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えのきだけ通信
第273号 2016/06/27
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…わが友に贈る…
信心とは自分への
限りなき挑戦だ。
向上への不屈の精神だ。
苦しい時こそ
一歩前へと踏み出せ！
(6月25日付け聖教新聞)
＊ ＊ ＊ ＊
おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。
今週は6月の最終週になります。ということは今年も早半年、折り返し点を迎えることになります。
年初に立てた目標や計画は順調に進んでいますでしょうか、予定なら半分はクリアしていないといけないのですが、得てして思ったようにはいかないものですね。
さてここで問題です。
これから自分がやろうとしていることを緊急性、重要性から分類した時に次のどの部分を一番重要視すべきでしょうか？
1 緊急性が高く、重要なもの
2 緊急性は低いが、重要なもの
3 緊急性が高いが、重要ではないもの
4 緊急性は低く、重要でもないもの
だいたいの人が１を真っ先に考えると思います。
しかし、物事を計画的にこなしていこうと思ったら２を重要視すべきだそうです。
１は絶対誰でもやらなくてはなりません。でも２はやらなくても困りませんし重要なのでもうちょっと検討してからと取りあえず置いておくということも多いでしょう。
すると期限までほったらかしで緊急度が増して２から１に変わるというわけです。
いつも期限に追われて仕事山積みで忙しくしている人はこのパターンが多いそうですね。
それで１の緊急度も重要度も高いものをやり終えると疲れてしまって、次にどうでもよい４をやってしまうということになります。
それでまた２を後回しで・・・という悪循環になります。
ですから一日、一週間、一カ月、一年とそれぞれ計画を立てたら、４つに分類してまず２をどう早くするかを考えることだそうです。
２→１→３の順にやって４はなるべくやらないのが理想だとか。
何かいつも忙しいなあと思ったらなるべく２を意識してみてください。
今年後半へ向けてスムーズにスタートしましょう。
では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。
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東京富士美術館で好評開催中の「ザ・刀剣――千年の匠の技と美」（7月3日まで）。平安時代から現代までの数々の名刀が並ぶなか、“目玉”の一つが、名物武蔵正宗と呼ばれる「無銘 伝正宗」だ
刀剣博物館の重要美術品であるこの刀には、本阿弥家が出した「折り紙」が付いている。豊臣秀吉・徳川家康らが本阿弥光徳を、刀剣を鑑定する“刀剣極め所”に任じ、以来、本阿弥家は代々、鑑定で「正真」（本物）と認められたものに、「折り紙」を発行してきた
人や物の価値を保証することを意味する「折り紙付き」という言葉は、ここから来ている。折り紙が墨で書かれたことから、「お墨付き」も同じ意味だ
日蓮大聖人の門下には武士も多かった。だから、弓や矢などとともに、「剣」も、しばしば譬えとして用いられている。例えば「鍛えていない鉄は、燃え盛る火に入れれば、すぐに溶けてしまう」「剣などは、高温の火に入れても、しばらくは溶けない。これは、鍛えてあるからである」（御書1169ページ、通解）と仰せだ
鍛えられた刀は、火の中という厳しい条件で真価を発揮する。同じように、厳しい環境を勝ち越えて、人生勝利の旗を打ち立ててこそ、“折り紙付き”の信心の勇者といえよう。（明）
（6月23日付け聖教新聞より転載）
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普段何気なく使っている「折り紙付き」や「お墨付き」という言葉がこういう語源であったとは初めて知りました。
刀は本当に何度も鉄を折り返し鍛錬して仕上げます。
鍛えることで鉄の結晶は微細化し方向が整い、粘りと強度がどんどん増してくるわけですね。
人生も同じということでしょう。条件の厳しい中で常に努力していくことで成長も大きくできます。
威勢だけではなく本当に強い人間になれるよう粘り強く頑張って「折り紙付き」「お墨付き」と言われるようになりたいものです。
それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。
……… 拝金主義 ………
どれほど経済が成長し技術が進んでも、それだけで、よき人間をつくることはできない。いな、経済のみでは、格差の拡大や拝金主義が罷り通りかねない。人間が人間らしく生きゆくためには、精神の空白を埋める哲学が、どうしても必要である。
