仕事終わりのビールと角松敏生「SUMMER 4 RHYTHM」 | ブログのタイトル:エノモノモノゴコロ

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生きている限り希望の光は決して消えない
辛いことも多いけど明日は笑顔でいれますように
思い浮かんだココロとモノのモザイク模様のブログです

こんばんは!

現在は梅雨ですが、気温が30度を上回ったりすると仕事終わりにビールでも呑みながら夏らしいBGMが欲しくなります。
 
角松敏生の作品は「夏」を感じさせるものが多いのですが、その中でも今月のマイブームアルバムは「SUMMER 4 RHYTHM」(2003年)です!
このアルバムは(以下wikiコピペ);

沼澤尚(ドラムス)、青木智仁(ベース)、浅野祥之(ギター)、小林信吾(キーボード)の4リズムを核として、80年代前半の角松作品に対して一般的に形容されていた「海・夏・空港モノ」をテーマにした楽曲を中心に、往年のAORサウンドのエッセンスを取り込んだ楽曲を収録。

 

6月12日が青木さんのメモリアルデイという事もあり、「SUMMER 4 RHYTHM」は青木さんのベースの音にじっくり浸れます。

というかブッチャーさんをはじめミュージシャンの皆さんの音が聞き取り易く「バンドって良いなぁ」と呟いてしまいます。

 

それでは先ずアルバムの1曲名「BEAMS」をどうぞ!

 

 

 

♪空よ海よ波よ風よ
 君を誘う♪
おぉ!なんという爽やかさ!
角松さんのカッティングが「夏」って感じがします。
 
◆これでもかッというほど名曲揃いの夏アルバム◆
このアルバムは夏のベストアルバムかと思うほどの質的量的に収録されたアルバムです。
  1. BEAMS
  2. All'n All
  3. 真夜中の太陽
  4. 珊瑚の風
  5. 波をこえて~Over the Wave~
  6. Make it higher
  7. 主張 #1
  8. YU-NAGI
  9. 桃色の雲
  10. Last Flight (album version)
  11. Gratitude
  12. 君のためにできること
 
なんかライブで一曲でも入っていると思い出に残りそうな曲ばかりです。
青木さんのベースも洗練された演奏に時折聴かせるワイルドさがなんともカッコイいです。
その相反しそうな要素を事も無げに両立する所が正に「ダブルフェイス」です。
 
青木さんが角松バンドでレコーディングに参加しはじめたのは3作目のアルバム「ON THE CITY SHORE」1983年からだそうです。
この前作「WEEKEND FLY TO THE SUN」から参加のキーボード友成さんと共に角松バンドの根幹を支えた功労者ですね。
 
それでは青木さん友成さんが共演の「Dreamin' Walkin」をどうぞ!
 

このベースラインが80年代初頭って感じで懐かしいです。
 
青木さんは私にとっては参加ミュージシャンに目をいや耳を向けさせてくてた人です。
まぁ聞いていると自然と「なんだろうこの心地よい音は」と感じずにはいられない巧みの技が有ります。
リスナーを啓蒙してしまうレベルと私は考えています。

 

 

そして、私を虜にしたのが翌年1984年リリースの「AFTER   5 CLASH」の「Heart dancing(あいらびゅ音頭)」の青木さんのプレイです(笑)
 
音頭をファンクなシティポップと融合?する件も可笑しいのですが、めちゃくちゃ炸裂する青木さんのチョッパー(現スラップ)には斬新すぎて爆笑してしまいました。
 
笑いながらも真面目にふざけ楽しむ角松バンドの面白さを噛み締めながら初めて「このベースの人は青木智仁と言うんだ。」と心に刻み込まれました。
 
♪ベイベ らびゅ♪
 

 
隙あらばチョッパーをぶち込むってのが最高です!
角松敏生に興味のない私の兄ですら、当時カセットテープの「マイベスト ドライブ編」にセレクトしていた位です(笑)
ついでに音楽の神様を貼っておきます。
 

 

 

