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正木明1の1(はじめ)

八十歳(2014)になって、「老いのうた」のタイトルで詩作を始めました。すっからかんの音と色と詩と・・・・・・・


              「鴉」


     十(とう)の太陽を 射おとしに

     旅立った 十羽の 鴉の中の

     生き残りの一羽の鴉の 子孫の傍系の

     子孫の一羽の鴉が

     僕の頭の 上にとまって

     「かあぁ」 と 鳴く

     生き残りの一つの太陽に向かって 飛び立つ

     勇ましくも かなしい一声だ