TKK涙のノーフィッシュから中2日。 次に向かったステージは

 

 この時期になるとやりたくなる謎の川である。 

 

 

 

 

  AM5:30に到着して準備にかかるが、その段階から南風が爆風。

 

 南風なんだけど体感的にかなり寒いのでNBDダウンを着こんで出船。

 

 

 

 

 

  写真の青いドカットは先日のTKKトーナメントの景品である。

 

 年末大会協賛品用でいいかな?と思ったんだけど、試しにあれこれ

 

 入れてみたらちょうどいい感じに収まったので、自分用として使う

 

 ことにした。黒のクーラーボックスもつい最近新調したものであり

 

 着々と今年のシーズンの準備が整いつつあるところである。ライブ

 

 ウェルはTKKがデジタルウェイインになったのでもはや仲間内の

 

 大会とかでしか使わないから自宅に片付けてもよいのだが、防寒着

 

 やレインウェアをしまっておくストレージとして使うことにした。

 

 

 

 

  さて、水温は14.8℃スタート。 この時期といえばもちろん産卵

 

 シーズンな訳なので、スポーニングエリア的に過去実績のあった所

 

 を片っ端からテキサスで撃っていくことにした。 

 

 

 

 

  6時にスタートして一通り下流側のストレッチを撃ち終えて7時。

 

 今度は上流側へ移動かな?と思っていたところ、本湖からバスボが

 

 一艇上がってきてそのまま上流へと上がって行った。

 

 

 

 

  この川はある程度蛇行しているので、風を受けるストレッチと風

 

 を受けないストレッチが交互に出てきたりする。 

 

 

 

 

 

  完全に吹き抜けてしまうストレッチはこんな感じでダバダバであり

 

 テキサスのピッチングも浮き上がってしまうため、スピナべしかでき

 

 ないくらいであった。 

 

 

 

 

 

 

  久しぶりに来ると色々と変化が。

 

 

 

 

 

 

 

  良く分からんけど橋が囲ってある(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

  スポーニング直前と直後くらいに良く釣れるストレッチだけは

 

 しっかりとやったが、まったくバイトが得られない。 もちろん

 

 あまりの爆風でまともに撃てない、ということもあったが…。

 

 

 

 

  この風向きの場合、かなり上流に行ったエリアに風を受けない

 

 ストレッチが存在する。 仕方ないのでそこまでエンジンで移動

 

 することにした。 

 

 

 

 

 

  エンジンで上流に向かっていると、先ほど上がっていったバスボ

 

 の方が居たのでゆっくり側方を通過。 すると後方の方から声をかけ

 

 られたので少々お話をしたのだが、実は超有名人の方であった(笑)

 

 バサクラにも出場されている方である。 

 

 

 

 

 

  そのまま一気に上流まで走り、かつて青い船があったところまで

 

 行くとようやく風を受けない川の向きになってくれた。 本命エリア

 

 ではないのだが、実はこの周辺もスポーニングシーズンに強い場所

 

 であり、昨年来た時もこのストレッチで1本キャッチしている。 

 

 

 

  風がほとんどないのでやや丁寧にやってみるが、それでもアタリ

 

 がない。 ネストの威嚇系バイトすらないのである。 

 

 

 

  えのちんTVを見ている方なら分かるが、自分の釣りは非常に雑。

 

 ただ、この川のこの時期についてはある程度雑に撃っていってもそれ

 

 なりにバイトが出る川であった。ところが近年、個体数が減少しつつ

 

 あるからだとは思うが、本当にバイトそのものが少なくなっている。

 

 

 

  今日の釣行は、ある意味ではこのフィールドのポテンシャルの定点

 

 観測みたいな位置づけでもある。単純に今日バスを釣りたいのであれば

 

 最近好調なデスリバーに行ったほうがいいだろう。それでもなおこの川

 

 をセレクトしたのは、やはり自分で実際に釣りをしてみて、確かめたい

 

 からに他ならないのである。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  11:00にノーバイトランチ。 この時点でようやく風も弱まってきて

 

 防寒着を脱ぐことができた。 

 

 

 

 

 

 

  ランチ後に再開すると、水温は16.5℃まで上昇していた。 上流に

 

 上っていく時には爆風で波立っていたストレッチも、下りで戻って

 

 いく時にはかなり穏やかに落ち着きつつある感じであった。 

 

 

 

  ランチ後もメインはテキサス。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ふと適当に撃ったテキサスのラインが自分のボートに向かって

 

 一気に走ってくるのが分かったので思いっきりフッキング! 

 

 

 

 

 

 

 

 

  初動からデカいサイズだと分かる力強いファイト! 

 

 

 

 

  かなり走られたが、力で寄せてネットイン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  よっしゃ! デコ回避!だけどでかいじゃん! 

 

 

 

 

 

 

 

  重さが1580gで今年釣ったバスの中では最重量。 

 

 

 

 

  長さは47ってとこかな。 

 

 

 

 

  いやーこれは嬉しい一発だ! マジで牛久沼並みに難しくなって

 

 しまった令和の謎の川…。 1本獲れただけでも奇跡かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

  最後はエントリースポット周辺に点在するスポーニングポイント

 

 を再びチェックしてみたいので、再び船外機で移動することにした。 

 

 

 

 

 

 

  エントリースポット周辺に戻ると、朝会ったボートはすでにおらず

 

 別のボートが入ってきていた。 

 

 

 

 

  今日の感じだと、水温が上がってきたらスポーニングエリアに魚が

 

 昼から入り込んできそうな気配はあったのだが、その後もノーバイト。

 

 

 

 

 

  結局14時15分までテキサスを撃ち切ったが、追加のバイトを得る

 

 ことはできず、1バイト1フィッシュのみで終了することとなった。

 

 

 

  うーん、5本!とは言わないまでもせめて3本くらいは釣れる

 

 ポテンシャルは欲しいところだ。3本釣れるくらい釣れるのなら

 

 ちょいちょい来てみよう、という気にもなるが、さすがに0か1

 

 か? みたいなポテンシャルだと年に2~3回の定点観測くらい

 

 しかできそうにないだろう。 次来るとしたら秋だな…。ではまた!