ついに発令された緊急事態宣言。今日の夕方には出る、という報道だった

 

 ため、表立って釣行できるタイミングとしてはおそらく今日がギリギリであろう。

 

 そう思って御近所リバーへと釣行した。 週末に予定されていた高滝ダムでの

 

 TKKトーナメント初戦も当然ながら中止。 そして房総のレンタルフィールドは

 

 木曜日以降から営業自粛になることがボート屋さんのホームページでも告知

 

 されている。 (湖によって営業停止になりはじめる日程が異なる模様)

 

 

  

 

  釣行記の内容に入る前に、この緊急事態宣言について自身の見解を示して

 

 おきたい、と思う。 

 

 

 

 

  まず、この緊急事態宣言に基づいた知事による外出自粛要請だが、当然の

 

 ことながら法的な拘束力は無く、また罰則規定もない。またバスフィッシングは

 

 アウトドアレジャーであるため、行き帰りの買い物や飲食時、ボート屋さんでの

 

 受付時等、気をつけなくてはならないポイントは少々あるが、基本的にリスクは

 

 そこまで高い行動ではないだろうとは考える。 それゆえ今後、緊急事態宣言

 

 発令下においても、「それでも釣行する」 という方については、自分はとやかく

 

 言うつもりはない。もちろんこれは釣りに行くことを推奨する訳ではないのだが、

 

 逆に 「釣りに行くのはやめましょう」 的な啓蒙をするものでもない。 個々の

 

 責任において判断して行動していただければそれで構わないと考えている。

 

 

 

  ただし、ひとつだけ、これはこのブログを読んでいる方にお願いしたい内容

 

 である。明日以降、あるいはボート店休業以降、緊急事態宣言の期間である

 

 5月6日までの間で、もし仮になんらかの釣行をしたとした場合だが、釣行した

 

 ことが分かるようなSNS投稿については絶対に避けるべき、という事だ。それ

 

 がなぜか?なんていうことは今更説明するまでもないだろう。

 

 自分も今日の記事をもって、当面は釣行記の記事作成はSTOPするつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  起きたのが5時過ぎだったのでスロープ到着は6:30くらいだっただろうか。

 

 セットアップして浮くと、水温は12.2℃であった。 濁りは完全になくクリアな

 

 水質に戻っていた。 事前情報によると、昨日も多くのアングラーが出ていた

 

 が、みんなして全然釣れなかった、という。 スポーニング直前の激タフモード

 

 っていうヤツだろうか。 高滝でTKKが開催されるタイミングもだいたいこの激

 

 タフモード状態の時に当てハマるのである。 基本、4月上旬はどこも難しい。

 

 

 

  これが、あと1週間くらいして雷が鳴ると、バス達は一気にスポーニング場所

 

 へと入ってくるようになり、口を使うタイミングができるのだが、その直前の時は

 

 まったく口を使わなくなってしまうことがあるのである。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  Ⅰ川へ入っていき、合流点カバーを撃つがノーバイト。ここの水温は13.2℃

 

 だったが、午後には15.2まで上昇した。 今日は上のスロープからのボートが

 

 非常に多く、おそらく10艇近くは出ていたに違いない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  お気に入りストレッチを撃ちながら上流へ進んでいくが、今日は反応無し。 

 

 水が完全に落ち着き過ぎている。 先週は水温低下、増水、濁り、強めの流れ

 

 といった悪条件が重なり、逆にバスが着く場所が明確に分かりやすくなっていた

 

 のだが、今日はまったくもって平常時の水となっている。本来なら悪くないのだが

 

 逆にタフである。 オマケに風もほとんど吹かない1日となってしまった。 

 

 

 

 

 

 

 

  で、工業団地排水まで行って折り返し、エレキのみで釣り下ってくるとあっと

 

 言う間に昼になってしまった。 上流スロープ付近で撃ったり巻いたりするが

 

