東急3450形鉄コレ | まほろ市発なんでもありのブログ

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富井電鉄と書いて宵闇と読む

鉄道コレクションが発売されて15年あまり。

ずっと製品化を期待しつつも、いつも裏切られてばかりの電車がありました。

そんな電車のうちのひとつが、今回発売された東急3450形でした。



昭和の東急を代表する電車としてあまりにも有名な車両です。
7000系列に匹敵する60年近くも東急を走り続けた伝説の名車でした。

昭和6年東急の前身、東横電鉄と目黒蒲田電鉄510形として製造された車両は当時の関東私鉄を代表する17m3ドアのロングシートを兼ね備えた車両でした。

性能や使い勝手もよく、軌道線を除く東急全線で活躍しました。
スタイルも日車形と川車形でデザインが異なっていたのも特徴のひとつでした。


昭和40年代に車体更新工事が行われ、3500系に準じた窓の高さになり、東急1のハンサムボーイに変身。
田園都市線や目蒲線、池上線での活躍はすごく有名でした。


昭和50年代には長野電鉄へ譲渡する話もあったようですが、それは5000系青ガエルに変更になり、彼らよりも長生きしました。

しかし平成元年3月とうとう彼らの活躍にも終止符が打たれました。
最後は往年のカラーに塗られ花道を飾りました。

丁度廃車が始まった頃が電車とバスの博物館が出来た頃。
そこにも動く実車が置かれたのも有名ですね。





ワタクシとしては好きな電車ではありましたが、当時小学生だったワタクシとしては池上線はとても遠く、おいそれと乗れる電車ではありませんでした。
むしろ江ノ電や大雄山線の方に縁がありました。
3500系は乗る機会がありましたが。

当時の東急の車両はカルダン車両言えどもモーター音がどれも独特で面白く、肝心の吊り掛けまでは中々手が届きませんでした。

その為長津田に置いてある姿をちょこちょこ見ていた位でした。
自分が知った頃の東急は田園都市線は既に分断され、3450と3499のみが大井町線に残っていました。こどもの国線に運用に入ったとこすら見たことはありません。

また引退の頃もまた今度、今度と先伸ばしした結果、乗ることも出来ずに終わってしまいました。

さようなら3000系のビデオは買いましたが、今行方不明になっています。

でもそんな矢先、東急70周年記念の特別列車の抽選に当たり、デヤ3001とデハ3499に乗ったのが人生で最初で最後の3450形でした。



模型では、当時グリーンマックスの東急3000系のキットをよく組み立てたことを覚えています。

幼い頃から旧型電車が大好きだったワタクシ。
でも当時のNゲージはこれぐらいしか手元に無く、苦心したなあ。


そんな思い入れが深い電車がこうして鉄コレ化されるなんて嬉しい限りですね。



開封してみると、鉄コレらしく素晴らしい出来映え。

2つ買うつもりでしたが、Bセットの発売を聞いて諦めました。

今後は3450を動力化してオリジナルの編成や3700、3500などと組ませた長大編成を楽しみたいですね。
方向幕は中央林間にしたいですが、無い!

夢が拡がります。