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えのきだけ通信
第242号 2015/11/23
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…わが友に贈る…
仕事で苦闘する友よ
断じて負けるな!
最後に勝つのは
忍耐と執念の人だ。
強き祈りから出発を!
(11月17日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

先週の11月18日に創価学会は85周年の創立記念日を迎えました。1930年(昭和5年)のこの日に「創価教育学体系」の初版が発刊されたことが学会の原点です。

軍国主義の時代でお国のための一律な教育が行われていた中にあって、「教育は子供の幸福を第一の目的とする」という当時としては画期的な教育理論からスタートしました。

最初は牧口初代会長とのちの戸田第二代会長のたったお二人だけの始まりでした。

それが今や世界192か国に広がり全人類の幸福を目的とする平和勢力へと発展しています。創価教育学もこの教育が自由な時代になってもやはり光を放ち続けていて世界の各地で実践・実証されてきています。

しかし、いくら発展してもやはり原点は忘れてはいけません。何のためにということを忘れては慢心となり道を外れてしまいます。

毎年、創立記念日には報恩感謝の心でその意義を確認し今一度使命を自覚していきます。今年もさらなる成長を誓って次へのスタートを切ったところです。

では今日も、聖教新聞コラム「名字の言」からです。

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肥料と農薬を使わない、おいしい果物・野菜作りを提案・実践する農学博士がいる。植物が持つ本来の力を最大限に引き出す自然農法で、持論は「いのちは上へ上へと伸びる」

例えば、果樹の剪定(枝を切る作業)は、新しい芽が上へ上へと伸びるように行う。植物ホルモンのバランスを整え、いのちの力を引き出す大切な作業だという。彼は国内のみならず、海外へも農業技術指導に赴き、実績を重ねている

ある教育セミナーで、教師や大人に望まれる、子どもへの五つの関わり方を紹介していた。(1)信じぬく(2)ありのまま受け容れる(3)励まし続ける(4)どこまでも支える(5)心をつなぐ――。膨大な教育実践記録を分析した結論という。講師は訴えた。「一生懸命に生きていない子どもなど、ただの一人もいません。今がどんな状況であろうと、必ず変わります」

農業も教育も、ともに「いのちを育む」聖業。大切なのは、「いのちの力」を信じ抜き、どこまでも関わり続ける忍耐と努力だろう。時間はかかるかもしれないが、心を砕いた分だけ、必ず結果は出る

仏法は、全ての生命に「仏界」という最高の宝があると説き、その「宝」を引き出す方法を教える。いのちにある「宝」を疑わない限り、いくらでも伸ばしていける。(側)

(11月17日付け聖教新聞より転載)
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昨日は学会の教学部の「任用試験」が行われました。学会で仏法を学んでの一番最初の基礎教学の試験です。

毎年行われていて今年も全国でたくさんの友が受験しました。

この日のためにずっと学習されてきた方々は、日蓮大聖人の深遠なる仏法に触れてその哲学のすごさに驚かれたのではないでしょうか。

もっと信心を頑張ろうと発心された方も多かったことと思います。

日蓮大聖人の仏法と他の宗教の決定的な違いは、自分自身の中に「仏界」という最高の宝があるということを説いていることです。

そしてそれが全ての生命に具わっているわけですから人の命が一番大切であるという「生命尊厳」の哲学となるわけです。

他の宗教でも人の命は大切とは説いていますが、その上に神やどこか違う場所にいる仏を置いています。

神に反すると悪魔であり、教えを守らなければ堕落となります。

これが敵を作ったり、人間の命に格差をつけたり、争いを生み出す原因となっているのです。

日蓮大聖人の仏法では、すべての人が元々仏なのですから敵というものはありません。どんな悪人でも必ず仏の命があるのです。全ての人が生命の次元では等しく尊敬すべき存在であるということです。

生命というものに光を当ててそこを解き明かしている哲学ですから、人生におけるどんな問題でも必ず解決できる道を示しています。

今、世界中でテロや紛争や対立があって、一つ終われば新たな問題が始まり、いったどのようにしたら最終的に解決していけるのか行き詰っているような状況です。

結局は学会のやっている対話運動、一人が一人にこの仏法の精神を伝え、社会全体の思想の基盤に「生命尊厳」の哲学を少しずつ浸透させていくことが、見た目はまことに遅く感じられますけれども確実で一番早いような気がします。

私が「任用試験」を受けたのは遥か昔ですが、その時の新鮮な気持ちを思い出しながらちょっと考えてみたしだいです。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……… 人 権 ………
苦しんでいる人がいるかぎり、自分も安閑としてはいられない――この感覚こそ、人権意識の核である。
(池田大作名言100選より)
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