暴走バイクが事故る件 | 自宅警備員のチラ裏

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 家内が病に倒れ介護のため早期退職をして自宅に常駐するようになったおっさんの日常です。
 趣味の無線やバイク記事に好んでお邪魔いたします。

 

 

こんな状況でもタクシー運転者の過失も問われてしまうんですよね~

「運転手さんが気の毒」という意見が大多数を占めている点については納得できるところであります。

 

回想話となりますが、暴走族の取締りに従事したパトカー乗務員が肩を落として帰署しました。

「暴走バイクの少年1名を確保」なんて無線が入っていたことからお手柄なのに何で落ち込んでいるのかと思ったわけですが追尾中にバイクが転倒して少年を急ハンドルで避けたもののバイクについては回避しきれずにパトカーを接触させてしまい前部を少々破損させてしまったことで落胆していたんです。

 

日本の警察はことなかれ主義の最たるもので、警察車両を損傷させようものなら山のような報告書が必要で、「そんな無理をしてまで追尾するんじゃない!」と叱咤されるのがオチなんです。

更に一定期間の下車勤務がオマケで付いてきます。

 

私も車両での追尾は何度も経験しましたが、状況を通信指令本部に無線報告していると「周囲の交通状況から、以後組織対応として追尾を打ち切りせよ」と下命されることが殆どでした。

なので、米国等の追尾映像を見るにつけ接触させて強引に停車させるシーンには羨ましく思ったものです。

 

日本の法律って諸外国に比して悪党に優しいんですよ。

どうにかなりませんかね。。