5月4日(金) 9:00〜
@たまゆらの里&みさとホール

参加者
S:5 A:6 T:3 B:4
指揮者

練習曲
Christus factus est
Zum Abendsegen
「うみ・そら、神話」より
1.魚はかつて、人はかつて
2.正義ナド
3-a.それはむかしの
3-b.うみ・そら、神話
「わたくしという現象は」より
1.わたくしという現象は(春と修羅・序)
2.新しい風のように、爽やかな星雲のように
3.エピローグ:なつかしき地球はいずこ


合宿2日目です!
朝の部はパート練習から。「わたくしという現象は」より“1.わたくしという現象は”と“2.新しい風のように、爽やかな星雲のように”の音とりが中心でした。



同じ日本語の曲でも、「うみ・そら、神話」とはまた一味違うものの、こちらも千原先生の壮大な世界観を味わうことのできる組曲です。
宮沢賢治の詩の奥深さも味わいながら歌えるようになりたいですね!

アンサンブルでも、まずはこちらの2曲を歌って全体像を見てみました。
まだまだ追いかけるのに精一杯ですが、千原ワールドの魅力がたっぷり詰まった曲を、これから存分に楽しみたいと思います♪

続く「Zum Abendsegen」の練習では、せっかくの合宿、いつもと違うことをやってみよう!ということで、団員による指揮で練習を進めました。



この曲はパート毎に独立した旋律を歌う構成が特徴ですが、タイミングは違うものの、高声同士、低声同士で旋律が同じ部分があるので、試しにタイミングを揃えて歌ってみました。お互いをよく聞いて、声が揃うように。
それに対し、後半で全パートのタテが揃うところでは、もっと「ここで揃ったよ!」という変化を見せるとともに、子音の処理をきちんとして、揃えるよう意識して歌いました。



団員による練習のあとは、指揮者の指導で総仕上げ。
旋律を追いかけて入ってくるパートはしっかり主張して歌うこと、すべての言葉を全力で歌うのではなく、大切な言葉のあとはふっと力が抜けた余韻のようなものを感じさせること、など他の曲にも応用できそうなことがたくさんありました。
また、この曲の最後のソプラノの動きは内声によくあるメロディーラインで、日頃このような終止をすることがあまりないソプラノが、そこをどう決めるかがキーになるというお話でした。がんばります!


お昼休憩を挟んでから、パート毎に「わたくしという現象は」より“3.エピローグ:なつかしき地球はいずこ”の練習をし、こちらもアンサンブルで通してみました。
その際指揮者からもあった話ですが、当時まだ月にも行っていない時代に、宮沢賢治は宇宙から地球を見ているこの詩を書いたのです。本当にすごい人だったんですね…壮大な世界観、千原先生とも通ずるものがあります。

その後、「うみ・そら、神話」の“1.魚はかつて、人はかつて”から“3-b.うみ・そら、神話”までを通してから再びパート練習に移り、気になったところやもっと深めたいところをそれぞれ練習しました。
ソプラノでは“3-a.それはむかしの”を中心に練習し、特に前半の音符が細かいところをどうスムーズに歌うかを研究しました。
3回繰り返される「まだ」という言葉のmの鳴らし方や、「うまれてなかった」という言葉のニュアンスを表現するための工夫を話し合い、いろいろ試しながらやってみました。
結果、自分たちとしてはややすっきりとした歌い方を発見!まだ百発百中ではないですが、いつでも良い感じで歌えるように、しっかり復習して身につけましょう!

パート練習後は、いつもと違うことをやってみよう第2弾!で、ステージと客席全体に散らばって“3-b.うみ・そら、神話”を歌ってみました。
よく響く広い空間だからこそできる試み。同じパートの人が隣にいないという孤独感を感じながら、いつもよりはっきりと聞こえる自分の歌声を聴くことで、まだ音程が怪しいところや自信のないところが浮き彫りになりました。

さらに、今度はバラバラになった上に常に歩き回りながら“2.正義ナド”を。
途中、その言葉はもっと子音を出す、強く歌い出すところの直前にある休符はその休符からボリュームアップして準備する、などの指摘をいただきながら、ホール中を歩き回って歌いました。
このように同じパートの人が近くにいない状態で歌うことで一人ひとりの責任感を養うと同時に、普段隣で歌っている人との信頼関係やパートとしてのチームワークを高めていけたらいいですね。

最後は再びいつもの並びに戻ってアンサンブル。

“2.正義ナド”は似たメロディが繰り返し出てきますが、それぞれ与えられた和音によって受ける印象が異なります。
前半の「正義ナドアルモノカ」の部分は攻撃的な、怒りに満ちた雰囲気。
それに対して「言葉ナド信ジナイ」の部分はやや憂いを帯びた、きっと一度は信じたけど裏切られたんだろうな、とも受けとれる雰囲気になっています。
このような、和音から受ける印象や、歌っていて感じるニュアンスを、歌い手である私たちの方から出していけるようになるとイイネ!とのことでした。
ただ書いてある音をなぞるのではなく、どのようなイメージを持つことができるか、お互いに発信して擦り合わせることで更に質のいい音楽に出来るかもしれませんね!


お昼の練習を終え、夜はお待ちかねのBBQ!!
美味しくたっぷりと楽しんだBBQの模様はこちら!





美味しいものでエネルギー充電!
合宿も残り1日となりました。
最後までしっかりと、思う存分歌います♪


本日のブログ担当:森田

和歌山で合唱しましょう!
Ensemble Mikanier(アンサンブル・ミカニエ)
https://www.mikanier.net