マジでやんの?っていう天気予報…。 前日夕方段階で、翌日の市原市の

 

 午前中の降雨量は39mm/h。 いや、これ沈むでしょ、ほんとに…っていう

 

 レベルの予報である。  まあ今回のTKK第2戦のゲストプロはオリキンこと

 

 折金プロだから仕方ない(笑) この方がゲストプロの時は大概雨でありかつ

 

 通常の雨ではない爆雨である。 気分は萎え萎えではあるが、TKKの時だけ

 

 しかお会いできない方達が居るし、何より1月のシンザンカイ亀山戦以来の

 

 半年ぶりの大会であるため、頑張って向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

  4:30くらいに鳥居に到着すると、ちょうどカズさんがセッティングを終えて車を

 

 抜くところであった。それ待ちのY.N CRANKの親分の次に車を着けて待機する。

 

 

 

 

 

 

 

 

  で、親分に無事挨拶するなり、「これ、やめようよ~」 と…。「ええ、僕もこれは

 

 やりたくないっす!」 ってあーだーこーだいいながらなんだかんだ一緒に準備。

 

 

 

 

 

  

 

  写真だと分かりづらいが、この時が一番降っていたかもしれない。 ただその後

 

 11時くらいにもスーパー土砂降りがあった。 

 

 

 

 

  オートビルジ搭載艇は誰もいなくてもギュンギュン排水ポンプが回っていた。

 

 

 

 

 

 

 

  自分はペットボトルを切ったカップでの手動ビルジ(笑) 今日は何度排水作業を

 

 行ったか覚えていない(笑) 時々めんどくさくてライブウェルポンプでそのままライブ

 

 ウェル内に雨水を吸い上げて排水させたりもした。 

 

 

 

 

  水温は24.0℃で川筋は20.0℃という状況。雨はプラの時よりも強いのだが

 

 川筋から入ってくる濁りは木曜のプラの時ほど強い濁りではなかった。テキトーな

 

 プラではあったが、分かっていた事は2つ。 

 

 

 

 

 

  季節感とは合わないくらい、バスのレンジは意外と深い事。 水深3m前後に

 

 サイズのいいバスが居る、ということであった。 それともうひとつ、ただルアー

 

 をフォールさせたり通過させたりした程度では食わない、という事。 少し長め

 

 にルアーを見せてやることが必要である、という事だ。 この2つだけはプラで

 

 分かっていたので、今日はそのパターンでそのままやってみることにした。

 

 

 

 

 

 

 

  で、3番フライトで古敷谷方面へ。 おっとカズさんも同じ方面か!?最初の

 

 狙いは同じポイントであった。桟橋からはまあまあ近い場所にある沈み物だ。

 

 二人で10分少々やってみたが無反応だったため、自分は古敷谷の川方面

 

 へと入ってみる。 

 

 

 

  実はプラでは古敷谷の護岸手前右にあるでっかい沼地帯でバイトを得て

 

 いたのであった。川筋自体は濁った水が上流から流れてくるものの、沼の

 

 エリアは少しだけ水がきれいだったのである。これはプラも今日も同じ状況

 

 であった。 沼にあるちょっとしたカバーに黒ビーバーのテキサス。プラの時

 

 はファットイカでバイトを得ていて、キロクラスに巻かれて獲れなかったバイト

 

 はあったのであった。 

 

 

 

  しかも何にもなく、他にもボートが2艇ほどワンド内に居たため、護岸の

 

 様子を見に行ってみるが、こちらはプラの時ほどではないが流れと濁りが

 

 強く、同じく何もバイトは得られなかった。 

 

 

 

 

 

 

  再び本湖方面へ戻り、沈み物へ。 カズさんは全然離れた沖でなんか

 

 やってる感じだったのでもう一度沈み物へと入ってみる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  …とバイト! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  幸先の良い900gからキャッチすることができた。 使ったセッティングは

 

 エコスワンプミニの黒、デコイキロフックワームの3/0番でのオフセット仕様。

 

 これを5ポンドのフロロで沈み物をダイレクトに撃っていく手法である。 

 

 

 

 

 

  しばらく粘っているとさらに追加!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これが2尾目、600gくらいであった。 リミットまで行くか?と思いきや続かず。

 

 ポイントを休めるため、桟橋周辺の縦スト系の釣りにシフト。スモラバのフォール

 

 &ミドストで色々とチェックしていく。 

 

 

 

 

 

  そうこうしていると、本命の鉄階段に居たアングラーが移動していったので

 

 鉄階段へと入る。 この階段、昔から非常に良く釣れるのだが、トーナメントの

 

 時はたいがい入れ代わり立ち代わりボートが入って撃たれるポイントでもある

 

 ので本戦ではメインパターンに持ってきにくい場所でもある。かつてはキャスト

 

 してフォールさせればすぐ食ったので数投して移動、というのが自分でも同じ

 

 だったのだが、実は今年は違ったアプローチを使ってみた。 

 

 

 

  この階段でタコ粘りしてスモラバで中層スーパーロングシェイクをするという

 

 戦略である。 周辺を魚探で探ると、やや深いレンジにバスは数尾いるのが

 

 映ってはいるのだ。 ただこれにダウンショットとかを直撃しても食わないが

 

 時折スモラバをシェイクさせているレンジまで浮上してくると、スモラバを発見

 

