♪第13回定期演奏会 -Re-♪
10月25日(日)
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
参加者
S:5 A:3(4) T:3 B:4
指揮者
伊東先生
千原先生
松本先生
樽井先生
譜めくりさん
ついにやってまいりました演奏会♪
今年は大阪、しかも梅田のど真ん中!
アクセス抜群!しかも何と言っても美しい!響きもとっても良い!ということで1年前より計画し準備を進めてきました。
日頃、地元和歌山を活動拠点としている私たちにとっての悩み“集客が大変”という部分で、今回このフェニックスホールでの演奏会は念願であったわけです。もちろん和歌山で演奏会を開催してもたくさんの皆さんにお越しいただけるのですが、ミカニエの演奏会は県外のお客様が8割を超えることも多く、そうなってくるとやはり「アクセスの良さ」というのもお客様にとっては来たいと思っていただける重要な要素なのですよね…。
さて、昨年開催させていただけることが決まってから多くの皆様に来ていただきやすいことに胸躍らせ準備を進めてきました。
しかしながら、今年は世界中で歴史的な新型ウィルスの大流行となり、3月のSpecial Concert以来すべてのステージが中止・延期となってしまいました。リモート練習をしながらではありましたが、対面での練習再開は6月中旬にようやくということ、また情勢もなかなか読めないことから開催可否については熟慮いたしました。
ホールへも複数回赴き、入念に打ち合わせをしながら、対策をできる限り行いつつ実施することになったのでした。
※よくお問い合わせいただくので簡単にご紹介します。もちろん完璧というものはありませんので参考程度にしてくださいね。
《演奏会当日》
・客席数を本来の301席から全席指定の約100席に限定(最終的に当日までにはホールの席数制限は解除されましたが、お客様に安心して鑑賞していただくために、席数は減らしたままにしました。)
・歌い手同士は2m、歌い手から客席までは5mの距離を確保
・プログラムを通常よりも短縮し、ステージ毎に全扉開放および10分間の換気休憩を設ける
・休憩毎の出演者の手洗いうがいの徹底
・楽屋等の換気の徹底、密集の回避
・移動中だけでなくリハーサル中もマスク着用の徹底
・楽屋での密集を避けるため、衣装替えを行わずに小物の変化等で雰囲気を変える
・集合写真撮影の中止(今回写真の公開が少ないのはそのためです)
・お客様にも常時マスク着用と検温にご協力いただく
・チラシ、チケット、パンフレットを全て電子媒体のみで制作
・終演後のお見送りの自粛
・レセプション、打ち上げの廃止
当たり前だったことが当たり前にできなくなったことに少し寂しさを感じましたが、新しい合唱演奏会様式を模索する良い機会と前向きに捉え、その一つとして初のライブ配信を実施!
4Kカメラ5台による生中継で、会場に来られないお客様にも、臨場感溢れる美しい映像で演奏会をお楽しみいただきたく、ライブ演奏とライブ配信を行う“ハイブリッド演奏会”として開催いたしました。
この状況の中で演奏会を開くことができ、聴きに来てくださるお客様、ご自宅でご視聴してくださるお客様が多数いらっしゃること、そして憧れのフェニックスホールで演奏できるという喜びをひしひしと感じ、素敵な1日にしたいとの思いが高まっていきました。
リハーサルでは、1年前から楽しみにしていたフェニックスホールの舞台に初めて立って緊張したのか、オシャレさに圧倒されたのか、妙に力が入りすぎてしまう傾向が多く見受けられました。
合唱祭、宝塚、たのうた、コーラスフェスなど本番機会に恵まれていた例年とは打って変わり、7ヶ月ぶりの本番でしたので、ステージ上で演奏する感覚を掴むのにも少し時間がかかったのも一因です。
力みすぎると客席にきれいな声が届かないだけでなく、歌い手の体力も不必要に消耗してしまい、何も良いことがありません。
響きの良いホールなので、もっと会場の響きを感じながら力まず柔らかく歌うことを心がけるよう何度もご指導いただきました。
17時までまだまだあると思っていたのにあっという間に時間が過ぎ、開演時間を迎えました。
会場のお客様だけでなく、全国各地でご視聴くださっている皆様に見守られ、第13回定期演奏会 -Re- のはじまりです!
