ボン・ジョヴィのデビュー40周年にあたる今年に発表された4年振りの最新作です。CDジャケット写真もどこかデビューアルバムのジャケット写真のような雰囲気も感じますね。

実はここのところボン・ジョヴィの作品は聴いていませんでしたが、40周年の節目に発表される作品とのこともあり久しぶりに聴いてみました。

ボン・ジョヴィを聴かなくなったきっかけは、リッチー・サンボラが脱退したことです。リッチーがいたことでジョンとの相乗効果でボン・ジョヴィが成り立っていると思っている私としては、バンドの魅力が薄れてしまったような気がしたのです。

 

本作もいい曲がたくさん揃っています。以前に発表したカントリー風に振った作品より全然いい作品です。でも何か物足りない感じがするのも否めません(特にギターサウンドが。)どちらかと言えば、全体的なサウンドアレンジでメロディラインとジョンの歌声を生かそうとするサウンド構成なのかな?と感じました。

 

アレック・ジョン・サッチは既に天国に旅立っているのでオリジナルメンバーでの復活はありえませんが、ジョン、ティコ・トレース、デヴィッド・ブライアンの3人+サポートメンバーでボン・ジョヴィを続けていく決意のような作品にもなっているような気もしました。CDの裏ジャケットが7人(MVに出ている方々だと思います)で前に進んでいくような写真になっているのもその辺の意味合いもあるのでしょうか。

 

最近放送された伊藤正則氏の番組でのインタビューで、ジョンがリッチーについて語っておりました。リッチーは自らの問題を抱えていてバンドからフェードアウトするように去っていったそうです。そしてジョンはリッチーの才能をどんな形でも生かして活動を続けて欲しいと思っているそうです。ここからは私の妄想ですが、リッチーが戻ってくる気持ちがあるのであれば3人は受け入れるかもしれないし受け入れないかもしれませんが、その道は残しているのかな?とも思えるような気がしました。

 

ではではウインク