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えのきだけ通信
第274号 2016/07/04
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…わが友に贈る…
地道な労作業が
偉大なる歴史を創る。
ゆえに今日も
少しでも前へ！
わが責任を果たしゆけ！
(6月30日付け聖教新聞)
＊ ＊ ＊ ＊
おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。
先週は九州地方を中心に大雨が続いて各地で被害がありました。特に４月の地震のあった地域では余計にご心配のことでしょう。
まずもって被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
梅雨の時期といっても６月にこれだけ集中して降るのもめずらしい気がします。
例年でいえば、これからが梅雨の本番ということになりますからまだまだ油断はできません。気象状況には十分注意していきましょう。
では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。
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将棋の指し手の数は、可能性としては、どのくらいあるか。米国カーネギー・メロン大学の金出武雄教授によると「十の三十乗」くらいで、地球上の空気に含まれる分子の数より多いという（羽生善治著『決断力』角川書店）
将棋では、相手の指し手によって、こちらの指し手も変わる。過去の経験やデータは大事だが、それでも、戦局がどう動くか、未知の部分が多い。思い切って一手を繰り出す勇気と決断が問われる
将棋は伝統文化の一つでもあり、様式美を味わうといった楽しみ方もあるが、羽生善治氏は手厳しい。「将棋は厳然と勝ち負けの結果が出る。『道』や『芸』の世界に走ると言い逃れができる。だが、それは甘えだ」
宇宙が無常であり、絶えず成住壊空の変化を繰り返すように、人間も、進歩か退歩か、成長か堕落かしかない。「相変わらず」ということはない。日蓮大聖人は「夫れ仏法と申すは勝負をさきとし」（御書1165ページ）と。主君に疎まれ、所領没収の危機に陥った四条金吾に、逃げてはならない、信心で真正面から難局に立ち向かいなさい、と教えられたのである
境遇に一喜一憂するよりも、自分は前進しているのかどうか。「きょうは勝った」という一日一日を、悔いなく積み重ねていこう。（敬）
（6月27日付け聖教新聞より転載）
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先日の英国でのＥＵ離脱の是非を問う国民投票では、大方の予想を覆し離脱が多数を占めるという結果になりました。
世界中が驚いて経済はいったいどうなるかといった不安な状況です。
ニュース等を見ていますとあまり何も考えずに雰囲気で投票してしまった人も多かったようです。
ちょっとしたブームで流れが変わって予想外の展開になってしまうという本当に怖い気もします。
コラムにあった将棋の指し手ですが、あんな小さな盤の上だけでも天文学的数字で変化の数があるというのは驚きです。
一手一手が真剣でなければ、今が優勢であってもあっという間に局面は変わってしまいますね。
ましてや人生では瞬間瞬間の生き方の選択で天文学的数字のまた天文学的数字を乗したくらいの変化があるでしょうから、真剣に生きるか状況に流されて生きるかでは大きな違いがあるでしょう。
毎日「きょうは勝った」と言えるかどうか、日々前進できるよう悔いなく真剣に積み重ねていきたいと思います。
それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。
………知識と知恵………
どんなに高度な知識をもっても、それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。
（池田大作名言１００選より）
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＊ ＊ ＊ ＊
おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。
先週は九州地方を中心に大雨が続いて各地で被害がありました。特に４月の地震のあった地域では余計にご心配のことでしょう。
まずもって被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
梅雨の時期といっても６月にこれだけ集中して降るのもめずらしい気がします。
例年でいえば、これからが梅雨の本番ということになりますからまだまだ油断はできません。気象状況には十分注意していきましょう。
では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。
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将棋の指し手の数は、可能性としては、どのくらいあるか。米国カーネギー・メロン大学の金出武雄教授によると「十の三十乗」くらいで、地球上の空気に含まれる分子の数より多いという（羽生善治著『決断力』角川書店）
将棋では、相手の指し手によって、こちらの指し手も変わる。過去の経験やデータは大事だが、それでも、戦局がどう動くか、未知の部分が多い。思い切って一手を繰り出す勇気と決断が問われる
将棋は伝統文化の一つでもあり、様式美を味わうといった楽しみ方もあるが、羽生善治氏は手厳しい。「将棋は厳然と勝ち負けの結果が出る。『道』や『芸』の世界に走ると言い逃れができる。だが、それは甘えだ」
宇宙が無常であり、絶えず成住壊空の変化を繰り返すように、人間も、進歩か退歩か、成長か堕落かしかない。「相変わらず」ということはない。日蓮大聖人は「夫れ仏法と申すは勝負をさきとし」（御書1165ページ）と。主君に疎まれ、所領没収の危機に陥った四条金吾に、逃げてはならない、信心で真正面から難局に立ち向かいなさい、と教えられたのである
境遇に一喜一憂するよりも、自分は前進しているのかどうか。「きょうは勝った」という一日一日を、悔いなく積み重ねていこう。（敬）
（6月27日付け聖教新聞より転載）
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先日の英国でのＥＵ離脱の是非を問う国民投票では、大方の予想を覆し離脱が多数を占めるという結果になりました。
世界中が驚いて経済はいったいどうなるかといった不安な状況です。
ニュース等を見ていますとあまり何も考えずに雰囲気で投票してしまった人も多かったようです。
ちょっとしたブームで流れが変わって予想外の展開になってしまうという本当に怖い気もします。
コラムにあった将棋の指し手ですが、あんな小さな盤の上だけでも天文学的数字で変化の数があるというのは驚きです。
一手一手が真剣でなければ、今が優勢であってもあっという間に局面は変わってしまいますね。
ましてや人生では瞬間瞬間の生き方の選択で天文学的数字のまた天文学的数字を乗したくらいの変化があるでしょうから、真剣に生きるか状況に流されて生きるかでは大きな違いがあるでしょう。
毎日「きょうは勝った」と言えるかどうか、日々前進できるよう悔いなく真剣に積み重ねていきたいと思います。
それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。
………知識と知恵………
どんなに高度な知識をもっても、それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。
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