（池田大作名言１００選より）
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限りなき挑戦だ。
向上への不屈の精神だ。
苦しい時こそ
一歩前へと踏み出せ！
(6月25日付け聖教新聞)
＊ ＊ ＊ ＊
おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。
今週は6月の最終週になります。ということは今年も早半年、折り返し点を迎えることになります。
年初に立てた目標や計画は順調に進んでいますでしょうか、予定なら半分はクリアしていないといけないのですが、得てして思ったようにはいかないものですね。
さてここで問題です。
これから自分がやろうとしていることを緊急性、重要性から分類した時に次のどの部分を一番重要視すべきでしょうか？
1 緊急性が高く、重要なもの
2 緊急性は低いが、重要なもの
3 緊急性が高いが、重要ではないもの
4 緊急性は低く、重要でもないもの
だいたいの人が１を真っ先に考えると思います。
しかし、物事を計画的にこなしていこうと思ったら２を重要視すべきだそうです。
１は絶対誰でもやらなくてはなりません。でも２はやらなくても困りませんし重要なのでもうちょっと検討してからと取りあえず置いておくということも多いでしょう。
すると期限までほったらかしで緊急度が増して２から１に変わるというわけです。
いつも期限に追われて仕事山積みで忙しくしている人はこのパターンが多いそうですね。
それで１の緊急度も重要度も高いものをやり終えると疲れてしまって、次にどうでもよい４をやってしまうということになります。
それでまた２を後回しで・・・という悪循環になります。
ですから一日、一週間、一カ月、一年とそれぞれ計画を立てたら、４つに分類してまず２をどう早くするかを考えることだそうです。
２→１→３の順にやって４はなるべくやらないのが理想だとか。
何かいつも忙しいなあと思ったらなるべく２を意識してみてください。
今年後半へ向けてスムーズにスタートしましょう。
では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。
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東京富士美術館で好評開催中の「ザ・刀剣――千年の匠の技と美」（7月3日まで）。平安時代から現代までの数々の名刀が並ぶなか、“目玉”の一つが、名物武蔵正宗と呼ばれる「無銘 伝正宗」だ
刀剣博物館の重要美術品であるこの刀には、本阿弥家が出した「折り紙」が付いている。豊臣秀吉・徳川家康らが本阿弥光徳を、刀剣を鑑定する“刀剣極め所”に任じ、以来、本阿弥家は代々、鑑定で「正真」（本物）と認められたものに、「折り紙」を発行してきた
人や物の価値を保証することを意味する「折り紙付き」という言葉は、ここから来ている。折り紙が墨で書かれたことから、「お墨付き」も同じ意味だ
日蓮大聖人の門下には武士も多かった。だから、弓や矢などとともに、「剣」も、しばしば譬えとして用いられている。例えば「鍛えていない鉄は、燃え盛る火に入れれば、すぐに溶けてしまう」「剣などは、高温の火に入れても、しばらくは溶けない。これは、鍛えてあるからである」（御書1169ページ、通解）と仰せだ
鍛えられた刀は、火の中という厳しい条件で真価を発揮する。同じように、厳しい環境を勝ち越えて、人生勝利の旗を打ち立ててこそ、“折り紙付き”の信心の勇者といえよう。（明）
（6月23日付け聖教新聞より転載）
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普段何気なく使っている「折り紙付き」や「お墨付き」という言葉がこういう語源であったとは初めて知りました。
刀は本当に何度も鉄を折り返し鍛錬して仕上げます。
鍛えることで鉄の結晶は微細化し方向が整い、粘りと強度がどんどん増してくるわけですね。
人生も同じということでしょう。条件の厳しい中で常に努力していくことで成長も大きくできます。
威勢だけではなく本当に強い人間になれるよう粘り強く頑張って「折り紙付き」「お墨付き」と言われるようになりたいものです。
それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。
……… 拝金主義 ………
どれほど経済が成長し技術が進んでも、それだけで、よき人間をつくることはできない。いな、経済のみでは、格差の拡大や拝金主義が罷り通りかねない。人間が人間らしく生きゆくためには、精神の空白を埋める哲学が、どうしても必要である。
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