引き籠りコラム第3弾 

 

 

 

  2017年の10月に戸面原ダム、11月に三島ダムがレンタルボートアングラー

 

 に一般開放され、約2年半が経過した。 今回はこの2つの湖の解禁後のお話。

 

 

 

  で、これだけ経過して、フィールド状況がどうなっていったかを振り返ってみたい。

 

 まず戸面原ダム。自分は今年は2月に1回行ってデコっただけに終わっているが

 

 営業自粛直近でも40~50本釣れており、順調に魚影とポテンシャルをキープを

 

 しているように思う。 さすがに解禁直後のように50UPがバンバン釣れるような

 

 ボーナスステージではなくなってきているが、それでも数十本釣れるポテンシャル

 

 を維持できていることは素晴らしいことだと思う。

 

 

 

  対して三島ダム。 最近ではめっきりいい話を聞かなくなってしまった。うまい事

 

 ハメた人は二桁キャッチしているようだが、それでも10本をちょっと超える程度だ。

 

 サイズに関しては相変わらず50UPは時々は釣れているので、デカい魚のストック

 

 量は解禁前よりは減ったとは思うがまだ十分ではある。ただ、全体的な個体数は

 

 大幅減している、と言えるだろう。 ボート屋さんの釣果でも1日1~5本程度しか

 

 釣れていないようである。 自分は三島は年末に行った以来で今年は行ってない。

 

 

 

 

  この2つの湖の現状の差について考えてみたいと思うのだが、まずひとつには

 

 ボート店の艇数制限の問題。 戸面原ダムはボート店が1軒のみでバスレンタル

 

 用は上限が25艇である。 対して三島ダムはボート店が4軒あり、1店舗あたり

 

 のバスレンタルの上限が30艇。 最大で1日に120艇は浮ける計算となる。

 

 さらに三島ダムはゲリラエントリーもあるし、これは推測の域であるが、おそらく

 

 上限の定数制限を守っていないボート店があるという噂も聞く。 そんな訳で湖

 

 の規模としては、三島ダムは戸面原ダムの倍近い広さはあるが、ボートの艇数

 

 は戸面原ダムの3~4倍程度出船していると思われる。 

 

 

  

  そしてもうひとつの要因としては、三島ダムはボート店の定休日が無いことだ。

 

 これはヘラ専用時代からそうだった名残なのかもしれないが、バス解禁直後は

 

 どこも無休で営業をしていたと思う。 戸面原ダムは毎週全てではないが木曜

 

 に店休日を設けていて、月に3回くらいはボートが1艇も浮かない日がある。

 

 定休日がフィールドのプレッシャーを軽減する効果って非常に大きくて、金曜に

 

 釣りをした事がある人なら経験があると思うが、あの難しい亀山ダムでさえも

 

 木曜の定休日の翌日の金曜はかなり良く釣れるのだ。 自分は三島ダムも

 

 定休日を設定するべきだ、と考える。 そのくらいやっても十分儲かる仕組み

 

 はできているはずだ。 この休業期間を機に、そういった部分の見直しも考慮

 

 していくべきであろう。 豊房ももちろん爆発力は低下したとはいえ、それでも

 

 まだ安定して釣れているみたいなので、豊房はそのまま行けばいい感じかな。 

 

 

 

  さて、楽しみなのはこの自粛休業が明けてからの各フィールドの釣果だ。

 

 まあ自分はあまり房総方面には行かないとは思うが、外野としてポテンシャル

 

 比較を考察していくのは面白い事なので、どうなっていくのかを楽しみにしたい。

 

 ただ、高滝ダムだけはちょっと心配かも。何しろほぼ全域オカッパリが入れる

 

 し、おそらく自粛期間中だろうとオカッパリはたくさん来ているとは予想する。

 

 

 

  全然関係ないけど、この週末にYOUTUBEで釣りをしながらライブ配信をして

 

 いるバカ野郎が居た。 確かにその県は緊急事態宣言の対象外ではあるが、

 

 県からは外出自粛要請が出ている。まあ別に正義感ぶるつもりも一切ないし、

 

 不謹慎狩りをするつもりもないが、もうちょっと空気読んで行動すべきだろう。

 

 …という訳で今回のコラムはこの辺で。 それではまた!