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正木明1の1(はじめ)

八十歳(2014)になって、「老いのうた」のタイトルで詩作を始めました。すっからかんの音と色と詩と・・・・・・・

 

              

              「天空の下のベンチで」

 

      遠い とお--い の 遠くから

      やって来た 僕は いま

      電車の通らない 終着駅に 

      立っている

      

      電車の通らない 踏切は

      近くのトンネルを眺めながら

      日向(ひなた)ぼっこだ

 

      僕は終着駅の 小さな木のベンチに座って

      うつら うつら する

      うつらうつらする 僕は

      どんどん どんどん 小さくなって 芋虫になる

      小さなベンチは

      どんどん どんどん 大きくなって 拡がっていく

      気持ちの いい風が吹いている

      ふと

           お地蔵さんの足は 「あんよ」で

           観音様の足は 「おみあし」 だ

      何故だろう と 思う 

      その 清潔な疑問が 僕の心を限りなく かるくする

 

      足音がする 誰かが やってくる

      僕がいるベンチに座るようだ

      やってくるのは 僕?

      僕が 僕をつぶす?

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      僕の僕は どんどん どんどん小さくなる かるくなる

      僕は うつら うつら する

 

              記

              3月5日より20日間程左肩激痛続く。激痛収まるが、左手上がらず........。