こんにちは、特集の続編となります物心つく頃から小室哲哉氏のファンである

管理人が、小室哲哉氏の ピーク彼の一番の名作は何になるのか?

 

勝手な個人の意見で彼の足跡を辿りながらつらつら綴る 連載コーナーその3。

ちなみに前回までを読まれてない方は、よろしければ下記からお読みいただけると幸いです。

 

その1

https://ameblo.jp/enokizuru/entry-12593265333.html

その2

https://ameblo.jp/enokizuru/entry-12593912685.html

 

95年前後当時の小室氏。

それまでのセルフプロデュースしていたアーティストビジュアルも

イメージチェンジし、アーティスト<プロデューサーとしての印象を

世間に印象付けるため、メイク・ヘアスタイルもシンプルになった。

 

 3回目となる今回は、小室哲哉氏のプロデュースワークは、やはりプロデューサーでのブレイクのきっかけとなったtrfのシングルのリリース作品と発表年を軸に同時期の主な作品を時系列で、globe隆盛期前夜までを追いかけたいと思います。そうすることで、我々の様な同時代に当時小室作品を追いかけてたリスナーは、その年代ごとの小室氏の作品制作へクオリティ・パワーバランスや、プロデュース対象アーティストへの興味のベクトルの遍歴が分かりやすいと考えます。

(あーあの曲が出てた頃、この人がこれリリースしたんだぁ。。。的な見方ですね。)

 

trf (90年代前半活動期)

音楽プロデューサー小室哲哉としてブレイクする

キッカケとして彼らの立ち上げからシンクロする形で

貢献した。trfで試した事が他プロデュースに多く

活かされている事はブレイクまでの曲調の幅の広さ

を見ても実験的だったということで伺える。

 

96年あたりからの小室氏 

globeのメンバーとしての活動が目立つ様になる事で

またルックスもアーティストらしさを意識しだす様に。

 

 ちなみに、この考察ではよく取り上げられがちな、小室氏のプライベートな恋愛遍歴とそのプロデュースワークに関しては、ワイドショー的目線で、掘り下げるつもりはなく、代表作遍歴とその対象アーティストという目線で見る様にします。(どうしても、ワイドショー的バイアスがかかってしまいますのでね。。)

 

勿論、小室氏の「音楽と恋愛感」その移り変わりが、マスコミなどで当時から取り上げられていたそれぞれのお相手への作品制作のクオリティへ影響が全く関連が無いとは管理人も思わないため、そこは読んでいただきながら読者ご各位が想像していただければと思います。

 

 本題に入る前に、小室ファミリーではなく小室プロデュースとして管理人的にも成功事例だと思う作品。また、trfとは別に小室ファミリー創世に関係する作品と関連エピソードに触れてさせてください。

 

93年リリース /中森明菜・愛撫

作詞:松本 隆/作曲 編曲:小室哲哉

 

 当時中森明菜さんはアイドル時代プライベートで紆余曲折あったのちに、復帰し楽曲の変遷を通し脱アイドルにも成功。92年のフジ月9ドラマなどでも大ヒットドラマとなる様な、大人の女性としての中森明菜で確固たるポジションを既に得ていました。その中で、小室氏 TMN在籍中、楽曲提供という形でサウンドプロデュースも含めて提供された。

 この曲で、歌手 中森明菜は次のステージに上がったと言っても過言でない程、今だに彼女のファンの中でも人気が根強い1曲。小室氏も、この曲での音楽番組出演時にピアノで共演するなど 自身の今後の伏線となる様な 仕掛け人のイメージをお茶の間の小室ファンにも強く印象づけた作品で、まさにWin Winの成功事例と言える名曲です。

 

93年11月リリース/東京パフォーマンスドール

ダイアモンドは傷つかない

作詞:売野雅勇 作曲 編曲:小室哲哉

 

 同年、小室氏は当時おニャン子の流れを汲んで、多く存在していた女性グループアイドルの1組。東京パフォーマンスドールへ、前年から継続的に職業作家的なスタンスで楽曲提供しています。

正直言って、アイドルソングの域は出ておらずセールス的にも成功とまでは言えない出来ですがここで後にtrfと別の切り口で小室プロデュースの一躍を担う 篠原涼子さん と出会うことになります。

有名なエピソードですが、彼女らはTMNのLOVE TRAINのプロモーションビデオにも カット出演しており特に篠原涼子さんがその中でも目立つ扱いをされています。TMファンの方は、あーわかるわかる。という話だと思いますが、小室氏はTM時代から割とご本人がその時気になる女子を 映像作品などに唐突な出演をさせたりすることが多かったので彼女もその何かを持っていたという事ではないかと思います。

 

 

93年6月リリース/南青山少女歌劇団

SWEET&TOUGHNESS

作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介

 

90年代前半の浅倉大介氏

 

 時を同じくして93年。リリースはこちらの方が、半年ばかり先行したまたまですがアイドル楽曲提供師弟対決が起こってました。言わずと知れたTMサポートメンバーであった 当時accessとして既に前年デビュー独立していた浅倉氏が、南青山少女歌劇団というアイドルグループに楽曲提供を行ってます。

制作布陣は、TMのマネージャー夫人であって当時のaccessや、TM.Rの楽曲など浅倉氏の楽曲には欠かせないパートナー井上秋緒氏。ある意味 チーム浅倉組 攻めの布陣です。

 

上下どちらも、いわゆる発注案件だと思いますが アナタはどちらが好みですか?