 
さて、話を「SUMMER 4 RHYTHM」に戻すとM2「ALL IN ALL」のイントロが青木さんのベースと沼澤さんのドラムで始まる展開が「これだよ!これッ!」と求めている角松サウンドに頷いてしまいます。
2017年の「SEA IS A LADY」ツアーの本編のラスト前位で初めてライブで聴きましたが、本当に盛り上がる曲です。
 
 

 

 

♪叶わなくて 切なくても
 胸の奥から
 十二色の心の波が打ち寄せたら
 どこへでも行けたね♪
 
カラフルで爽やかな角松さんの情景描写の真骨頂という感じです。
 
カラフルな情景描写と言えばM3「真夜中の太陽」の歌詞も素敵です。
♪走り出す 夕暮れに灯りだす
 鮮やかな色に浮かぶ街影♪
夕方から夜に変わる刹那に浮かぶ夜の街のシルエットを街影と言うあたりが流石です。
 
青木さんのベースと沼澤さんのパズドラがオシャレでグルーヴィーな人気曲です。
 

 

 

波のSEから始まる4曲目からはスローテンポな曲やバラードが入り、人気曲の「桃色の雲」「Last Flight」「君のためにできること」と続きます。
 
それにしても盛りだくさんというか、解凍後の代表曲ともいえる作品が目白押しですな!
最後に青木さんに感謝の念を込めて「Gratitude」を紹介します。
このライブではみんなで歌うところの見どころも有りますし、やはり歌詞が好きな曲です。
 
あなたへ伝えられる言葉があるなら 
 「ありがとう」それだけ 風に乗せて届くだろう 
 どれほどの悲しみ 僕は越えてきたのか 
 それがどうしたというの 悲しみは尽きないもの♪
 
自分では気づかなかっただけで、ずっと心配していてくれたり気にかけてくれたりする人っていますよね。
年を経る毎に感謝の念だけでも伝えたい気持ちが募ったりします。
そのへんをサラリと爽やかに歌ってくれたりするのでふとホロリときてしまう曲です。
 
♪過ぎ去る夏の背を見送るそのたびに
 変わらぬ想いがあふれてくるんだ
 いつまでも♪
 
この過ぎ去る夏の背を見送るは角松さんの夏至以降の季節の楽しみ方とよくおっしゃっていますね。

 

JOYSOUNDのカラオケも充実しているアルバム「SUMMER 4 RHYTHM」まだ買っていないと言う方はこの夏ぜひ手にして爽やかな夏と美味いビールを堪能してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

さて、ブログも書き終えたし、楽しい週末の幕開けに

私もビールをいただきましょうかね。

では、失礼して(松角部長風に)

プシュ トクトクトクト

テロリロリン(スマホの音)

「あ”っ 誰だよォォォ もぉぉぉ・・・」

「ってラジコの通知かw」

このくだりツボってますw

 

それではこの後はODAKYU SOUND EXPRESSでお楽しみください。

今週は;新企画!ラジオ・ショートショート『松角部長の杞憂』
本日は、エピソード 7
果たして今回はどんな展開が待ち受けているのか?!
乞うご期待!

 

そして、タワーレコード発の驚きの情報が届きました。

 

角松敏生がプロデュースした様々なアーティストの名曲をコンパイルしたコンピレーションアルバムが完成!
『角松敏生ワークス』
2020年7月22日・2タイトル同時発売
『角松敏生ワークス –GOOD DIGGER-』(発売元:株式会社ソニー・ミュージックダイレクト)、
『角松敏生ワークス –GOAL DIGGER-』(発売元:キングレコード株式会社)として7月22日(水)、
同時発売することが決定した。2タイトル中『角松敏生ワークス –GOAL DIGGER-』(発売元:キングレコード株式会社)は、
タワーレコード限定リリースとなる。

詳細はこちら。https://tower.jp/article/news/2020/06/19/n101

 

 

 

JADOESの島村さんのツイート

 

角松さんがプロデュースした作品を集めようと言う方やレアすぎて手に入らなかったなんて方にはオススメですね。

05. JIMSAKU / DISPENSATION 
09. 佐藤 博 / ANGELINE -Extended Power Club Mix- 

あたりは貴重かと思います。

 

Extendedではないですが佐藤 博 「ANGELINE」どうぞ!