こどもの国線のうし電車 | まほろ市発なんでもありのブログ

まほろ市発なんでもありのブログ

富井電鉄と書いて宵闇と読む

こどもの国線。

それは私にとっては初めて乗った東急線であり、最も身近なローカル線でした。

小さい頃からこどもの国のマークをぶる下げて、のんびりとした町田近郊の田園風景を走る電車は大好きでした。

そしていつかは通勤線化されて、利用するんだといつも思っていた路線でもありました。

そして通勤路線になる日は訪れました。

しかし元々東急の路線ではなくこどもの国協会の路線を、東急が営業を引き受けていただけ。
いざ通勤電車化になると東急の路線ではなく、横浜市が経営する第三セクターの路線になってしまいました。

電車もそれまでの大井町線の支線という扱いから、新規に車両を投入という形になってしまいました。

新たに入ってきた電車はY000系という、東急新3000系を3ドアにした何だかとても面白くない電車。
こんな電車に乗ってこどもの国線に乗らなければいけないと思った時、ものすごくがっかりした事を覚えています。

カラフルで楽しかったり、大井町線の電車がやってくる違和感が全くなくなって、とてもつまらない路線になっていました。

でもこどもの国はとても近いので、東急線で都心へ出る時はいつも使うようになっていました。


それから月日の流れたある日。

そんなY000系にラッピング車両が走るという話をSNSで知りました。

それはこどもの国の牛をイメージしたうし電車という車両。


実際に乗ってみると、車内も牧場の絵が描かれ、とても楽しい電車だなあと思ったのが第一印象でした。


そんな矢先にひつじ電車も走り始めました。

地元民としては最も大嫌いな電車ですが、久しぶりに楽しいこどもの国線が戻ったと嬉しかったです。



そんなある日とうとう鉄道コレクションで、このY000系が製品化される日がやってきました。
今までこんな身近な電車なのに何で製品化されないんだろうとある意味とても不思議でした。

そしてあのうし電車も製品化とのこと。

多分うし電車はものすごい人気になるだろうと見て、速攻で今日買いに行きました。






こどもの国の牛をイメージしたかわいらしい外見ですね。

ここの牛乳はコクがあって美味しいので、小さい頃から大好物です。
今でもたまに散歩へ行くので、トレーニング後の一杯は大好きです。




歴代のこどもの国線車両と並べてみました。

しっかり牛電車の特徴を捉えていて素晴らしいですね。

この車両はN化はせず、ただ飾っておくだけですが、良い買い物をしました。