管理栄養士の川目ゆかです
blogをご覧いただき、ありがとうございます!
今、アレルギーになる子どもが多かったり
夫もストレスなどで皮膚疾患を起こしたり
私も大人になってから花粉症を発症しました
そんな風にして、アレルギー疾患が
この10年程で急増しています
その原因がリーキーガット症候群である
可能性が高いとも言われています
リーキーガット症候群って、ご存知ですか?
栄養素(糖質・タンパク質・脂質)は
小腸から吸収されて血液に入ります
※食道から入り、小腸に至るまでに食べ物は
小さな分子に分解されていきます
※野菜や果物、オリゴ糖は大腸から吸収です
(引用元:ニュートリー株式会社)
小腸には小さな穴があって、この穴から
栄養素や水を取り入れますが、タンパク質・細菌
・ウイルスなどの大きな分子は通過させません
小腸の小さな穴が大きくなると
分解されない大きな分子(タンパク質)や
毒素・細菌・ウイルスが通過してしまいます
これがリーキーガット(腸もれ)です
リーキーガットになると、異物が体内に
侵入したということで、この異物を撃退する
ために、免疫系が働いて炎症がおこります
リーキーガット症候群になると
発赤・腫れ・湿疹・痒み・下痢・便秘・腹痛
・吐き気・嘔吐・イライラ・不安・うつ・
意欲の低下・集中力の低下・免疫力の低下・
肌荒れなどおこります
何がリーキーガットを引き起こすのか?
小腸粘膜の特徴として
小腸では高速で新陳代謝が起こります
(細胞が2〜3日で入れ替わる)
この高速新陳代謝を担うのが
腸内細菌(腸内フローラ)です
この腸内細菌には
○良いことをする細菌 (善玉菌:3割)
○悪いことをする細菌 (悪玉菌:1割)
○何もしない最近 (日和見菌:6割)
と、おおまかに3つに分けられます
このバランスが崩れた時
小腸粘膜で古い細胞が抜け落ちた後に
入れ代わる新しい細胞の誕生が間に合わない
そうなると腸の穴が大きくなります
この時に、分解されていない分子や
毒素・細菌・ウイルスを通過させてしまう
ことにより引き起こります
では、何が腸内細菌のバランスを崩すのか?
については
また次回書きたいと思います