※DAY-Ⅰの記事からお読みください。
DAY-Ⅱは少々寝坊して4:45に起床。パン屋さんはすでに朝風呂
を終えていて、朝食から合流。今回も夜中はかなり寒かったが、朝も超
寒かった。初日とうって変わってのローライトで小雨がパラつく天候だ。
恒例の脱衣所カップうどんでウォームアップしてからダムへ戻る。
今日はトローリング艇は少なかったが、バサーはまあまあ多かった。
前週に続いてのSさん。そしてSさんの今週の同行者はなんとパン屋
さんの知り合いの方であった。良く行く釣具店のスタッフだったそう。
で、今日は防寒着が脱げないほどの寒さであった。 水温はさらに
下がってスロープ前で14.8℃。南風なのに強烈に冷たく、水面の
水温も冷やされてしまうほどだ。スロープに着いて驚いたのが減水で
ある。前日よりも水位が30cmほど落ちているのである。 ダムの
データ的には貯水率は同じ98.5%なのだがなぜだか水位が低い。
今日は寄り道せずに一気に本流の上流へ。
実は前日に見つけてあって触らないでおいた魚があったのでそれを
狙いに行くのである(笑)
お目当てのスポットに着く前にジグヘッドのミドストをやってみるが
まったくといって無反応。チェイスも無ければ追っても来ないのだ。
そうこうしているうちにお目当てのスポットへと到達してしまった。
お目当ての魚は居たのだが、良くみるとその周囲にもまた別の魚が
居た。昨日は居なかったのに(笑)
ということでウォーミングアップで1本キャッチ。
画像ブレブレだが38くらい。スワンプミニのスカッパノン。
で、この後本命の魚を狙ってみる。
スワンプミニをなぜかガン無視。 うーむ、仕方ない、食わせの
最終兵器、ゲーリーシュリンプの2インチを投入。
するとコレが好反応! 空振り数回ののち、完全フッキング!
すんげージャンプをカマしてくれたが、バレたりラインブレイク
せずに持ちこたえてくれてネットイン!
まあまあでかい。
さすがに50は無かった。49cmといったところ。
ウエイトも1850gであった。
2日目の2尾目、49cm・1850gをキャッチ!
この後、さらに上流エリアに居るパン屋さんと合流。目の前で1尾
キャッチ。これはスワンプミニのスカッパノンであった。
36cmくらい。
しばらく二人で最上流エリアをやってみるが、さすがに水温が12℃
くらいまで落ちてきているので生命感が無い。ちょっと手前の13℃の
エリアには小さいスモールなら数尾ウロウロしていたが、これはなにを
やっても釣れない個体であった。
ちなみに昨日キャッチした2430gは減水で居場所が干上がり、
すでに姿を消してしまっていた。このように1日単位で大きく日替り
していくのが今の季節の神秘のダム。 1日違うだけで結果も大きく
違うのが面白いのだ。
9:15、ここで自分はN沢へ行ってみることにした。昨日ダメ
だったけど、もしかしたら今日は良くなっているかもしれない。
本流の最上流からN沢の最上流までエンジン全開ノンストップでの
ロングライドだ。 本流を下っていき、N沢方面との分岐点付近で
かなり風と波が強くなってきた。N沢方面に向かう方向は追い風と
追い波なので問題なく走ることができたのだが、到着してエレキを
降ろすと波がダバダバであった。 それでも有望ストレッチをジグ
ヘッドでミドストしながら流していく。水温は12.8℃と低い。
うーん、何も起きない… そう、この時は…であった。
N沢の左にある長いワンドに行ってみたが、そっちも風を巻き
こんでいて釣りにならない。少し下ったところにあるワンドまで
行ってみようと走っていると、下流側からパン屋さんがN沢方面
へと上がってきているところであった。
風が強すぎて釣りにならないので風を避けれるワンドに入ると
伝えて自分はワンド巡り。パン屋さんは自分がさっきミドストで
流したストレッチに入ってみるようであった。
初回、そして2回目のⅡDAYSの初日の1本目をキャッチして
いるワンドに入ると、いつも釣れていたシャローフラットからは魚
が姿を消していた。これも減水の影響か?ここは水温が14℃近く
あるのでバスは居るはず。
そのままワンド内の岩盤を撃っていると、フォールしていくジグ
ヘッドを追って潜っていく何かが見えた。
ガツッ! とバイトがあったのでフッキング!