管理人はこの師弟対決に関しては、浅倉氏の勝利の様な気がします。(個人的楽曲の好みとして)

2016年位の彼のラジオ番組でも突然オンエアしてたりしましたので、ご本人的には思い入れのある曲なのかもしれませんね。

 

 前置きが長くなり、スミマセン。。早速今回の特集であるtrfブレイク期でたどる小室作品。まず、前回紹介した3rdアルバム以降のリリースで実質的に小室氏がプロデュースから離れた96年までのラインナップを軸に辿りたいと思います。

 

6th 1994年5月25日 survival dAnce ~no no cry more~

8cmCD・AVDD-20070 オリコンチャート1位

 

7th 1994年6月22日 BOY MEETS GIRL

8cmCD AVDD-20080 オリコンチャート3位

 

★1994年7月21日 篠原涼子/恋しさと せつなさと 心強さと

オリコンチャート 1位

 

8th 1995年1月1日 CRAZY GONNA CRAZY

8cmCD AVDD-20082 オリコンチャート1位

 

9th 1995年2月1日 masquerade 

8cmCD AVDD-20083 オリコンチャート1位

 

10th 1995年3月8日 Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~

8cmCD AVDD-20084 オリコンチャート1位

 

★1995年3月15日 1st H Jungle with t

WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント  

オリコンチャート1位

 

★1995年4月21日 3rd hitomi/CANDY GIRL

オリコンチャート15位

 

★1995年8月9日 1st globe/Feel Like dance

8cmCD AVDG-71001 オリコンチャート3位

 

★1995年9月8日 1st 華原朋美/keep yourself alive

PIDX-1001 オリコンチャート8位

 

★1995年10月25日  安室奈美恵/Body Feels EXIT

小室プロデュース開始 オリコンチャート3位

 

11th 1995年10月25日 BRAND NEW TOMORROW

8cmCD AVDD-20105 オリコンチャート1位

 

12th 1995年12月11日 Happening Here/teens

8cmCD AVDD-20116 オリコンチャート3位

 

13th 1996年3月21日 Love & Peace Forever

8cmCD AVDD-20121 オリコンチャート2位

 

14th 1996年6月12日 Hey! Ladies & Gentlemen

8cmCD AVDD-20134 オリコンチャート4位

 

15th 1996年7月24日 BRAVE STORY

8cmCD AVDD-20130 オリコンチャート4位

 

16th 1996年11月6日 SILENT NIGHT

8cmCD AVDD-20152 オリコンチャート5位

 

17th 1996年12月11日 LEGEND OF WIND

8cmCD AVDD-20170 オリコンチャート4位

 

ここまでが、trfがTRFとなり小室プロデュースにあった楽曲です。如何でしょうか? 95年の3月以降・・つまり。

95年度の4月/7月/10月TV番組改編期が、(当時のCD販売要素は、TVタイアップ/カラオケ向き/歌番組への露出度であった事) 小室プロデュースのベクトルが、trfから後に大きくブレイクする小室ファミリーと言われるアーティストへ、段々とシフトチェンジした移行期の様に管理人には受け取れました。(個人の意見ですよ)

そして、くしくも私のtrfの最高傑作は、Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~であるとこのチャートを見る前から思ってました。小室氏はtrfで蓄積した様々な成功体験を、他のアーティストへの音楽プロデュースにdo(実行)したターニングポイントであった のではないかと、偶然かも知れませんが管理人は感じました。

 

 

 以前も、管理人は申しましたが 小室氏は実は器用なタイプでは無く、良作を産むには1点軸足型のプロデュースでなければ、世間が求める小室サウンドが希釈される要に思っています。

 

一言で言うとあれだけ好きだったのが、Overnight Sensation以降、trfのCDを買わなくなった記憶があります。

勿論タイミングに個人差はあると思いますが、それ以降のチャート変動を見ても数字でも傾向が出ている様です。

 

 それを置いても、管理人がリスペクトする点は小室ファミリーは短命なのですが、TRFのメンバーは独立した後も今だに新曲を定期的に形を変えリリースしながら、解散せずグループの活動を継続しています。

これは、本題の小室氏とは直接関係ありませんが、勿論エイベックスの彼らに対する貢献度から来る同レコード会社での継続の理解。また、DJKOOさんを筆頭に音楽面以外の露出話題性の発信。そして今だに観客を沸かせるコンサート活動を継続し続けているアーティストやチームとしての鍛錬と完成度の高さにあるのだと思います。

まさにTRFリスペクトです。 (すいません。また本題からそれましたが。。。)

 

現在のTRF

継続こそ力なり。彼らには生涯TRFであって欲しいものです。

 

次回は、いよいよ小室3人組方程式の継承グループ globe本格始動から 小室ファミリーの拡大と時代と小室音楽とのギャップを明確化した98年に起きた音楽界の一大事案!(って何?)そのあたりまで進めたいと思います。お楽しみに。

 

 

追伸おまけ.

あんまり売れなかったですが、管理人 ANISSも結構好きだったんですが。時代とタイミングでしょうか。。。

94年リリース ANISS(アニス)/PRIDE

 

※本文は全て、管理人の個人的意見です。

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