前日に友人N氏から連絡があり、今日謎の川へ浮く、と言う。 幸い自分も
後回しにしても大丈夫な用事しか無かったため急遽同行することとなった。
せっかく導入したばかりのツアープロ。もっと色々なシチュエーションで試して
みたい、というのもある。
5時30分頃にエントリースポットに到着。 先に着いていたN氏がほぼ準備
を終えている頃に自分もセットアップを開始した。相変わらず過酷なエントリー
スポットではあるが、今日は何がひどいかって、鬼のような蚊の大群に襲われ
ながらの準備&片付けである。虫よけスプレーもガンガン吹いたが気休め
程度であり、準備だけでもボコボコに刺されてしまった。
どういう流れで回っていくか何も打ち合わせていなかったのでN氏は自然と
上流方面へと船を進めていた。自分もスピナーベイトとクランクで巻きながら
後を追う。 水は昨日の雨でやや濁りが入り、水温は21.6℃からスタート。
最初の橋を越えたあたりでN氏に追い付き、今日は上流よりは下流かも?
という話になり、エンジンで2艇で下流へと移動する。
一気に鉄板エリアのDHまで下ってみたが、今日はDHが完全に不発…。
乗らないギルみたいなバイトがちょっとだけあった程度であった。 さらに
下流方面へと下りながらクランクで流していると、ビニール袋でも引っ掛け
たかのようなバイトがあり、どうにか自分が1尾目をゲットする。
32cmくらいだろうか。 異様なまでに激タフな今日の謎の川の状況から
したら、値千金の価値ある一尾である。 クランクはクラッチDRだ。
そのまま下って旧スロープ前まで到達。 下流もちょっと違うよなってことで
再び上流方面へ。11時くらいから太陽が出てきて暑くなってきたため橋の下
に入りランチタイム。
前半戦、N氏はここまでノーフィッシュ。自分もクランクで奇跡的に釣れた魚
のみ、という非常に厳しい状況である。 一か八か、朝に行っていない上流に
行ってみよう、ということになり昼食後は再びエンジンで上流へ。
大仏ストレッチのかなり上流側の青水門までエンジンで上ってから午後の部
再開。 水に動きのあるインレット等のピンスポット中心に攻めるもバイト無し…。
そのまま進んでいくと川幅がかなり狭くなるセクションに到達するが、上流を
見て左側の岸がずっとシェードになっている状況になった。 このセクションは
晴れてシェードができたらシェードが鉄板である。
N氏が下流側でじっくりやっていたので自分はテキサスでシェードをサクサク
撃ち流していると、ようやく午後の最初のバイト!
30cmちょいだがいい感じのファイトのレギュラーサイズであった。 さらに
ラインスライドからのスッポ抜けがありながらも撃ち進んで行く。 これまた
ラインがスーッと動いたのでフッキング!
見えたバスはちょっとサイズアップした感じか!? ランディングネットを
ボート後方に置いてしまったため珍しくハンドランディングでのキャッチ。
この魚のキャッチシーンのみ、キャスト前からの撮影に成功。 ただハンド
ランディングのシーンはカメラの外側となってしまった。
久しぶりにまあまあサイズ!
ジャスト40cmの900g! 嬉しい~!
ちなみに今日はツアープロの理解をさらに深めるために、色々な機能を
いじってみた。主に試したのはヘディングロックをかけてのオートクルーズ。
これ、ショアラインが一直線でボートを並行に流していける地形であれば
かなり使える機能。 ただ岸が複雑に奥まったり出っぱたっりしている所は
あまり向かなかった。 テキサスのピッチングよりはスピナべかクランク等
の巻物での流しに向いている機能であった。あと、橋の下でアンカーロック
をかけるのは危険であった。GPSをうまく拾えずに変な動きをし始めるから
である。 ただ橋の下以外では今日もアンカーロックは高精度であった。
14時頃に最上流の堰に到達。 何事もなく折り返して上がってきたN氏と
話すと、N氏は2本キャッチした、という。その後はエントリースポットに向け
下りながら釣り。 N氏は途中で連発スポットを見つけたようでさらに4本を
追加して合計6本キャッチとしたようだ。今日の午前中の激タフっぷりから
すれば見事なアジャストである。
巻きながら流して下っていくと、16時ちょっと前にエントリースポット前に
到達した。 N氏が戻ってくるのを待ちながら周辺でクランクを巻いていると
プルンッと何かが当たった。
一応4匹目(笑) ワイルドハンチ最小記録(笑) 良くフッキングしたよな…。
で、16時にN氏も戻ってきて片付け開始。 汗だくになりながら17時に撤収。
釣れたバス、4匹。 蚊に刺された箇所、10ヶ所以上…(笑) それではまた!