こんにちは、縁力です。


今日はどうしようもない人生の窮地に奇跡が起こる理由についてお話します。


成功者達の自叙伝を読むと必ず、成功する前に何度も人生の窮地を味わっていることがわかります。


「もうお金がつきて、来月の支払いが・・・」

「不治の病におかされて、あと何カ月命が持つか・・・」

「仲間に裏切られて会社のお金を持ち逃げされた・・・」


どれもこれも、普通に考えたら「もうダメかもしれない・・・」と言わざるをえない厳しい状況です。


しかしそんな人生のどん底と呼べる状況の中、彼らは奇跡を目の当たりにし、その困難を乗り越えてしまうのです。


言うまでもなく、その先に彼らは真実の豊かさを手に入れることになります。


ではそのような窮地に限って奇跡が起こるのはどうしてでしょうか?


僕は人生の出来事、現象一つ一つにはそこから学ぶべきテーマが隠されていると考えています。


人は様々な学びをするためにこの世に生まれてきて、人生の様々な出来事を通じて成長していくという考え方です。


ですから、どんな現象においても、本人がその裏に隠されている学びのテーマに気づいた時、その現象は存在する必要がなくなり、その人の目の前から消えていきます。


結局、気がつけばいいのです。


しかし、人間はなかなかすんなり気づくことができません。


自我が素直に気づく事を阻害してしまうのです。


だからよっぽど辛い状況でないかぎり、素直にそこから学ぼうとしません。


それが人間というものです。


しかし目の前の現象がその人にとって辛い状況であればあるほど、人は素直にその原因を自分の中に探し、そこから学ぶことができるのです。



窮地に立たされたことでその人が深く自分と向き合い、学ぶことで現象が激しく変わる、それを人を奇跡というのです。


僕自身も奇跡と呼ばれる経験をしています。


それは僕がアトピーを治したくて、膨大な時間とお金と労力を使っていた時でした。


「なんで自分だけがこんなに苦しい目にあわなければいけないのか?」

「神様がいるのなら、こんな僕にお金をくれてもいいんじゃないか?」


僕は自らの人生を友人たちと比べ、その不平等さを恨みました。


そして手を出してはいけない事に手を出すのです。


当時、中東戦争が勃発するまで秒読み状態、中東近辺は大きな緊張状態にありました。


そんな最中、僕の元に一本の電話がかかってきたのです。


「先物取引やりませんか?今ガソリンを買ったら絶対損しませんよ。」


もちろん、最初は断りました。


しかし、何度も電話が来るうち、一回ぐらい聞いてもいいかと思い、話を聞いたのがすべての始まりでした。


「短期間で普通のサラリーマンがとても手に入れないような大金を手にする最初で最後のチャンスかもしれない・・・」


「僕はアトピーでこれだけ苦しんだんだ、大金を手にする権利はあるだろう・・・」


完全におかしくなっていました。


そして僕は親を騙ました。


「会社の株を買うから、50万円ほど貸してくれない?すぐに返せるからさ」


結局、待っていた現実は1週間もたたないうちに何十倍にも膨れ上がった膨大な赤字損失でした。


こんな結果が待っているとは予想もしていなかった僕は、ただただパニック状態でした。


弁護士に相談したり、自己破産経験がある知り合いに相談したり、とにかく出来る限りのことをしました。


紆余曲折あった結果、最後にこう悟ったのです。


自分の過ちを認めて、素直に謝ることしかない。

現実を受け止め、今出来る罪滅ぼしをしていくしかない。


一歩ずつ、一歩ずつ。


先を見る余裕などありませんでした、今出来ることを精いっぱいやる。


人から怒られ、なじられてもすべてを受け止めただただ反省する。


僕が犯した大罪は3つありました。


一つは自分のお金のために戦争が起こってほしいと思ったこと。


二つ目は信頼されている両親を最悪の形で裏切ったこと。


三つ目はアトピーを人のせい、社会のせいにして自分と向き合わなかったこと。


そんな事を反省していた時、一本の電話が鳴りました。


その人は先物取引会社の役員の方でした。


「大木さんですね、私は○○会社の役員をやっているものです、お会いしてお話しできますか?」


僕は渋谷のとあるカフェでその方とお会いしました。


するとその方はやさしい笑顔でゆっくりと話し始めたのです。


「私は社長に一任されてここに一枚の紙を用意してきました、今回の損失額に対して、ここに私が書き込んだ額だけ当社で負担させていただきます。」


「今回の出来事を客観的に判断して、大木さんと当社で何%ずつ負担するのが妥当だと思いますか?」


僕の中の悪魔と天使がささやきました。


悪魔はこう言います。


「こんなチャンス二度とないぞ、100%悪いのはそっちだ。僕は支払う義務などないっていってやれ」


天使はこう言います。


「営業マンも絶対儲かるとか、親から少しの間借りればいいとか、本来言ってはいけないことを言いました、でも最終的に判断したのはあなた。ここは50%ずつ支払うべきです。」


僕が出した答えは50%でした。


すると相手の方がこう言ったのです。


「良かったです、私は大木さんが最初から当社にクレームの一つもよこさないから、今日ここに来たのです、そして今大木さんから50%という数字が聞けなかったならば今回の話は無かった事にしようと思ってました。」


そしてその方はその書類に半額の金額を書き入れたのです。


僕にとってこの出来事はまさに奇跡でした。


本当に辛い窮地に立たされたからこそ、僕は自我を捨て、自分と向きいあい、気づくことができたのです。


この奇跡は僕が気づいたことで起こった現象。


もちろん、僕が凄いからこんな奇跡が起こったと言っているのではありません。


家族を含め迷惑をかけたにも関わらず、大きな愛で包み僕を許してくれた方々には、心から感謝しています。


人生の窮地に奇跡が起こるのは、その裏にある学びを本人が深く学ぶ可能性が高いから。


そういう理由があるのだと思います。



もし今あなたが人生の窮地と直面していたら、自我を捨て自らと向き合ってください。


あなたにとって学ぶべきテーマにあなた自身が気がついたとき、奇跡は起こるでしょう。


またそこまでの窮地でもないけど、悩みを抱えているあなたは、窮地に至らないように、今、目の前の現象から何を学ぶべきか考えてみてくださいね。

今日は窮地に奇跡が起こる理由について考えてみました。


少し長文になってしまいましたね。


次回のブログをお楽しみに。


縁力


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