでそゆゆうのなかなか難しいです。
「誰も私を理解してくれない」ってひとりぼっちの時「真っ暗な夜」にまわりに明かりの少ないところで、真上に輝く星空を見上げながら聴いてもらうと、なんで俺が「ハコブネ」ってテーマを持ち出したのか分かってもらえるかもしれない。
涙を流しちゃダメだ。
この歌詞。これだけが本心の全てではないけど。本当の俺の深いところで思ってることの一番大きいところが出てると思う。
「こんなに頑張っていいと思うことをやってるのになんで認められないんだろう?」
「俺が間違ってるのか世界が間違ってるのか」
「俺は俺を理解してくれる仲間だけ大切にできればそれでいいし!」
みたいな、限りなく中2な(笑)
まぁそれだけじゃダメだけど。ホントにそう思うから。
意外と現実見たくない子供な部分があるんだ。「俺の事いらないならじゃあいいっ!」っていじけちゃう(笑)
で、一人でも別にいいけど。仲間は大勢のほうがもっといいに決まってる。
でしょ?

あと、「そんあ普通に生きててそれだけで幸せなんて平和な感性に生まれてきていいですね」って皮肉なんだか羨ましいんだかわかんない感情もある(笑)


けどなんにせよ、この歌詞を読み返すと、今早くも「アレ俺成長した?」って思う。「ちょっと違うよなぁ(笑)」って。なんてガキか。と思う。
けど。たとえどんなに成長して考えが大人になっても、この本質は変わらないだろうなぁとも思うんだよね。


ほらね?
なんとなくワンマン「キミヲ、ハコブネ」でやりたい事、言いたい事が見えてきたでしょ?
今までのワンマンとは明らかに違うのです。
やってる事は一緒でも、「ただ楽しい事だけをしていたいし、皆にも楽しくいてもらいたい」とゆう、これだけじゃあない。
俺が持ちたいのは「疎外感」じゃなくて「選民意識」
皆にも持ってもらいたいのも「疎外感」じゃなくて「選民意識」
そうすれば世界が新しくなると思う。
もっと笑ってばっかいるためにね。


てことで「ハコブネ、カタルネ」第一回はさんざん語って、今日はここまで。
頑張って全部読んだ君はえらい!!
次回も期待してて下さい。