黒ガ森の悪霊を倒したミルカとルーテでしたが、
家に戻れない二人はミルカの生まれた銀の谷へと旅に出ました。
ルーテがあんなに簡単に森の悪霊につかまったので、
どうやって私を助ける気だったの?
とミルカが聞きました。
これだよ。これっ、
とルーテが肩にかついだ袋の中から取り出したのは
一本のさびついた斧でした。
こんなので・・・・・、どうやって?
これは家に代々伝わる聖なる斧だよ。
何かあったら必ず助けてくれるって、
亡くなった母さんが言ってた。
でも、あの時には役にたたなかった・・・よね。
あの義母が悪いんだ。
斧を大切にしなかったから精霊が隠れてしまったんだ。
その時、滝壺でこの話を聞いていた水龍が突然水面へと現れました。
驚いたルーテが斧を投げつけると、水龍は斧とともに水中へと
消えてしまいました。
どうしよう・・・斧が・・・とルーテは途方にくれてしまいました。
滝壺では水龍が斧の精霊と話していました。
斧よ。聖なる心と勇ましき刃を持ち合わせた高貴な斧と風の噂に聞いていた。
一度、ぜひとも手合わせを願いたいと常々思っていた。
どうしてその力を使わないのか・・・
どうせ、あの子らを助けたとて、いつかは忘れてしまう。
こんなさびた斧に興味を持つ人間なんていない・・・
では、試してみよう。
水龍はそう言うと、再び水面へとうかび上がって行きました。
再び出てきた水龍に二人が飛び上がると、
子どもらよ、こわがることはない、
お前たちが落としたという斧はこれかな?
と金に輝く斧を差し出しました。
違います。私たちの斧はもっと質素で剛健な斧です。
では、これかな?と銀の炎が刻まれた斧を差し出しました。
違います。私たちの斧はさびてはいますが、誇らかな光が刻まれています。
では、これかな?とさびた斧を差し出しました。
そうです。それです!と子どもらが叫びました。
すると、うれしさに歓喜の声をあげた斧の精霊が川の中から飛び出してきました。
随分と手間取りましたが、ぎんなん さんからお借りした「斧の精霊」ようやくあがりました。
なんとかお話をつけようとがんばっていたのですが、やはり斧と言えば三つの斧の話、
いじっていたら曽呂利さんがやはり三つの斧4コマ描かれたりして笑いました。
とりあえず、なんとかまとめてみました。
おそくなってすみません。