荘厳のコラール、愛しみのアリア
合唱とピアノのためのコンチェルティーノ
指 揮:阪本 健悟
ピアノ:千原 英喜
上皇、上皇后両陛下が震災被災地に寄せる思いをお詠みになった御製、御歌に千原英喜先生が作曲された作品。
千原先生が何度も楽譜を改訂され、その度に作品の美しさに惹きこまれていたのですが、千原先生からは「他人事みたいな演奏」との厳しいお言葉をいただくなど、直前まで表現に苦戦しました。
本番では千原先生の魂がこもったピアノ演奏に導かれ、精神性の深い演奏ができたように思います。
ベートーヴェン名曲集
指 揮:阪本 健悟
ピアノ:松本 望
ロマン派の楽曲を日本語の合唱曲として歌う名曲集シリーズ第4弾!
今回は生誕250周年を迎えたベートーヴェンの作品にチャレンジしました。
3曲中2曲は、原曲には歌詞がないピアノ作品。
誰もが一度は聴いたことがあるであろう超有名な作品なので、歌詞がついた作品にも魅力を感じていただけるよう、情感を込めることを意識して演奏いたしました。
松本望先生の美しいピアノとコラボレーションしたベートーヴェンの世界、お楽しみいただけましたでしょうか?
合唱ポップス Vol.2
指 揮:阪本 健悟
ピアノ:松本 望
昨年の演奏会で初演した「私はちっとも悪くない」からスタート。
ユーモア溢れる作品でお客様の反応も良く、会場の雰囲気が一気に柔らかくなりました。
その後は今回が初演となります2作品をお届けしました。
「流れ星に乗って」は、ステージの後ろの遮光壁を開け、梅田の夜景をバックに演奏しました。
この演出はフェニックスホールで演奏会を開く醍醐味であり、この演出がしたいがために開演時間を17時に設定したので、どんな風に夜景が見えるのか、メンバーもわくわくの瞬間!
天候にも恵まれ、きれいな夜景の中での演奏が叶いました。
ステージの最後には、松本先生が編曲された「ひとつだけ」をステージアンコールとして演奏。
松本先生からご指示のあった「矢野顕子と忌野清志郎になりきってとにかく明るく歌ってほしい」を実現すべく、演奏音源をたくさん聴いて研究を重ね臨みました。
本番では研究の成果と会場の温かい雰囲気に助けられ、アンコールらしく明るい演奏ができたのではないかと思います。
《委嘱初演》
みなづきみのり“若き芸術家とのダイアローグ”による混声合唱とパーカッションとナレーターのための
エスノ・ラップ・ミサ より
指 揮:伊東 恵司
ピ ア ノ:千原 英喜
パーカッション:樽井 美咲
最後のステージは、打楽器やナレーション、掛け声が熱く飛び交う大団円。
2018年に200人もの大人数で男声版初演がなされた作品を、混声版で初演いたしました。
男声版の初演時と比べると人数は大幅に少ないですが、負けず劣らずの情熱で歌い上げました。
樽井先生の力強いパーカッションにも鼓舞され、最後のステージにふさわしい魂のこもった演奏ができたのではないかと思います。特に終曲冒頭のアカペラでは、会場が一体となって響きの中で粛々と時に激しく時に静謐な音楽に、大団円に向かっていくのをまさに全体で感じ取れる演奏となりました。
2020年の本番を締めくくる演奏会。
これまでとは異なる状況の連続でしたが、こうしてたくさんのお客様にお聴きいただき無事に終演させることができました。
ご来場いただいた皆さま、配信をご視聴いただいた皆さま、そして本演奏会の開催を応援してくださいました全ての皆さまに心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
早速来年の演奏会は2021年11月23日、エブノ泉の森ホールに決定しております!
今後とも、Ensemble Mikanierをよろしくお願いいたします!
本日のブログ担当 : K
和歌山で合唱しましょう!
Ensemble Mikanier(アンサンブル・ミカニエ)
https://www.mikanier.net