アンサンブルマタン、第9回公演が無事終わり、早くも4週間たちました。
先日やっと打ち上げも終わり、今は全てが昇華した晴れやかな気持ちです✨
ダンスダンスコンサート、とタイトルを付けたものの、
自分たちが踊るの？それとも踊る人をゲストでお呼びするの？
え、そもそもクラシックって踊れるの？？
どー－－－するの？？？？と悩む期間が長々とありました。
試行錯誤の中で生まれたコンサートはこんな感じになりました❣
「カルメン組曲」
世界で一番愛されているオペラ「カルメン」はスペインの踊りのリズムをたくさん使用しています。
そんな踊りのリズムを楽しんでいただくには・・・
「ワイプ芸」＠アラゴネーズ
山口さんが叩くタンバリンをスクリーンで映しました。
タンバリン叩く様子が直接観れるのは向かって左側に座るお客様だけなので、
会場全体の皆さんが見えるように安川さんがカメラを仕込んでいました。
（パワポがどーのこーの言っていました・・・IT妄想力）
安川さんてば何者？
ハバネラでは、フラメンコダンサー稲葉晶子さんの踊りの動画をご覧いただきましたよ。
実は、稲葉さんは橋本さんのいとこさんなのです。
そして
「一緒に踊れる動画」＠闘牛士の歌
小さなお子さんから大人まで椅子に座ったまま踊れる簡単な踊りを用意しました。
簡単すぎる方には難しいバージョンもご用意♪
便宜上用意した指揮の動きをマネして下さった方もいましたね。
そういえば指揮も踊りみたいですね。
ちなみにこちらは橋本さんご本人！
山口さんが「ゆうこさん、闘牛士になったらどう～～💛？」
と思いついてしまったからです。（大阪人の妄想力）
「かんたんボディーパーカッション」＠茶色の小瓶
悩みに悩んだボディーパーカッションは
小さなお子さんもできる内容でかつ「アンサンブル感」を楽しんでもらえるような内容になりました。
切羽詰まるとメンバーの誰かの頭に何か振ってくる・・・・
冒頭の写真は会場全体でボディーパーカッションを楽しんでいる様子でした☆
「回る」＠剣の舞
アンケートで一番人気だったのはピアノ連弾による剣の舞です。
大迫力の演奏ではピアニストのお二人が立ったり座ったり、最後には回ったり！！
第1部終了後、その素晴らしい様子を会場全体の皆さんにも見てもらいたいね、と言うと、
休憩時間に先ほどのワイプ芸のカメラを使って
ちゃちゃっとスクリーンに映し出すようセットする安川さん。
・・・・だから何者？！
そして、「運ぶ」＠ラベルのボレロ
真面目に演奏していたのに、山口さんが突如何かを運んできました。
どうぞって言われても・・・・
橋本さん、それはピューピューおもちゃだよ、演奏できないよ、鳴らないよ？
ま、瓶なら演奏できるのか？という話ですが。
出来ましたね？一応。
見守る橋本さんのまなざしが生暖かい。
コンサートも終盤、シングシングシングでは会場は一気にダンスホール化！
阿波踊りも名手たち（飛び入り！！）のおかげで
踊ったことのない方でも楽しく踊れました！！
名手の踊りは指の先まで美しいですね✨
そういえば赤ちゃんはぐずっているところをそのまま抱っこしても反応がいまいちなのに
抱っこしたまま揺れると喜びます。
リズムに乗って揺れると、それは踊っていることになる・・・？
なる！
実際第2部では、ホールの空いたスペースで何組かのお客様が自然発生的に踊っていました。
こちらが仕込んだタイミングでなくても、です。
生の音楽を聴く、楽しいリズムを耳にする、座っているだけではつまらなそうにしているわが子がいる、
踊っても大丈夫な雰囲気のコンサート、
だってタイトルは「ダンスダンスコンサート」、あなたはきっと踊りたくなる🌀
これはもう踊っちゃうでしょう！！
私たちが随分と悩んだ音楽と踊りの関係ですが、
そもそも音楽と踊りは同時に生まれた兄弟のようなもの。
そして人間の身体から生まれた音楽と踊りは、
人間が生まれた時から知っている喜びの1つなんだと実感しました。
小さなお子さん連れですと普通1分でも早く外に出たいでしょうに、
今回アンコールをリクエストして下さったのも驚きましたし、大変うれしかったです。
（マタンのコンサートは45分公演ですが、毎回本当にきっかり45分丁度で終わるのです！）
アンサンブルマタンのみんなでコンサートシリーズは今年で第9回。
第１回を始めた時からの目標であった10回公演まであと1回。
来年がついに最終回になります。
2023年12月3日。
皆さんどうぞ、手帳にメモしてくださいね！
会場でお待ちしています！
アンサンブルマタン
https://twitter.com/ensemblematin