ネカフェ | 自宅警備員のチラ裏

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 家内が病に倒れ介護のため早期退職をして自宅に常駐するようになったおっさんの日常です。
 趣味の無線やバイク記事に好んでお邪魔いたします。

 

 

埼玉の立てこもり事件で、今後ネットカフェの営業形態が議論されそうです。

今は、鍵がかかる個室もあるんですね。知りませんでした。

 

ネカフェからの警察110番は度々ありますが、置き引き被害等の盗難以外にもネットカフェの個室で人が亡くなっているという事案を二度経験いたしました。

 

先着した若い警察官の無線報告で、「血を大量に流していて脈もない。」なんて報告から殺人事件を想定して現場に急行したわけなんですが、お亡くなりになられている様子を観察すると鼻血が大量に出ているものの、他に外傷が見られないことから病死か薬物での自死が疑われるところでした。

実際には重度のHIV患者でした。

 

今時の若い人って、メールで何でも済ませてしまう世代なので会話による報告が実に苦手なんです。

無線報告についても、「亡くなってます。鼻からの出血が多いですけど、他からは血が出ていません。」と普通の話言葉で報告してくれても何の問題もないんですが、無線通話ですと緊張してしまうようです。

 

話が逸れましたが、終電を逃してしまったことから一夜の休憩場所に利用する方もいれば、行き場がなくなり周囲に多くの人が行き交うにも関わらず助けを求めるでもなく、狭い個室で孤独な人生の終焉を迎える方も少なくないのです。

都会の孤独ってやつでしょうか。

 

ところで、この立てこもり被疑者は結局何がしたかったのでしょうか。

被害に遭われた女性店員の方が重度のトラウマを抱えることのないよう願うばかりです。。