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えのきだけ通信
第280号 2016/08/15
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…わが友に贈る…
帰省シーズン到来。
日頃は会えない人とも
心を通わせる好機だ。
親戚や旧友と語らい
希望の涼風を届けよう!
(8月10日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

リオ五輪は盛り上がってますね。特に12年ぶりの体操男子団体の金メダル獲得には感動しました。2連覇した内村選手の個人総合の大逆転金メダルもすごかったです。

柔道や水泳でもメダルラッシュで毎日テレビの前でガッツポーズしまくりです(笑)

これからも有力競技がたくさんありますし、あと一週間まだまだ寝不足は続きそうです。

では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。

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広島市の原爆ドームは、もとは「広島県産業奨励館」で、美術・物産品が展示される文化振興の場だった。不死鳥のようによみがえり、惨禍の爪痕をほとんど見ることができない市内にあって、鉄骨とれんが壁だけを残すドームは、核兵器の非道を示す象徴となった

だが戦後、市民感情は解体論に揺れていたという。そんな時、原爆症で16歳で亡くなる楮山ヒロ子さんが、死の前年、日記に記した。「あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも、恐るべき原爆を世に訴えてくれるのだろう」(要旨)

その思いに胸を打たれ、保存署名を始めたのが、10人ほどの子どもたちだった。運動は社会に大きな衝撃を与え、永久保存が正式決定された。50年前のことである

世界遺産には原爆ドームやアウシュビッツのように、人類が二度と同じ過ちを起こさないための戒めの意味を持つ“負の世界遺産”がある。また近年、負の歴史があった場所を訪ね、思いをはせる「ダーク・ツーリズム」への関心も高まっている

歴史は、それを直視し、正しく残す努力があってこそ歴史となる。負の歴史から目を背けたいという弱さを乗り越える勇気と、風化にあらがう強さが要る。広島、長崎の被爆者の平均年齢が80歳を超える今、切実にそう思う。(志)

(8月9日付け聖教新聞より転載)
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今日は終戦記念日です。第二次世界大戦が終結した日で「戦没者を追悼し平和を祈念する日」という閣議決定もされています。

戦争がいかに悲惨で平和がどれだけ尊いことであるか、後世に語り継いでいかなければいけませんが、私自身も当然戦争は知らないわけで親や祖父母の世代から聞いてその大切さを心に刻んできたわけです。

広島の原爆ドームは保存が決定されたのが昭和41年で終戦から21年が経過していました。

被爆者にとっては目にすれば悲惨な思い出がよみがえる建物ですから、これを残すということはとても辛い決断であったことでしょう。

それでも残さなければ核兵器の非道さは後世に正しく伝わらないということで保存することになったのでしょうが、その英断には敬意を表したいと思います。

聖教新聞に連載された池田先生の小説「人間革命」の第一巻冒頭は

「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない。」

の書き出しで始まります。

また、続く小説「新・人間革命」の第一巻冒頭は

「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない。」

の書き出しで始まっています。

そしてこの小説の執筆は激戦の地沖縄にて開始されました。

まさに私たち創価学会の原点もこの戦争の悲惨さを伝え、平和で幸福な世界をいかに構築していくかということにあるわけです。

毎年巡って来るこの日に戦争の悲惨さを語り継ぎ平和のためにまた頑張っていくぞと決意を新たにしたところです。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……無力感、無関心……
無関心とシニシズム(冷笑主義)はある意味で、悪そのものより危険な面をもつ。この二つに致命的に欠けているのは、他者への眼差しであり、その結果、他者の痛みや苦しみに対して不感症となってしまうからだ。
(池田大作名言100選より)
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