柵越しから見える風景は眩しく 

この部屋の燈さえ闇に思えた 

翼の残骸があちらこちら  

気怠い霧を羽織り壁に刻んだ“4” 

届かない声 愛着の鎖 笑う鬼 

泣いている窓が冷んやりしてる 

吐き出される煙は絶え間なく 

穏やかに眠る猫が境界を支えた 

レースのワンピースが悲しげに揺れる 

ここは一体どこだろう? 

花畑を創り出せたと思い込んでいた 

この瞳に映る世界は現実? 

滴り落ちる時間の中で深淵の扉を叩く 

異種の目映ゆい光と知性を重ねて