 して食う、というパターンである。 他にも肝はあるのだがそれはシークレット。

 

 

 

 

  ただ、これを偶然発見してしまったのが、プラの時の電話フィッシュだった

 

 のである(笑)  電話しながらだったのでリールを巻けず、ただただ延々と

 

 ロングシェイクしてたら食った、というのがプラの時の出来事。 その再現を

 

 狙って空いたタイミングで入ってみたが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  狙い通りに釣れてくれてリミットメイク! ただこれが500gくらいであり3尾

 

 でも2kgあるなし、な感じである。 リミットがそろった時刻が9:00頃であり、

 

 入れ替えを狙うにはまだ充分に時間がある。とはいえ養老エリアに行くのは

 

 リスキーであるため、再び古敷谷へ行ってみることにした。 

 

 

 

 

 

  古敷谷ではさらに流れと濁りが強くなっており、手も足も出ない状況に変化

 

 していた。 もう一度戻って沈み物をやるが、もう無反応となってしまっていた。

 

 そしてこの沈み物ポイントも、上流部から流れてくる濁り水に次第に侵食され

 

 濁りが進み始めているのが時間を追って目で分かるくらいとなっていった。 

 

 

 

  

 

 

  2度目の階段へ入ったのが10:30くらいだったが、この時は雨とともに一瞬

 

 爆風も吹いたので、かなりしんどい展開に。 さすがにたまらずボート屋さんの

 

 横の橋脚下へ入るとレンタルの出場者の方が5艇くらい雨宿りしている状況。 

 

 自分もパンを食べて一服しつつ、ボートの水抜きを行う。 

 

 

 

 

 

 

 

  徐々に増水しているのも分かったので、入れ替えを狙ってカバー撃ちをする

 

 がさすがにドシャローにはバスは差し込んできてはいない。 インレットはプラ

 

 の時にさんざん撃ったが全然バスが寄ってきてないので今日もパス。 

 

 

 

 

 

  12:00、3度目の階段勝負。 するとレンタルの先行艇が撃っていたので

 

 2本ポールで時間潰しし、移動していったところ順番で階段沖に陣取る。 で

 

 そこからタコ粘りのスーパーロングシェイク…。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  グーッと引っ張り込むようなバイトを感じてフッキング! 

 

 

 

 

 

 

 

 

  かなりいいファイトをするナイスサイズだったが入れ替えGET!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  痩せ気味ではあるが1150gくらいはあった。 これで500gを放出して2.5kg

 

 くらいにはなったか。 帰着チェック開始のアナウンスが聞こえ始めたが、あとは

 

 時間目一杯までここで粘るしかない。別の魚が浮上してきて食ってくれれば更に

 

 600gを入れ替えられるかもしれない。 魚探では他にもバスが周辺に居ること

 

 は分かってはいた。 しかし食い気が出ないまま終了時刻を迎えることとなった。

 

 

 

 

 

 

  12:55 桟橋へ帰着。 4バイト4フィッシュ、3尾での検量となった。 ちょうど

 

 帰着した頃に雨が上がる、という皮肉な天気…。 まあ表彰式や片付けの時に

 

 降ってなくて良かったっちゃ良かったけど。  

 

 

 

 

 

 

 

 

  で、検量…。 

 

 

 

 

 

 

 

  入れ替えフィッシュが効いて3尾で2670g。 なんと順位はお立ち台寸止め

 

 の6位であった(笑) いやー6位率高過ぎる…汗  お立ちは2900g台からで

 

 優勝が3300gと6月の試合としては珍しくローウエイト戦となった。まあ本来は

 

 3キロ4キロ釣ってくるべき達人達が2本しか獲れなかったりという番狂わせも

 

 ままあったのだが、この爆雨の状況を味方につけて攻めた人間がやはり上位

 

 に入っていたと思う。 

 

 

 

 

  とはいえ、実はこれは個人的には嬉しい6位であった。 過去10年以上参戦

 

 しているが、この6月のタイミングの試合での最高順位は11位くらいがマックス。

 

 そういった意味では6月の大会としては自分自身としては最高位を更新できた

 

 のである。他にデカいのをバラしてた、とかそういうたらればはないノーミスでの

 

 試合運びはできたので内容的には満足できる内容であった。やる気のないプラ

 

 の割には…っていうのもあるけど(笑)一番の功績はやっぱり電話フィッシュ(笑)

 

 あれが全てのヒントになってくれた。 

 

 

 

 

 

 

  検量を終えた後、Y.N CRANKの親分が写真を撮影してくださった!あざす!

 

 

 

 

 

 

 

  表彰式が終わり、片付けを終えてカズさんと珍来へ行って飯を食って帰宅。

 

 

 

 

  本日の戦利品はロッド。 格安品だが…。 

 

 

 

 

  という訳で久しぶりの高滝2連戦、そしてトーナメント参戦は無事終了した。

 

 やっぱり高滝の釣りとTKKは楽しいね! 次週NBCチャプターに参戦される

 

 皆様の健闘を祈りたいと思う。 それではまた!!

 

 

 

 

 

  P.S. ブログの最新記事にはっつけておかないと全然再生されないので

 

  貼り付けておく(笑) ちなみにチャンネル登録まだの方、よろしくです(笑)

 

  動画だけさらっとアップすることも出てきますので(笑) ではまた!