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えのきだけ通信
第322号 2017/06/05
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…わが友に贈る…
「何とかなる」は慢心。
「何とかする」と決め
最大の努力を貫くのが
仏法者の生き方だ。
力強く価値ある日々を!
(6月1日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

この「えのきだけ通信」も残りわずかとなりました。もう少しだけお付き合いください。

もうそろそろ梅雨入りの時期ですが、先週は日差しも強くて島根でも猛暑日を記録したところがありました。

なんだか梅雨を通り越して真夏の雰囲気さえ漂います。

例年とは違う気象状況を異常気象と呼んだりしますが、毎年続いてくると異常ではなくなってこれが普通になってしまうでしょう。

クールビズとかも定着して暑くても服装で調節というようなこともありますが、体調管理を考えれば早めにエアコンなどを入れて賢く乗り切っていくということもこれからは大事ではないかと思います。

では今日も聖教新聞「名字の言」からです。

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「戦争」の反対語を問われれば、多くの人が「平和」と言うだろう。だが経済学者の暉峻淑子氏の答えは「対話」。“対話が続いている間は殴り合いは起こらない”とのドイツの言葉から発想したものだ

『豊かさとは何か』等の著作を通し、社会の諸相を浮き彫りにしてきた氏。近年、地域や社会から本来の「対話」が失われつつあるように感じているという

では「対話」とは何か。氏は「人間としての対等な立場で、その時その場にもっとも必要な自分の考えや感情を、自分の言葉で語る話し合い」と表現する。一方的ではなく、双方の話を往復させる。一般論や抽象論ではなく、“自分自身”から離れない話題で。“お世辞”は対等ではないので対話にならない(『対話する社会へ』岩波新書)

現代において、同じ人間として胸襟を開き、対等に語り合える場がどれほど貴重か。そのかけがえのない機会の一つこそ、老若男女が自身の思いを赤裸々に伝える学会の座談会であり、友人、同志との「一対一」の対話といえよう

対話のあるところ、平和が生まれる。心通う対話の一つ一つが、社会を根っこから変えていく。我らの日々の友好対話は、世界平和への具体的な行動であり、民主主義の大地を耕す貴い作業にほかならない。(起)

(6月4日付け聖教新聞より転載)
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今、世界では対話というよりも力関係で一方的に進めようとしたり、自分たちの利益を守るために共同体からの離脱や、協調ではなく分断でという流れが続いています。

相手が対話に応じないからといって悪者にしていては益々事態は悪化していきますね。

国と国ともそうですし一般社会でも個が重視されて周囲とのつながりは少なくなりつつあります。

これで人は孤独を求めているのかというと、実際にはネットのSNSでつながりを求めたり同じ趣味のサークルやカルチャースクールとかは多数存在します。

要は誰かから強要されたり、義務的に何かをこなしたり、慣習を押し付けられたり、そういったことが敬遠されているだけで他人とのつながりを嫌っているわけではないですね。

コラムにもありますように、学会の座談会は子供から高齢者まで老若男女が集ってまさに対等に互いを尊敬し合っての対話の場でもあります。

今や世界各国でも「ZADANKAI」としてそのまま使われていますが、この対話の精神が世界に広まっていけば世の中ももっと良い方向へ向かっていくことができるのではないかと思います。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……… 世界市民 ………
地球の運命が一つになった時代に求められる人間像こそ、開かれた心で人類益のために行動する「世界市民」である。「グローバル社会」には、「人間のグローバル化」「民衆のグローバル化」「心のグローバル化」が必須条件である。
(池田大作名言100選より)
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追伸:いよいよ次回が最終号です。

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