4月19日③
GICUという総合集中治療室に通され、倒れた後初めて妻に会った。
気管挿管され鼻にも消化液のドレーン、排泄のための留置カテーテル、腕には持続点滴…。
変わり果てた妻の姿に涙が止まらない。
最高血圧が70代なので昇圧剤を投与している状況で、いつ何があってもおかしくない。
主治医からは覚悟を告げられた…。
夜20時までは、一組3人ほどで順番に面会が許された。
コロナ禍に於いて最大限の配慮をしてくれたのだが、逆に言えば終末期とも言える。
それぞれの家族がやるせない思いで、それでも妻の奇跡の回復を願う。
20時になり一旦病院の配慮で準備された家族控室へ移動。
私の両親は自宅へは戻らず、病院から近い私のマンションへ泊まってもらうことにした。
妻の実家は少し距離があるため、両親・兄妹・叔母は控室で私と共に泊まることに。
叔母が近くのスーパーで軽食を購入してきてくれたが、とても喉を通ることはなくお茶などの水分だけを流し込む。
夜中になって何とかゼリー飲料を摂取する。
自分自身が倒れないよう、妻を守る…。
とても長い一日を終えた。
つづく…。