久しぶりに釣行。今回はハンターとのオカッパリ釣行。6時に合流すると

 

 意外にもハンターが焦っている様子で、ポイントへと車をぶっ飛ばしていく。

 

 聞けば、ハンターは今日が年内最後の釣行になる、という。そのため確実

 

 な一尾を獲りたいところだったのだろう。 車を停めて準備を整え、真っ暗

 

 な闇の中を歩いてポイントへと向かっていく。

 

 

 

 

 

 

 

  おそらく氷点下な冬至の夜明け。 風が無いので体感的には寒くはないが

 

 長靴の中の足のつま先だけは冷たくてしんどい。 長靴は確かに多少水に

 

 浸かっても大丈夫なのだが、つま先の周囲に空間があるために冷やされて

 

 しまいやすいのである。 

 

 

 

 

  ほんのり薄暗い中、ハンターと共にキャストを繰り返す。 案の定、ガイド

 

 は凍結であった。 時折竿先を水中に突っ込んで解凍してはキャストする。

 

 

 

 

 

 

 

 

  しかし、延々と無反応であった。 

 

 

 

 

 

  

 

 

  すっかりと夜が明けて太陽が昇ってくると、ガイドの凍結もなくなりつま先の

 

 冷える感じもおさまってきた。 暖かくはなっているのだが、川の端っこはまだ

 

 凍ったままであった。 ここで偏光グラスを車に忘れてきたことを思い出し、

 

 一度車へと戻る。 

 

 

 

  偏光を装着して再びポイントへ。それまでやっていた場所とはちょっと違う

 

 ゾーンを攻めてみたり等、色々やってみたのだが、今日は反応を得られない。

 

 

 

 

 

  少し離れた場所に居たハンターが戻ってきて合流。 なんとか2バイトは

 

 得たそうだがフックアップできずだったそうだ。 自分なんか完全ノーバイト

 

 だから2バイトとっているだけでも流石である。 

 

 

 

 

 

  AM10:00 どちらが折れたのか分からなかったが、おそらく2人とも心

 

 は折れていたのであろう(笑)2人で車まで戻って早くもゲームセットである。

 

 ハンターは夕マズメ時間帯に良く釣れるポイントへと後で足を運ぶとのこと

 

 だが、自分はこのタイミングで帰ることにした。 

 

 

 

 

 

  そんな訳で坊主である。年内この先に予定しているゲームも、ほとんど

 

 釣れる見込みがないようなゲーム内容を予定しているため、もしかしたら

 

 このままバスが釣れないまま2020年が終わってしまうかもしれないが、

 

 まあそれはそれでOKだろう。 なにがなんでもバスが釣りたい!のなら

 

 房総のリザーバーでディープをじっくりやっていればなんとか釣れるはず。

 

 だが、今年はあえてそれはあまりやらないようにしている。それはなぜか。

 

 

 

  ひとつ言えるのは、最近はデコっても全然気にならなくなってきたので

 

 ある。以前は年間の坊主の回数だったり坊主釣行の占める比率の%で

 

 あったりを気にしていた時代もあった。それゆえに、確実に手堅く釣れる

 

 フィールド選びをしていたし、釣れるまであがいてあがいて大きくポイント

 

 を移動してみたり、釣れるまで帰らなかったり、と、とにかく執念深く魚を

 

 追いかけていた。 ところが最近は簡単に諦めるようになった(笑) まあ

 

 良く言えば、気負わずに釣りを楽しめるようになった、と言ってもいいが、

 

 悪く言えば、かつてのようなハングリーさが失われた、と言うのもあながち

 

 間違いではないかもしれない。 実はこのマインドの変化は、今年の春先

 

 くらいから自覚はしていたのだが、やはり仕事が変わったことがマインド

 

 の変化に大きく影響していることだけは間違いない。 この点についての

 

 深堀りについては、いずれ何かの機会に書きたいとは考えている。 

 

 

  

 

  もちろん釣りに行く以上、坊主であっていい訳ではなく、できるものなら

 

 バスをキャッチはしたい。 しかしそうは言っても真冬のバスフィッシング、

 

 特にリザーバーではない河川系のフィールドにおいては、デコって当然な

 

 難易度な訳である。 ただ、そんなデコって当然なフィールドセレクトでも

 

 楽しめるような気持ちの余裕が、自分にもちょっとだけ出てきた、という

 

 ことだろうか。年内の残るゲーム、全てデコるとしてもできる限り楽しんで

 

 やっていきたい。 それではまた!