昨日釣った45クラスくらいのナイススモールを掛けたが、なんと
ジャンプ一発でバレてしまった…。 これにはガックシ…。 さらに
シャッドシェイプワームのウォーターメロンブラックフレークがこれ
で最後だったのだが、裂けてしまって在庫終了。 ここからワカサギ
カラーへとチェンジすることに。
N沢の本流筋側は風と波でダバダバなので、エンジンでゴジラまで
避難することにした。ゆっくり波を叩かないように走ってゴジラへ。
赤土ワンドの奥まで行ってエンジンを切ったが、ここもまた風と波の
影響を受けている。そんでもってとにかく寒い…。
それでも気合で49岬でジグヘッドをやってみるとガツっといい
バイト! かなり良く引くファイトをしてくれた4尾目をキャッチ!
37~8cmくらいか? 複数匹居るかと思って続けたが、単発。
写真では分かりづらいが、かなり波風が強い。 そこで波風を完全に
ブロックできる唯一のポイントを思いついた。
ゴジラワンドの最奥である。
ところがこの最奥、2年前はコンスタントにレギュラーサイズが
良く釣れてくれたのだが、昨年はサッパリ釣れなかった。今年も1回
だけ入ったがその時も無…。
そんななのであまり期待せずに奥に入っていきながらテキトーに
スワンプミニのダウンショットを投げてシェイクしていると、水深
2mくらいのボトムで根がかったみたいなバイト!
フッキングするとかなりいい引きをするファイター!
超久しぶりの最奥フィッシュ! ここは神秘のダムでの長さ記録
である54.5cmをキャッチしたこともある場所だ。それだけに
好きなポイントであるのだが、久しぶりにここで釣れたのが嬉しい。
ファイト中、35cmくらいのが一緒にくっついてきていたが、
その後はバイトは得られなかった。ちなみにこの最奥フィッシュは
ジャスト40cmながら1180gあるブリブリ君である。今年、
アベレージがだいたい35~38cmくらいになってきていて時折
40~41が混ざるような感じにまで育ってきている。コレ、来年
の解禁直後とかどうなっちゃうんだろう…!?今から物凄く楽しみ
である。15本釣って40UP10本とか…(笑)
この5本目を釣ったのが11:45頃だったのでこれを上がり
フィッシュとしてスロープに戻ろうとするとちょうど戻ってきた
パン屋さんと合流した。そしてまたしても驚くべき報告が…
どーん! とパン屋さん、なんと2日連続55cmをキャッチ!
ウエイトは2kgちょうどとのことでおそらくオスだろうという
推定ではあるが、2日連続で55というのが恐ろしい…。 自分が
N沢を離れた後、ダバダバの状況の中、シンキングスイッシャーで
一瞬入れ食いになった、という。 自分もジグヘッドで30分前に
流したストレッチである。タイミングもあるのかもしれないが釣り
方を変えただけでこうも結果に違いが出る、というのがこれまた
凄いことである。 そしてそれに辿り着いたパン屋さんは流石だ。
とにかくルアーへの造詣が深いし引き出しも非常に豊富である。
概ね35~40cmがメインでそのエリアだけで7本キャッチし、
その中で一発55cmが混ざったという。
昨日もパン屋さんDAYだったけど、今日もパン屋さんDAY!
まさしくBAKERY SHOW!!! 参りました(笑)
ということで12時に帰着して片付け開始。13時には現地を
発って自宅を目指して出発した。東京に戻ってきたらちょっとは
暖かいかな? と思っていたが、今回は東京も寒かった。
とりあえず、ⅡDAYS毎に1尾は50UP! という最低目標は
なんとか達成!? 自分も55UP目指してまたチャレンジだ。では!
DAY-Ⅰの様子
DAY-Ⅱの様子