拍手のない部屋で 火種は燃えている 
たとえ認められなかったとしても 
誰のためでもなく この瞬間のため 

スワイプする眼 通り過ぎる唇たち 
今宵もまた 霧靄と対話をしよう 
言葉から生まれ出す特別の欠片 

孤独で在る部屋で 火種は燃え続ける 
たとえ認められなかったとしても 
拡張する内宇宙 静寂な観察と微調整 

一つ一つ繋ぎ合わせ 形が見え出す 
影は祓わず 煙のように共に息衝く 
骨の数だけ 祈りを込めよう 

誰のためでもなく この私のために