ひかりもけい製尾小屋キハ1復活 | まほろ市発なんでもありのブログ

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ワタクシが中学生時代に買ったひかりもけい製尾小屋鉄道キハ1。

ずっと下回りが壊れてしまって、箱に仕舞われていました。

しかし先日発売になった猫屋線の動力化のさい不要になったパーツを利用して今日復活させました。

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この車両は昭和12年に尾小屋鉄道が導入したガソリンカーで、戦時中は木炭エンジンが積まれたり、戦後はディーゼル化もなされた尾小屋鉄道のヌシ的存在でした。
廃線後も保存され、更に復活。
なかよし鉄道で走っているのはナロー好きには有名な話ですね。


ワタクシは小学生時代から既にコテコテのナロー好きでした。
元々吊り掛け電車が好きだった影響でしょうか下津井電鉄や野辺山SLランドを知り、九十九里鉄道や草軽電鉄、越後交通栃尾線等にハマッていきました。

当時の鉄道模型。特にNゲージの完成品はほとんどが私鉄特急車かカルダン車両。またはSL。
吊り掛け駆動の旧型電車はグリマのキットを組むしか道はありませんでした。
16番ゲージは敷居が高く、とても子供のおこずかいでは手に届くネタではありませんでした。

しかしナローはNゲージの線路が使えるというそれだけの理由で手を出してしまいました。

ワタクシは鉄道模型カタログに載っていた下津井モハ50が欲しかったのですが、当時中学校1年生の時、遥々町田から一人で市川まで行ってひかりもけいに辿り着いた先では既に下津井は完売した後でした。
残っていたのはこの尾小屋鉄道キハ1のみ。
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最初は諦めて帰ったものの、やはり諦めきれずこの車両を買ってきて、Nゲージの線路で走らせて楽しんだ事を覚えています。

しかし当時は模型の車両の維持管理を全く知りませんでした。
ふとあることからモーター側ではない台車が壊れてしまって使い物にならなくなってしまいました。

それからずっとそのままタンスの肥やしになっていました。
たまに箱から出して眺めてはいました。

この車両に合う下回りを探していました。

それから月日は流れて、去年師走鉄道コレクションから富井電鉄猫屋線が発売になりました。
ワタクシは勿論うち一両を動力化。

その余ったパーツ。
これ使えんじゃね?

さっそくアルモデル製のかつてフリーモハ2を作った時不要になった台車枠パーツを張り付けてみました。

車体に乗せてみるとぴったりです。

しかし止めるネジがなかったのでそのままになっていました。

今日その止めるネジが出てきたのでさっそく取り付けてみました。

偏芯のスパナ形台車だったオリジナルとはちがいますがフリーランス車両としては復活出来ました。

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今後はこの車両、富井電鉄猫屋線キハ2として復活させる予定です。
今後猫屋線には3両の車両が入るので楽しみですね❗