 まったく反応無し。 

 

 

 

 

  ちょっと本流上流の様子を見に行ってみるか、とエンジンで川を上っていく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  良くゴルフボールが飛んでくるティーグラウンドの近くのポイントでエンジンを

 

 止めて釣りをしながら下ってくることに。というか今日にも緊急事態宣言が出る

 

 という状態なのに、ゴルフ場はゴルフ場で賑わっているようだ。釣りと同じくして

 

 不要不急であることは間違いないはずだが(笑) 本流上流の水温は11.8℃。

 

 

 

 

 

 

 

 

  で、スモールのスの字もなくノーバイトでⅠ川合流点まで下ってきてしまった。

 

 この時点で14:00だがまだノーバイトだ。もち定番のカバーを撃つが、すでに

 

 今日3回目の撃ち直しである。この時、Ⅰ川の水温は15℃を超え始めていた。 

 

 

 

 

  午前中に2回撃って岸ベタにはバスは寄っていない、という事は分かっていた

 

 ので、この3回目の撃ち直しでは撃ったポイントから少し沖へと引いてくるように

 

 アプローチをしてみた。 

 

 

 

 

 

 

 

   

  でっかい倒木を超えたちょっと先の岸際のブッシュにビーバーを撃ち込み

 

 軽くシェイクをしながら手前に引いてくると、急にラインが絞り込まれるような

 

 動きをした。 

 

 

 

 

 

 

 

  食ってる…  と思った瞬間にフッキングを入れる! 

 

 

 

 

 

 

  と、その直後から強烈なファイトが始まり水面でバシャバシャ跳ねたのだが

 

 これまた前回のナイスフィッシュと同レベルにデカい! というかぶっといバス!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ネットに入れるのを2回ほど失敗したが、力技で水面に浮かせてすくいとる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  レンズに水滴が飛んで見苦しいのをお詫びしておくが、それでもゴンブトな

 

 バスであることは伝わるだろう。 コイツはいい魚だ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  めっちゃオマケすればジャスト50cm! って言いたいところではあるが、まあ

 

 ちょっとシャチッちゃってるので49cmといったところかな。 とはいえ重さは凄い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これまた水滴失礼だがウエイトは2020g!最初2050gまでカシャンと落ちたが

 

 安定したタイミングで2020gになった感じ。 でも確実な2kg超えフィッシュだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  14:15   49cm・2020gキャッチ。  腹が凄いね、この魚!

 

 

 

 

  実はこの水系での2kg超えは初めてのことである。ラージでもスモールでも

 

 1800gくらいがマックスであり、2kgフィッシュは初めてキャッチできたのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  その後は対岸で巻いたりしてみたが、なにしろⅠ川はボートが多いため、

 

 今日は下って下流でやってみることにした。一気にオレンジ水門までエンジン

 

 で下り、そこから下りながらテキサスで撃っていく。 

 

 

 

 

 

 

  しかし、下流ではバイトを得ることなく15:30となった。 1本だけだったが

 

 満足いく2kgフィッシュを獲れたので、今日は撤収を開始することにし、16時

 

 には現地を発った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  さて、緊急事態宣言。  前向きに捉えて考えてみるとするならば、期間が

 

 バスのスポーニングの最盛期に大きく重なっている、ということだ。 これは

 

 アングラーが各自釣行を自粛して、スポーニングを邪魔しないようにすれば、

 

 例年よりも産卵に成功する可能性が高くなる。数年後にはバスが増えて良く

 

 釣れるようになって、我々バスアングラーにとってWINになる可能性だって

 

 あるだろう。 そう考えてみるのも良いかもしれない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そんな訳で次の釣行記としてのブログがいつになるかは不明だが、ひとまず

 

 自分も活動自粛の方向で動いていくつもりだ。 なんらかコラム的な記事をUP

 

 するかもしれないが、まあそれは気が向いたらで(笑)  それではまた!!