上川陽子外務大臣がアーリントン国立墓地を参詣した件 | 自宅警備員のチラ裏

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上川陽子外務大臣がアメリカ戦没者を祀るアーリントン国立墓地を参詣した。 

ここは岸田首相も参詣しているんじゃ。 

実は、アーリントン国立墓地には 広島原爆投下メンバーのパーソンズ中尉らが祀られている。 

パーソンズは原爆投下機のエノラゲイの機内で、 ガンバレル式と呼ばれ左右に配置されたウラニウムの塊を爆薬で高速移動させ、 中央部で核分裂させる「リトルボーイ」という原爆の起動装置を担当した奴じゃ。 

あのな、「外交儀礼だから」というならアメリカの要人をその外交儀礼で日本の戦没者を祀る靖国神社に参拝させて初めて外交儀礼と言えるんじゃ! 

相互主義ではない外交儀礼なんかあるわけないだろ!! 

上川氏、岸田氏はな、二人とも靖国には参拝せん。 

しかし、原爆投下メンバーの墓所には参詣する。 

こんな二面性があると広島原爆を礼賛しているとしか評価できんぞ!! 

 

こういうとな、 ①靖国参拝は政教分離に違反するから ②第二次世界大戦前と日本は決別したからドイツでナチス幹部の墓に参詣しないのと同じ という言う輩がおるから、ワシが分かりやすく解説するぞ。 

まず、政教分離とは、 国家権力が特定の宗教を勢いづけ、または教義を政策に取り入れ、 かつ慣習により継続されていない新規性があるものいう。 

例えば、公権力が地鎮祭(建築前に神主が八百万の神々に祈りを捧げる)に お金を出しても、 地鎮祭は日本国憲法が公布されるより前からされていた慣習じゃから、 政教分離に違反しないと決まっておるんじゃ 最高裁でな。 

しかし、県庁が公費で靖国神社に玉串料という寄付をすることは、 別に戦前から慣習化されていない新規のことなので、政教分離に違反なんじゃ。 

つまり、戦前から戦後にかけて現職総理が靖国神社に参拝しておる慣習じゃから、 なんら政教分離に違反しない。 

そもそも、正月に総理大臣が伊勢神宮に参拝するのは問題なくて、 夏に総理大臣が靖国神社に参拝するのは政教分離だという理屈は境界知能相手にしか通用せんぞ!馬鹿タレが! 

 

さて次に、 ②第二次世界大戦前と日本は決別したからドイツでナチス幹部の墓に参詣しないのと同じという屁理屈について説明する。 

あのな!  ナチス政府はアメリカやイギリスなど連合国と講和してないんじゃ! 消滅したの!  

しかし、日本政府は憲法は変わったが 戦前、戦中、戦後と一貫性を持って存在する!  

何故ならば、 日本政府は連合国と講和したからじゃ!!  アホか! 小学校で習う話じゃろが!! 

ナチスはヒトラーが自殺したあと、 ヒトラーの遺言で、カール・デーニッツという海軍軍人が いわば「二代目総統」というべき大統領(国家元首)となり、 フレンスブルク政府を樹立したんじゃが、 わずか3週間で連合国から否定され、消滅した。 

政府が消滅したのだから、ドイツには何も無い。 

そして、この無の状態から、英米仏の占領地域から西ドイツが、 ソ連の占領地域から東ドイツが誕生し、 1991年に「ドイツ最終規定条約」を英米仏ソと西独東独の6カ国が締結し、 現在のドイツ連邦共和国が誕生したわけじゃ。 わかるか? ドイツは戦争の清算をしてないの!  

なんか個人的に賠償請求してきた人にお金払った程度でドイツは講和さえしてないの!  

だってナチス政府は消滅したから!  西ドイツも東ドイツもナチスに関係ないから!(という体裁) 

しかし、日本政府はサンフランシスコ平和条約を締結し講和しているんじゃ! 

ナチスドイツ幹部の墓をドイツ連邦政府の為政者が墓参りできるわけないじゃろ!  無関係ではなくなって、天文学的な賠償請求になるだろが!! 

でもな!日本は講和しとる!法で定めたんじゃ! 正々堂々、大日本帝国を継承しとるんじゃ! 権利主体としてな! 

 

そもそも、サンフランシスコ平和条約は「戦犯の継続的拘禁」が定められたが、 「戦犯とされた者の魂」についての規定などない!  

法(条約)が霊魂に適用されるわけねえだろ! 馬鹿か!!!!!  

だから、靖国に戦犯などおらん! 

この正論を日本政府が理解していないまま国際社会でくっちゃべるから、 ナチスと日本が同列視されておる。 

 

馬鹿が政治をやるな! 

国の礎となられた方々への崇敬なしに未来はないぞ!