先日まで、フランソワ・トリュフォーの映画『華氏451』を見ていました。
充分満喫したので、今晩から『ロシユフォールの恋人たち』を鑑賞しようと思います。

そして。
最近は、通勤中にストラヴィンスキー全集を聴いています。
全部で22枚!
毎日一枚ずつ聴いても2週間はかかってしまいますね。

と、実は。

これらは、お客様たちからお借りしているものなんです。


話をしていて。
「僕はゴダールよりトリュフォーの方が好きですねぇ」と言うと、まだ見てない映画を貸してくださったり。
「ストラヴィンスキーの本読んでるんですけど、知らん曲もあって」と言うと「全集あるけど聴きます?」と持って来ていただいたり。
「シェルブールの雨傘は見たんですけどねぇ」とぼやくと、お客様が廃盤のDVDを持っていたりと。

有難いことに、いろいろ繋がっていきます。

ちなみに僕のライブラリーからは、コクトー自身吹き込みのCDと映画『美女と野獣』。
ジャック・タチのDVDボックス、G.オーリックのCDを貸出中です。
(注:当店ではお取り扱い出来ないものばかりです)

アンサンブルはフランス文化・音楽を通じたつながりが、広がりつつあります。
「~交流会」みたいな事、出来たら楽しいでしょうね。

 

店主のひとりごと。


「プーランク」について何か知りたい方には、全然役に立たない内容です。

あらかじめ、ご容赦くださいね。

さて、先日から「プーランクは語るー音楽家と詩人たちー」(筑摩書房)という書籍を読んでいます。

 


この本は、残念ながら絶版になっていて、店主は持っていないのですが。
プーランクが大好きなお客さま、Fさまにお借りしました。

フランシス・プーランク(1899ー1963)はフランスの作曲家。
20世紀初頭にはコクトー、サティを中心のもと、「フランス六人組」と呼ばれたメンバーの1人でした。

彼の音楽は、まさに「軽妙洒脱」という言葉がピッタリとくる耳心地の良い音楽を多く作曲しています。
もちろん《スターバト・マーテル》や《黒い聖母へのリタニ》などの宗教的感情も無視できませんが。

こちらの著書「プーランクは語る」は、インタビュアーの質問に彼が答えていく、ドキュメント形式となっています。
まだ読んでいる途中なんですが。

店主が気になるのは、やはり20世紀前半。

第二次大戦までのパリの状況を描写する場面には、心を奪われてしまいます。

この時代(今もそうですが)。

メルティング・ポットの街パリでは、いろんな分野の芸術家たちや、様々な国の文化も入り交じって、一つの時代を作っていました。
ピカソ、ローランサン、シャネル、ヘミングウェイ、マックス・ジャコブ、コクトー、ストラヴィンスキーなど。
ひとつの時代、場所として、非常に密度の濃い文化が花開いていたのです。


このようなことに興味がある方は、以下の著作がおススメです。

店主も繰り返し、読んでいますよ。

(当ショップでお取り扱いはありません。)

海野弘著「1920年代の音楽 (音楽の万華鏡)


ウィリアム・ワイザー著「祝祭と狂乱の日々―1920年代パリ


とにかく。

僕には、とても、エキサイティングな時代に映ってます。


モンマルトルやモンパルナスのキャバレーやカフェ。

友情や芸術的嗜好など、様々な理由で交りあう人々が生み出す「狂乱の時代」。

知れば知るほど、興味がつきない時代です。


この時代のフランスへ、片思いをし続けています。

世の中には「音楽学」という分野があります。

「音楽」という狭い世界で、そのさらにせま~い領域にあります。


一般的に例えると美術史みたいな感じですかね。
歴史だったり、様式史や美学、社会学、民族音楽など、さまざまな分野が広がっています。

私も一応、その分野の端くれで、オーソリティな楽曲分析をしています。
研究対象は、もちろん、フランス音楽です。

楽譜を上下逆に、左右反対にしたりして頭を抱え、悩み、音楽の構造を明らかにしようと奮闘しています。

こんな感じで、楽譜にいっぱい落書き(!?)します。

 

 

雑誌「リシェ」にENSEMBLEを掲載していただきました♪
2月5日発売、3月号です。

 

 

今回のリシェは雑貨屋さん特集・・・ではなく。
関西の美味しいランチのお店がぎっしり詰まっています。
眺めているだけでお腹が空いてきます。

そのなかの「ランチ後のお楽しみ」というところに掲載していただきました。

 

ぜひ、書店で手にとってみてくださいね。

今日は、ビュバーのご紹介です。

 



ビュバー(Buvard)とは、フランスの「インク吸い取り紙」のこと。
大きさは、だいたい20×15センチくらい。

万年筆が主流だった時代に、出過ぎたインクを取ったり、書いた後にじまない様に紙に押し付け、インクを吸い取るために使っていました。

もっと時代を遡ると、書き終わった用紙に砂をかけていたようです。
映画で、そんなシーンを見たことがあります。

1950~60年代。

フランスでは、「ビュバー」にメーカーが競ってデザイン性の高いイラストを入れ、広告としてノベルティで配ってました。

だから、カワイイものや面白いデザインのものがたくさんあります。
フレームに入れて、インテリアとして飾ったりするのも、おススメです!
 

