柔道ルールには以前から相手を投げる際に頭から突っ込むことは失格行為でした。
今回のパリオリンピックではそのルールがビデオ判定までされて厳格に適用されています。
個人的な見解なんですが、日本柔道界の至宝であった大野将平選手がこちらの際どい技で連覇したことへのヨーロッパ柔道界の日本対策だったように感じています。
あくまでも私の私見です。
大野選手はとにかく強く、テレビ観戦していても体が反応してブルってしまうような鮮やかな勝ち方でした。
その超人ぶりは下の戦績からもご理解できると思います。
そんな大野選手も引退され今回のパリ五輪では解説者としてご活躍されています。
これがなかなか秀逸な解説でして、もう少し経験を積めば、解説者として定評のある天理大監督穴井さんに並ぶ逸材であると思っているところです。
そんな大野さんが昨日の永瀬選手の実況で「同じ旭化成所属の選手でしたが、全 体重別の選手の中でも永瀬最強説を唱えてきたので今回の大会でそれを証明して欲しい」と語っていました。
更に、「一緒に練習し休憩していても永瀬君が練習を続けているので、本当に嫌だった」とポツリと話したのが印象的で努力家の大野さんからしても永瀬選手は練習の鬼だったことが感じ取れました。
回りくどくなりましたが、そんな永瀬選手が過去2回のオリンピックで銅、金そして今回の金と連覇したことで大野氏の永瀬最強説が証明されました。
永瀬選手すごい!おめでとうございます。
そして同じく3度もオリンピック代表選手となった女子柔道の髙市選手に心からお疲れ様でしたと言いたいです。。