~星の恋~#1後編 | *。・。キャンディー。・。*

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コメント
  募集チュウ♡♡

アメンバーになってくれた人は、「星の恋」の#1前編を見てくれたと思いますが、

アメンバーになってないひとは、#1前編を見れてないかもしれませんので

すいません(>_<)

それでは、「星の恋」#1後編をお楽しみください゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



#1後編

ガタンゴトン ガタンゴトン

今私は塾に行く途中。あっ、携帯電話鳴ってる。誰からだろう?お母さんかな?

お姉ちゃんかな?そんな思いで携帯電話を開くと、そこには、「西野 百合恵」と

書いてあった。メールか電話どっちだろう?えーと、メールだ!


明後日の土曜日、クラスのいける人を探して、カラオケに行くよ!琴音、

来れる????絶対来てよね!o(^▽^)o返信待ってま~す。


カラオケかぁ。う~ん土曜日、何か予定入ってたっけ?スケジュール帳を開いて

土曜日っと・・・。あ・・・。そんなぁ(泣)土曜日は私がお気に入りのお店「ピーチ」の、

バーゲンセールの日じゃない!どーしよー(´_`。)バーゲン・・・カラオケ・・・。

私は必死の覚悟で決めた!

「よし!バーゲン行こう!」

まあ、カラオケはいつでも行けるし、バーゲンは年に1回しかないから、カラオケは

また今度行こうっと。百合恵にメールしなきゃ。


ごめん。土曜日は予定入ってるから行けそうにない(x_x;)また今度行こう


百合恵、本当ごめん!私はバーゲンを優先する!(:_;)

「次は~~神楽町~神楽町~」

あっ、降りなきゃ。「ドンッ」「ゴゴゴ」うっわぁ~。人多すっ・・・!

「ドスッ」

私はいつの間にか人に押されて地面に尻をついていた。立ち上がろうとしても

押し寄せられる人の多さにうまく立ち上がれない!

(どーしよーー(泣))

「ググッググッ」

「痛っ!」

誰かが私の指を踏んだ。どうしてみんな、私にお構いなくどんどん押し寄せて来

るの?誰も私を助けてくれない・・・。私はもう1度立ち上がろうとしたが、立ち上

がろうとすると、人とぶつかって立てない。

「っ!」

誰かのバッグが顔に当たった。なんだか怖い。誰か・・・!助け

て!っと思った瞬間、私の腕を誰かが力強い力で掴んだ。

(え?)

誰?誰が私の腕を掴んでいるの?人が多すぎてよくわからない。そしたら、

その手は私を引っ張ってこの人ごみの中から抜け出してくれた。誰だろう。

私はゆっくりと上を見ると、そこには見覚えのある顔があった。

「何してんの?こんなところで」

佐川くんだ・・・。私はホッとしたのか、次々と涙が出てきた。

「さっ・・・がわ・・・くん」

「右のほっぺた、腫れてる」

ほっぺた?さっきバッグがぶつかったからかなぁ・・・

「何で泣いてんの?」

「・・・。怖かったの・・・。自分で・・・どっう・・・しようもできなかったからっ・・・ヒック ヒック」

「・・・」

佐川くんは、しばらく黙っていた。私は、ずっと泣いていた。


そしてだんだんと心が落ち着いてきたのか、

いつの間にか、泣き止んでいた。

「やっと泣き止んだ」

佐川くんは今まで私が見たことのない顔で二コリと笑った。

「ほっぺた、まだ痛む?」

「あっ、うん。ちょっとね・・・」

「そっか、何かしてあげたいけど・・・、なんにもないから」

「ううん、大丈夫。」

あっ・・・。そうだ、佐川くんにお礼言ってなかった。

「あの・・・、ありがとう。その、助けてくれて」

私は精一杯の思いで、彼に言った。

「うん」

せっかくさっきまで笑ってたのに、もういつもの無表情に戻っちゃた。あの顔

見たことなかったなぁ。すごいいい笑顔佐川くんは持っているんだ。まるで

星のように輝いて見える笑顔・・・。そんな笑顔が、私の心をくすぐる。

「あっ!」

私は大事なことを忘れていた。

「なに?」

「あ・・・の、私塾があった・・・!」

「早く行きなよ」

また、無表情で佐川くんは言った。

「うん!ありがとう。じゃあ、また」

私は走った。間に合うかな?塾は18:30分からで今は・・・18:24分!

急がなきゃ!間に合いますよーに!そして必死に走った。

「ガラガラ」

「そーだよね??」「でしょ??」

ザワザワしているから、まだ始まっていないようだ。

(よかった)

席についたと同時に先生が来た。

「よーし、今日はテストだぞー」

(テスト・・・)

そう。ここの塾は月に2回テストがあるのだ。そのテスト両方が合格したら、

1つ上のクラスにいける。今私は1~12の内、4クラスだ。合格できると、

いいなぁ。

「始めっ!」

先生の合図とともに、シャーペンのカリカリという音がいっせいに聞こえる。

私も順調だ。このまま行けば1回目のテスト、合格できるかも!


「やめっ!」

(終わった~)

できはいいほう!希望の光は少し見えている!


~次の日~

「おはよーー」

今日も桜がきれい。教室に入り自分の席につくと、佐川くんがいた。

「おはよう」

「っおはよう!」

う~~ん待てよ?佐川くんから「おはよう」って言ってきたことって

あったっけ?・・・いや・・・ない!ないっ!どうしてだろう。

ただの偶然かな・・・?小さなことでも気にしてしまう。バッグを、

かけようとすると、佐川くんと目が合った。佐川くんはすぐに目を

そらしたが、思い返してみると今日、教室に入って、佐川くんと目が何回も

合っている気がする・・・。なんだか胸がドキドキしてきた。


なんか・・・私バカみたい。もしかしたら自分が佐川くんのことを見すぎて、

ソレを気にして佐川くんがこっちを見ているのかもしれないというのに、

期待をしてしまっている。でも、、もしそうじゃなかったとしたら・・・。

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つづく