激務の週末を挟んだ月曜日は再びフィールドへ。今回は2年ぶりの

 

 豊英ダムへと向かった。なぜならあの男と同行を予定していたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  あの男とはそう、ワム吉氏である。 先日のN氏と同様に中学時代

 

 からの釣り仲間であるワム吉氏、自分が彼を初めて豊英に連れてきた

 

 時以来、すっかり豊英にハマり、すでに月曜日の住人と化している男

 

 でもある。今年はなんと60UPまで仕留めており、すっかり豊英の

 

 ロコアングラーとなっているのである。 

 

 

  自分はと言えば、豊英ダムはこれで通算7~8回目程度であり今日

 

 が約2年1ヶ月ぶりくらいである。 個人的にあまり相性が良くない

 

 フィールドだと感じていることもあって、足が遠のいていたのである。

 

 

 

  このゴンドラ準備といい、12fのボートが全て前留めなのといい、

 

 嫌いな理由もたくさんある(笑) が、それ以上に魚との相性が悪いと

 

 感じているのである。 ここはここでまた三島とも戸面原とも違う独特

 

 のクセのようなものがあり、そこを捕えられないと全然釣れないのだ。

 

 

 

 

 

  セッティングして魚探をONにすると水温は13.0℃。北風微風で

 

 肌寒く、今日は夕方から雨が降る予報となっている。できれば雨が降る

 

 前には帰りたいところだ。一応雨具系は積み込んだが、使わないうちに

 

 片付けてしまいたい(笑) この時期でも雨は釣れる要素になるがそれ

 

 以上にこの時期の雨は嫌だ(笑) 

 

 

 

 

  ということで実釣スタート。 水先案内人のワム吉氏に着いていき、

 

 最初は右の上流からスタートする。 メインはスクーパーフロッグの

 

 ダウンショット。他にジグ、テキサス、パワーフィネスのジグ。魚探

 

 の映りがいいところだけダウンショット、といった感じで攻めていく。

 

 

 

 

  水深が3mレンジくらいになる赤い吊り橋の下あたりまで行ったが、

 

 そこから先は生命感が感じられないため自分は折り返すことにした。

 

 ただワム吉さんはこの先のエリアにもコンフィデンスがあるようで、

 

 スクーパーフロッグマグナムを投げながら進んでいく、とのことだ。

 

 ここで一度別れて自分は一気に戻って今度は左の上流へと移動して

 

 みることに。 

 

 

 

 

  過去にテキサスやパワーフィネスで良く釣れたストレッチに行くと

 

 いい感じのウッドチップ系の浮きゴミがあったので丁寧に撃っていく

 

 が、無反応。 その先の川筋の真ん中に木が落ちているところがある

 

 のだが、そこは別のボートの人が撃っていたのでそこで折り返した。

 

 

 

 

  時折水深8mのフラットエリアでもボトムにバスっぽいのが映る

 

 ので、ダウンショットを入れてみるがバイトは無い。そうこうして

 

 いるうちに再び桟橋前に戻ってきてしまったので対岸のワンドへと

 

 入ってみた。 

 

  

 

  ふと携帯を見るとワム吉さんから釣れたよ!とLINEが来ていた。

 

 ただ豊英ダムは携帯の電波がおそろしく悪い。写真も付いていたが

 

 写真はかなり時間が経って電波の良い場所に行った時に初めて写真

 

 を見ることができたが、なんとスクーパーフロッグマグナムで40

 

 cmくらいのいいバスをキャッチしたようである。スゲー、あんな

 

 デカいマグナムで釣るとは…! 

