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えのきだけ通信
第264号 2016/04/25
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…わが友に贈る…
あの人の胸に希望を!
その祈りと行動が
わが生命を輝かせる。
自他共の幸福の実現が
我らの信仰の目的だ。
(4月23日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

このたびの大きな被害をもたらした熊本地方の地震ですが、最初の発生から早十日を過ぎました。

未だに余震は続いていて避難生活を余儀なくされている方も多数いらっしゃいます。

ただ早く地震が収まり大雨などなく復旧に向かってほしいと願うばかりです。

そんな中でも九州新幹線の一部開通や道路の復旧、水道やガス等ライフラインの復旧、ボランティア活動の開始、救援物資の配送の円滑化など徐々に明るい兆しも見え始めてきました。

時に自然の大きな力を前に人間の力は無力に思えてしまうのですが、大きな災害があってもそこから立ち直ろうとする人間の力もすごいものだと思います。

人は心を一つにして力を合わせればできないことなどないのだとも感じます。

被災地にてまた被災地のために支援や復旧に尽力されている方々にもただただ感謝です。

では今日も聖教新聞コラム「名字の言」からです。

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熊本県を中心に断続的に地震が続き、今なお8万人を超える人々が避難生活を送る。都内では、座談会の冒頭、地震が収まること、被災者の安穏、被災地の一日も早い復旧・復興を祈念した地区も。平安への祈りを記したご祈念板を仏壇に置く家庭も多い

神戸市の関西国際文化センターで行われている、東日本大震災5年企画展「心の財は絶対に壊されない!」(8月28日までの土・日曜、祝日に開催)。会場には、東北の被災地へ励ましのメッセージをつづるコーナーがあるが、熊本で地震が起こってからは九州へのエールも数多く送られている

大震災で甚大な被害を受けた、岩手の女性の言葉が忘れられない。彼女は震災後、息子夫婦と連絡が取れず、1週間ほど安否確認ができなかった。その間も、大きな不安を抱えながら、地域の被災者の激励に奔走した。何が力になったのか

「聖教新聞に『私たちの心は、常に被災者の皆様と共に』との見出しで掲載された、全国・全世界から寄せられた励ましのメッセージを目にした時、『私は一人ではない』と心から思えたのです」

相手を思う心は必ず、支えるための力になる。支え合う中で希望は生まれる。被災地の友に思いをはせつつ、「今、自分ができること」に全力投球したい。(側)

(4月23日付け聖教新聞より転載)
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復興という言葉には、元の状態に戻すという復旧とは違い前よりももっと発展させる、良い状態にもっていくという意味が込められています。

日蓮大聖人は、鎌倉時代当時の飢饉や大地震の様相を見て「大悪を(起)これば大善きたる」と仰せになりました。

これは大きな悪いことが起きたら勝手に大きな良いことが来るということではありません。

大きな悪い事があっても、それがあるからこそ大きな良い方向へと必ず変えていくことができるという確信であり、またそうしていかなければならないという誓い意味もあります。

言い換えればどんな困難でも必ず乗り越えていけるという力強い希望の言葉です。

将来、あの時のあの辛い苦しい時期があったからこそ今の自分があるんだと言えるよう歯を食いしばり諦めずに挑戦し抜いていくしかありません。

「冬は必ず春となる」との大聖人の御金言を胸に懸命に戦っておられる九州の友にエールを送るとともに私も自分のできることから全力で頑張っていきたいと思います。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

…科学万能主義の限界…
人間の道徳的水準は、技術の進歩とは逆に、かえって低下していく傾向がある。それは、技術の進歩によって勝ち得た力が、道徳の果たしてきた役割を代替してくれるかのような錯覚に陥った、人間の愚かさに起因している。この錯覚から抜け出すことが、人間の自ら招いた現代の危機を解決する、出発点であると考える。
(池田大作名言100選より)
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