やっと今年の春の市長選のワタクシの1票が身を結んだようだ。
今年は小田急多摩線開業40周年にあたる。
小田急多摩線は当初京王相模原線と合同で相模原市城山まで繋ぐ計画であった。
しかし、その計画は京王のみ認可されて橋本で中途半端に終わってしまったのは皆様のご存知の通り。
小田急多摩線は横浜線方面への延伸は兆しだけは見せていたものの、多摩センター郊外の唐木田まで開業したのは平成2年になってからだった。
多摩センター駅開業時には唐木田駅手前まで地盤は整備されて留置線として活用されていた。
勿論唐木田駅開業以来唐木田車庫の外れにいつでも伸ばせるよう2本の線路が用意されている。
しかしそこから先が進まなかった。
相模原の米軍補給庫やら、町田の里山問題が孕んでいたのが原因だと言う。
小田急自身も複複線工事に全力を投じていた。
その為町田市郊外や相模原市の交通整備も遅れてしまった。
相模原市は小田急多摩線延伸に積極的だった。
元々戦前に相武電気鉄道が淵野辺から田名水郷まで認可されたものの、昭和大恐慌で潰れてしまった。
ワタクシの空想上の私鉄として模型のページでも紹介されている、史実上の南津電気鉄道もまた昭和大恐慌で潰れた相模原の私鉄電車のうちの一つだ。
それだけあって田名水郷近隣では鉄道誘致したいらしい。
予定では、唐木田駅からトンネルで抜けて小山田バス停のあたりに小山田駅が高架で出来る。
そこからまたトンネルで横浜線相模原駅地下に新たな小田急相模原駅が出来る。
更に地下線で相模原市内を貫通、再度高架に上がり上溝駅が出来るというもの。
恐らくそこから田名水郷や半原方面への延伸も期待出来そうだ。
でもここまで来るなら、いっそワタクシの空想上の私鉄神奈川急行電鉄のように小田急線のバイパス線として田名水郷、半原、大山追分を経由して新松田辺りで本線と繋げても良いのではと考えてしまう。
まあこれからの発展に期待したい。