 

「こんばんは~」と2人のキュートな女性がご来店。


「みずのまりも」さんと「五月エコ」さん。

アコーディオン奏者として活躍されています。
有難いことに、度々足を運んで来てくださいます。

3人でジャック・タチの映画音楽話で盛り上がり。


今日はエコさんが楽器を持っておられたので、「ぜひ聞かせて!」とリクエスト。

 

アコーディオンの音色が、ココロのなかに染み渡りました。

楽しいひと時を、ありがとうございました!

通勤中に、本田勝一著「日本語の作文技術」を読んでいます。

我が家の本棚から、手に取りました。

 



1976年初版なので、もう30年以上前の著書です。
でも、僕にとって役に立ちそうな事が書かれいます。

振り返ってみると。

お恥ずかしながら、日本語をキチンと勉強したことがありません。
卒業論文や修士論文を書いたときに、ウンベルト・エコ著「論文作法」やR.J.ウィンジェル「音楽の文章術」などは読みました。
でも、これらは文章を書く「方法論」について書かれているのであって、「日本語を勉強する」という事とは、全然別ですね。

あとは、今もこうしてブログを書いていますが。

せっかく読んでいただくのであれば、少しでも、分かりやすい日本語で書きたいと思っているからです。

読み始めたばかりなので、まだ期待しないでくださいね!

本日、フランス童謡の絵本のような楽譜を追加しました。



いくつかカートで童謡集をご紹介していますが。
童謡のことをフランスでは「Chanson enfantine(シャンソン・アンファンティーヌ)」と呼びます。

「シャンソン」と聞くと、日本ではピアフやバルバラ、アズナーブルなどの歌手を連想しますが。
ただ単に「歌」全般のことを指します。

だからその後に「シャンソン・ポピュレール(ポップス)」や「シャンソン・クラシック」など形容詞がついて、ジャンル分けされます。

大まかに言うと、童謡やわらべ歌は「シャンソン・アンファンティーヌ(子供の歌)」、
「シャンソン・トゥジュール(いつもの歌)」などと書かれていることが多いです。
日本でも有名な曲だと「フレール・ジャック」「月の光に」「アヴィニョン橋の上で」などがありますね。

歌詞には、それぞれ筋があったり、物語となっているものもあり。
それが、今回ご紹介したような、絵本のような楽譜の出現となるわけです。

また他には、アンデルセンやグリムのように、隠語的に残酷な歌もあったりします。
これは歌って聞かせていた子守が、女中や下女といった身分で、歌に風刺を入れ込んだり、大衆の歌が童謡に転化したり、といった出自があるようです。

ご紹介している楽譜は、もちろん子ども向けに出版されていたものですが、今となってはまるで絵本のように楽しめます。
楽譜としての価値よりも、挿絵やデザインの可愛さが目を惹きます。
さらに古くなった紙質も相まって、暖かい愛着のある表情をしています。

こんな楽譜を使っていた子どもたちも、もうお婆さんやおじいさんになっているはず。
でも、記憶のなかで小さい頃の思い出とともに、孫や子どもに歌って聞かせているのかな?
と眺めて想像していると、何だかとても温かな気持ちになれます。

 

商売繁盛を祈願するため、初めて西宮神社へ。

 

「ちょっと寄って、おみくじくらい引いて帰ろう」と軽く思ったのが大間違い。
神社の入口から本殿まで40分!!
人、人、人!!!!

 

でもまあ無事にお詣りを済ませて、
帰り際におみくじを…。
…凶…(ToT)

このままじゃ帰れまいと2回目…
…大吉…(*^^*)

仕事サボってたら凶になるよ。

運は自分で切り開けよ。
と。

自分に都合の良い解釈とすることにしました!

 

木曜の夜は、フランス語のレッスンに通っています。
僕は短期留学しかしてないので、語学力はかなり怪しいのです。

今の授業内容は。

何回レッスンを受けても、決して自ら使うことの無い、接続法のお勉強。

普段は「だから~(donc)]で全部済ましちゃうし。
頭が勝手に避けちゃうんですよね。
「今年こそは、仏検を受けよう」と、クラスメートと話してるので。

もっとレベルアップしないと!