6週連続となる神秘のダムⅡDAYSトライアル。今週もパン屋さんと
一緒に神秘のダムへと向かう。今日はちょっと早目のペースで向かって
いたので、普段とは違うルートでダムへと向かったのだが、その道中で
なんと熊と遭遇!
山道のど真ん中を塞ぐかのように体長1mくらいの熊が居たので右側
から避けて通過しようとしたところ、なんと車の左側面に体当たりして
そのまま逃走していった。マジか…!? 車に傷や凹みは無かったが…。
で、道路のゲートに到着するとなんと一番乗り。すぐに後方にパン屋
さんが到着し、管理人のおっちゃんもやってきて開門。
今日の天候は終日曇り。雨が降りそうで降らない感じのまま一日が
過ぎていった。ただ、いつ雨が降ってもいいようにレインを着ていた
ので少々蒸し暑いくらいであった。
後続でYAさんとSさんペア。それと今年から来るようになった方と
トローリング艇が1艇。今日はなぜかその5艇のみという珍しく少ない
エントリーであった。貯水率は98.5%の満水、水温は全域で17-18℃。
御覧の通り流木が凄い。エンジンでの航行は気をつけないとヤバい。
自分の狙いは本流最上流。 あの場所に毎年必ずこのタイミングに
出現する「ヤツ」に遭うためである。 脇目も振らずに一気に最上流
までのロングクルーズ…。
目的のエリアに到着してエレキを降ろすと、やはり読み通り「ヤツ」
はそこに居た。手始めにスワンプミニから入れてみるがガン無視…。
おそらくこの週末の間に釣られているのだとは思う。過去になんども
書いてきた事だが、この神秘のダムへと通う最大の目的は、スモール
の50アップを獲ること。正直、数はどうでもいい。野尻湖や桧原湖
ならば、通っている人でも50アップは2~3年に1本釣れればいい
ところだと言うが、この神秘のダムは通えば年間に複数本のキャッチ
が可能なのである。そのためであれば手段は選ばないし、極悪非道と
言われようが気にしない(笑) この「ヤツ」に遭うためにここまで
来ているのだから…。
悪戦苦闘したがようやく食わせ方が分かり、最後は必殺のゲーリー
シュリンプ2インチのダウンショットで仕留めた。
51.5cm、2100g。 今年3尾目の50アップをどうにか獲る
ことができた。いきなり初日の最初の1尾目にして最大のハイライト
となってしまうのだが、でもそれでもいい。獲ることが全て、だ。
…ということでここからはエレキで下りながら拾い釣りをしていく。
基本はスワンプミニのスカッパノンのダウンショット。それと併用で
ヤマセンコー3インチのスモークのノーシンカー。見つけた魚達はほぼ
この2つを使い分けていけばあっさり釣ることができた。
途中、豆の村に遭遇するとエンドレスにこのサイズが釣れ続く。
写真は割愛(笑)
気持ち的にも余裕があったので、色々試したりしてみたのだが、今年
お試し的に作ってみたチャートのスモラバでも1本釣ることができた。
これ、いいかな?と思って作ったんだけど反応はイマイチ(笑)
ここで使えなかったらボツになるかもしれない(笑)ピンクもボツ
になったくらいだから…。
昼はパン屋さんとともにN沢へと移動。N沢で昼飯を食ってから
色々周辺をチェックしていくと、やはりこちらのエリアは今が最大
のスポーニングのピークとなっていた。至るところネストだらけの
状態である。 はっきり言ってそれ以外の釣り方のパターンなんぞ
まったく成立しないんじゃないか?というくらいの全盛期である。
対して本流の上流エリアはもう終わりかかってきていた。アフター
の動きをしている魚も結構居たからである。 ただそれのデカいの
を釣るのはウルトラテクニカルで難しいのだが…。
N沢では比較的大き目な個体を選んで釣っていったのだが、さすがに
50を超えるサイズを目撃することはできなかった。とある場所の深い
位置に、やや大きめなサイズが回遊しているのを発見。完全にネストを
守っている個体の動きではなく、メスを待って徘徊している状態だった
だろうか? 軌道上にスワンプミニを置いてシェイクして気が付かせる。
するとラインがゆったりと重たくなった感触があったのでフッキング!
これがそこまでファイトは強くなかったが、結構でかかった。
惜しくも49cm。ウエイトは1680gといったところ。
あと一息だったな~…。
N沢にはYA艇でYAさんとS氏ペアが居たが、二人ともウマい
のでガンガン釣っていた。 パン屋さんも順調過ぎるくらい順調に
キャッチしていたが、サイズが伸び悩んでいる、という。たまたま
近くでそんな話をしながらやっていた時にパン屋さんに最大がHIT!
こちらも惜しくも50cmには届かない48.5cmだが、それでも
ナイスフィッシュである! その後も何本か釣り足した後、最後に
ゴジラワンドを見に行くことに。
ゴジラワンドにはネストっぽいネストはほとんど無い。これから
なのか、それも分からないが、とある場所で40~45cmクラス
の5~6匹のグループが泳いでいるのを発見。 そのど真ん中に
ノーシンカーを落とすと、ラインがピーンと張った。
40cmあるなしだが、ちょっとお腹がプリっとしている個体。
16:30になり、スロープへ戻って片付けようとしたら、目の前に
1匹居たのでスワンプミニを投入したら一撃であった(笑)
こうしてDAY-Ⅰは終了。 詳細は伏せておくが、楽勝二桁安打で
最大が51.5cmの2100g。 なかなか痛快なゲームができた初日で
あった。
→DAY-Ⅱの記事へ続く