 

 

 

 

 

  ボート屋のちょっと下流エリアでワム吉さんを発見したので合流

 

 して一度本湖エリアへと行ってみた。ここでも実績場所を解説して

 

 もらいながらスクーパーフロッグを投げまくってみたがノーバイト。

 

 

 

 

  そうこうしているうちに11:30を知らせる追憶の鐘が鳴った。

 

 

 

 

  これはやはり、右の上流に再び戻ってじっくりやってみるほうが

 

 良いのでは?ということになり、ワム吉さんと一緒に再び右の上流

 

 を目指して移動することにした。

 

 

 

  朝のウチにも撃ったカバーエリアで再びテキサスリグ。岩盤際に

 

 寝そべるように落ちているレイダウンって、パワーフィネスよりは

 

 テキサスで撃つほうがなんとなく好き。という理由だけでテキサス

 

 で撃っていくが、これがなんと功を奏した。 

 

 

 

 

 

 

  太目のレイダウンの岸際に撃ち込んで少し落とした位置でシェイク

 

 していると、リグがフッと軽くなった感触があったのでフッキング!

 

 

 

 

 

  フッキング直後からレイダウン下に潜られていたのだが、ガンスリ

 

 のパワーで強引に引っ張り出してネットイン! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  よっしゃー、デコ回避! これが13:30くらいだっただろうか。

 

 ジャスト40cmの850gであった。 嬉しいね、12月に釣れた

 

 だけでも嬉しいのに40UPとはナイスである。

 

 

 

 

 

  上流エリアで粘っているワム吉氏を置いていき、自分は再び下流エリア

 

 へと下り始め、同様条件のレイダウンを撃っていく。

 

 

 

 

  すると、午前中の行きと帰りに2回、昼の行きにも1回の計3回も

 

 撃ったインレット前の浮きゴミに到達したので、4回目のアタック。

 

 

 

 

  時間帯でレンジを上げてきたからか、ただのタイミングだったのか

 

 分からないが、ゴミ下にバスが入ってくれていた。 

 

 

 

 

 

 

  14時に2尾目!  36cmくらいだが、テキサスのゴミ撃ちで

 

 釣れると嬉しいね。近年の豊英ダムはアングラーも多くプレッシャー

 

 も高いので自分のへっぽこテキサスの釣りなんてもう通用しないかと

 

 思っていたけど、意外とまだイケるんだ、ということが分かったのは

 

 ちょっと嬉しい発見ではあった。そうは言っても、まだまだ豊英苦手

 

 意識は克服はできていないのだが…(笑) 

 

 

 

 

 

  終始ローライトで当然ながら水温も変動は無いが、それでもバスが

 

 昼くらいからレンジを上げてきたような体感があったので、これなら

 

 左の上流のレイダウンでも釣れるかもしれない。 そう考えて一気に

 

 左の上流エリアへと移動してみた。 

 

 

 

 

  午前も撃ったウッドチップエリアを中心に、ショアラインのレイ

 

 ダウンや沖にある立ち木群をテキサスで撃っていく。時間をかけて

 

 誘いたい立ち木だけはパワーフィネスのジグ撃ちを入れてみるが、

 

 午後の部も左の上流ではノーバイトであった。 

 

 

  

 

  携帯で時計を見ると15:30。 下船は16:30だが、少し

 

 だけ雨がポツポツと降り始めてきてしまった。これは本降りになる

 

 前には片付けたいところ。 

 

 

  15:45に桟橋前に戻ってきたのでワム吉さんに先に片付ける

 

 ことをLINEで伝えて片付けを開始する。同じ時間帯に片付け始めた

 

 方と話したら、なんと本湖で虫系ワームのノーシンカー中心に5本

 

 キャッチした、という方がいらっしゃった。5本はスゲーな、この

 

 寒い日に…! 

 

 

  自分が片付けを終えた頃、ワム吉さんも桟橋に戻ってきた。残念

 

 ながら追加は無かったそうだが、それでも今日はスクーパーフロッグ

 

 マグナムでキャッチしているから素晴らしい。彼もまた、この釣りを

 

 やり切る!と決めたら心を鬼にしてやり切れるアングラー。自分は

 

 そういうのは苦手なのでアレコレ手を出してしまうからそのメンタル

 

 は見習いたい、と思う。

 

 

 

 

 

 

  そんな訳で2年ぶりの豊英ダム。どうにか2本キャッチして坊主

 

 を回避することはできた。次にここに来るのは一体いつになるやら?

 

 な感じではあるが、いずれまたチャレンジしてみたい、とは考えて

 

 いるところだ。 それではまた!