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えのきだけ通信
第243号 2015/11/30
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…わが友に贈る…
青年は大いなる
理想に生きよ!
その苦闘のなかにこそ
無限の成長がある。
信念の道を走り抜け!
(11月29日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

今日で11月も終わりです。今年も残すところ1カ月となりました。1年もあっという間、早いものです。

さっそくですが、皆さんは「ありがとう」という感謝の言葉を日ごろから言えていますでしょうか。気持ちにはあってもついつい言えなかったりということは多々あります。

そんな「ありがとう」について、今日は、月刊誌「大白蓮華11月号」に掲載された池田先生の言葉からです。

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=「ありがとう」は奇跡の言葉=

◎「池田SGI会長の人生は素晴らしい」から
 (2004年5月29日「聖教新聞」掲載)

ありがとうは<奇跡の言葉>である。口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。

私自身、毎日、朝から晩まで「ありがとう」「ありがとう」と言い続けている。

外国に行ったときも、「ありがとう」の言葉だけは現地の言葉で伝えることにしている。

「サンキュー」「メルシー」「ダンケ」「グラシアス」「スパシーバ」「謝謝」。それを、心を込めて、きちっと相手の目を見て言っているつもりである。

「ありがとう」を言う時、聞く時、人は心のよろいを脱ぎ捨てる。人と人とが深いところで通い合える。

「ありがとう」が非暴力の神髄なのである。

「ありがとう」の中には相手への敬意がある。謙虚さがある。人生に対する大いなる肯定がある。前向きの楽観主義がある。強さがある。

「ありがとう」と素直に言える心は健康である。だから「ありがとう」を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく。

自分が、どんなにたくさんの人やものに支えられて生きているか──ありがたいと思う、その自覚が、感激が、その喜びが、さらに幸せを呼ぶ。

《幸せだから感謝する》以上に《感謝するから幸せになる》のである。

「祈り」も、感謝しながらの祈りこそが、最も大宇宙のリズムと合致し、人生を好転させていく。

「ありがとう」と言えない時、人の成長は止まっている。成長している時、人は他人のすごさが見えるからだ。成長が止まると、人の欠点ばかりが目につくからだ。

家庭でも、「こうあってほしい」「こうあるべきだ」と、自分の思い通りの妻や子どもに変えようとしないで、まず「ありがとう」と言ってはどうだろう。

ある婦人は晩年、病んで、家族の名前さえ思い出せなくなった。しかし、医師が「人生で一番幸せだったのはいつ?」と聞くと、はっきり答えた。「娘が生まれたときです……うれしかった!」。それを聞いた娘さんの眼から、涙がどっと、ほとばしった。

「ありがとう、お母さん。その一言で十分です」

そして自分の子どもを、いつも叱ってばかりいたことを反省した。「そうだ、この子が生まれた時、生まれてくれたことだけで私は幸せだった!」

それなのに、いつか、自分の中の「理想の子ども」に、この子を合わせようとしていた。百点の理想像と比べての減点主義。いつも「ここが足りない。あれが、もうちょっと」「どうして、こんなことができないの!」

そんなお母さんだったのに、子どもは一生懸命、こたえようとしてくれた。優しくしてくれた。ありがとう。

本当は、あなたが生きていてくれるだけで、お母さんは幸せ。あなたはそこにいるだけで、お母さんを幸せにしてくれている。ありがとう。

──彼女は、新しい目で子どもを見た。すると「ありがとう」「うれしい」の材料には、こと欠かなかった。

朝、ぎりぎりだけど起こせば起きる。それが実は「すごいこと」なんだと感動した。

ご飯も好き嫌いはあるけど、成績も良いとは言えないけれど、「今日も学校に行ってくれて、ありがとう」「今日も笑顔を、ありがとう」。

何もなくても「いつも、ありがとう」。「無事の一日」にありがとう。「当たり前」を「当たり前」と思う心は傲慢だと気がついたのである。

病を宣告されてはじめて、今まで健康を「当たり前」と思い、少しも感謝していなかったと気づいた人もいる。

だから、たまには、しっかり目を見て「お父さん、いつもありがとう」と言ってみてはどうだろう。

お父さんも黙って食べていないで、奥さんに「いつも、ありがとう」と言ってみてはどうだろう。

照れくさくても言ってみれば、そこから何かが変わっていく。

(大白蓮華11月号より転載)
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いかがでしたでしょうか、日常を当たり前と思ってしまって感謝の心が欠けてしまうことは反省しないとと思いました。

そして「感謝するから幸せになる」ということは深いですね。「幸せ」が先ではなくて「感謝」が先です。

それならばいつも幸せでいられます。

これからは何事にも「感謝」を意識しながら、常に「ありがとう」の言葉を言えるように心がけていきたいと思います。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……… 人 権 ………
人間らしく生きる権利が保障され、誰もが等しく人生を謳歌できること――それは、人類の歴史を貫いてきた、万人の悲願である。そのために、政治も経済もあるはずだ。
(池田大作名言100選より)
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