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えのきだけ通信
第233号 2015/09/21
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…わが友に贈る…
自分が変われば
相手の心も変わる。
わが一念の変革こそ
一切の根本だ。
強き祈りから始めよ!
(9月20日付け聖教新聞)

 * * * *

おはようございます。またまた新たなる一週間の始まりです。

今日は敬老の日ですけれども、これまでバラバラだった祝日が並んだちょうどシルバーウイークの真っただ中ということでどこかに遠出されているかたも多いかと思います。

天候も9月も前半は雨が続きましたが、今は全国的に晴天となって絶好の行楽日和となりました。

各地の道路も渋滞したり混雑しているようですし、どうぞ事故等ないよう十分に注意して有意義に過ごしていただきたいと思います。

では今日も、聖教新聞コラム「名字の言」からです。

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向田邦子さんのエッセーは、何げないエピソードの中に味わい深い人生の機微がにじみ出ていて、引き込まれてしまう

彼女が脚本家の駆け出しだった時の話。山道のセットで使う植木代が、自身の脚本料と同額だった。以来、「私の書くものには、滅多に木が出てこない」と書いている(『夜中の薔薇』講談社)。だが、木を書かない理由は、本当は費用の問題ではなかった

父が転勤族だった向田さんは、子ども時代、家の庭で木が育っていく過程を見る機会がなかった。自分と一緒に成長し、悩みにつぶされそうな時に抱きついて泣く、”心の故郷”となるような大木がない、と真の理由をつづっている

人間は、木の存在に人生を重ねるものらしい。先日、東日本大震災の被災地で、復興への願いを込めた植樹式が行われた。司会はプロと思われる女性。式典はよどみなく進み、植えた木に、地元の子らが水をやる場面に移った。「ではどうぞ」と合図を発した直後、司会の女性は涙声で叫んだ。「大きく育ってね!」。未来を託す子どもたちへの思いがあふれ出たのだろう

少しの風に揺れる若木でも、大樹と育てば嵐にも耐えられる。われも人も、木のように忍耐強く、わが使命の陣地を守り、大きく成長しゆく人生でありたい。(代)

(9月19日付け聖教新聞より転載)
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木というのは不思議に感情が動かされます。日本独特のものかもしれませんが、樹齢何百年というような大木は神木とされていたり、何かある時には記念の植樹というのが頻繁に行われますね。

学会の各会館にもいろいろな記念の日や人材グループのために植樹された木がたくさんあります。

植えた時は小さな苗木だったのにいつの間にか大きくなって、たくさんの花を咲かせ葉を茂らせ堂々とした姿になっています。

あの時植えた木がこんなにとその成長に驚いたり嬉しかったりするものです。

樹木は勝手に育ちますが、人はどうでしょう。後輩がしばらく見ない間に立派に成長した姿を見せてくれるということはあります。

さてじゃあ自分がと思ってみると、どれだけ成長しているものやら(笑)

人間は残念ながら何もしないと堕落しますね。やはり自分自身が成長しようと努力しないといけません。

実りの秋を迎えて、自分も実り多き充実した人生のためにもっと努力しなければと思ったしだいです。

それでは、今週も元気に頑張ってまいりましょう。

……… 活字文化 ………
活字文化の復興こそ、現代の教育に精神と人格の深みをもたらしゆく、大切な要素である。
(池田大作名言100選より)
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