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えのきだけ通信
第321号 2017/05/29
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…わが友に贈る…
「蘭室の友に交りて
麻畝の性と成る」
人間同士の交流が
互いを磨き 高め合う。
善友の絆を広げゆこう!
(5月24日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

5月も終盤になり、だんだんと夏の季節へと変化してきました。

昼は半袖でいいような暑さであっても、夜は冷え込んで上着が必要というような寒暖差の大きい時期でもあります。

これから梅雨時期も迎えますし、健康管理には十分注意して過ごしたいところです。

では今日も聖教新聞「名字の言」からです。

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昔から「4月の風は光り、5月の風は薫る」という。確かに日の光が熱を持つにつれ、匂いもまた増していくような気がする

実際、樹木の成長が活発になる今の時期には、「フィトンチッド」と呼ばれる芳香を持った物質が、葉から多く放出されるという。これこそが香りの元。森や林でなくても、近所の公園など樹木の多い所なら、吹き抜ける風が運ぶ新緑の香りを楽しめるはずだ

風は見えない。だがその存在を、香りや肌で感じることはできる。英国の詩人クリスティーナ・ロセッティは歌った。「誰が風を見たでせう?/僕もあなたも見やしない、/けれど木の葉を顫はせて/風は通りぬけてゆく」(西条八十訳)

心もまた、見えない。見えないが、言の葉のやり取りを通じて、その温かさを知る。御書に「蘭室の友」(31ページ)とあるように、自らの人格の薫りをもって相手を包み、感化していくこともできる

小説『新・人間革命』「薫風」の章で、佐賀の壮年部員が、対話の姿勢について語る場面がある。第一に「相手ば思う真心の唱題たい」。第二に「こっちの確信ばい」。そして第三に「粘りばい」と。真心の祈りから発せられた確信の言葉を、粘り強く相手に届けたい。その挑戦が、地域に幸の薫風を送っていく。(之)

(5月23日付け聖教新聞より転載)
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確かに5月は何か香りを感じます。生命が躍動し始めたということでもあるでしょう。

環境が変わってくると人の心も変化しますね。

夏になればなんだか躍動感も出てきます。

多くの宗教や占いなどはこの良い環境を求めて、そこで自身の運命を良い方向へと導くことを示していて、人々はそれによって幸せになろうとします。

ですから超人的な悟りを得たり、どこか遠くの違う世界や未来に素晴らしい理想郷が現れそこに行けるというようなことを説いていますね。

ところが日蓮大聖人の仏法は、まったく逆で自分自身の心を変えることで自分の生命を変革し、周囲の人々を幸せに、社会を国を平和で安穏な世界に変えていくことができると説いています。

環境を求めていてはそれが変化するととたんに不幸になってしまいます。

それに対し自分の心は自分の意志で変えられることができ、どのような環境であってもまた変化があっても幸せになることができるわけです。

私たち学会員が「生きているこの現世において必ず幸せな境涯を築くことができます」と話したりするのはこの法理があるからなのです。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……… 民主主義 ………
戦前の軍国の日本は、民衆一人一人が意見をもつことが許されず、戦争の暴走を食い止めることができなかった。民主主義は、制度の問題だけではない。民主主義を支える民衆が自らを高めていく努力が不可欠である。
(池田大作名言100選より)
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追伸:先週からお伝えしているとおり、2011年に創刊してお送りしてきましたこの「えのきだけ通信」も、諸事情によりあと2回で終了です。

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