3月2日以降、いつでも好きな時に釣りに行ける状態になったにも関わらず、

 

 今月はまだ2回しか釣行できていない。 その最たる要因は、実は11日の日に

 

 右下の親知らずを抜くことになっていたことだ。 昨年の同時期、引っ越しを進め

 

 ながらも、自宅から徒歩30秒のところにある超近所の歯医者さんに虫歯の治療

 

 で通っていた時のことだ。 

 

 

 

  親知らずが虫歯になり始めているが生え方が難しく、当院の設備では抜けない

 

 ので大きな病院の口腔外科を紹介してくれる、という。 ただ、やったことがある人

 

 なら分かるが、抜歯後は数日間は痛みや腫れとの格闘となる。 それが分かって

 

 いたので、今回仕事が完全にストップするタイミングを待っていたのであった。 

 

 

 

  2月の休みの日に事前検査に行って、最短で予約ができたのが11日だった。

 

 それまでは体調を崩したりできず、雨の日の釣行は見送っていたこともあった。

 

 で、11日に無事抜歯。 翌日はさほどつらくはなかったものの、翌日の晩から

 

 13日の金曜にかけてが腫れと痛みのピークとなった。 発熱もしていたと思う。

 

 土曜日にややおさまってきて、日曜日にはようやく日常生活ができるくらいに回復

 

 はしはじめてきた。 ただ、今日でもまだ、鎮痛剤は手放すことはできない。 

 

 

 

 

  とはいうものの、あまりにも自宅に引き籠ってばかりなのもなんだかな、という

 

 思いもあり、今日はリハビリ釣行として少しゆっくり目のスタートで御近所リバー

 

 へと向かうことにした。 7時にスロープへ到着する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  駐車場にはパン屋さんとKさんのトレーラー。 ちょうど準備していると、パン屋

 

 さんが目の前に浮いていた。 Kさんはエンジンで上がっていった、という。聞くと

 

 今日はかなり強い北風が吹く、という。 しまった、そんな予報まったく見てない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  途中の定番ストレッチに入り、オレンジ水門までテキサスで様子見。 水温が

 

 9.5℃くらいしかない。 土曜日の雪で少々水温が低下したのだろう。春先は

 

 こういった乱高下する水温に翻弄されがちであるが、一度動き始めた魚達には

 

 基本的にはあまり関係ない、とは思ってはいるものの、それでもやはり水温が

 

 落ちると見失いやすいことも事実だ。 

 

 

 

 

 

 

 

  下流の水温的に、午前中に本流上流部に入るのはやめた。 やるとしても昼

 

 からだろう。 合流点の八墓村でエンジンを止め、周辺のカバーを撃っていく。

 

 対岸側のストレッチはパン屋さんがやっているようだ。 そうこうしてストレッチを

 

 撃ちきったかきらないかくらいのところで、急にパン屋さんが対岸から寄ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「えのちんさん、新しいおススメを見っけたんですよ!」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  何やらお湯を沸かしているようだ(笑) ってかまだ釣り始めて1時間くらいしか

 

 経ってないし…(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  で、いただいたのがコレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  あったかくてウマい!!

 

  

 

 

 

  そう、パン屋さんだけでなくNZ-KAZU-さんもそうなのだが、釣り以外の

 

 こういったレクリエーションも充実させて休日を楽しんでいる姿は素晴らしい。

 

 自分も一時船上カップラーメンにハマったこともあったが、最近では湯沸かし

 

 セットすら積まなくなってしまった。まだまだ気持ちに余裕が持てない43歳…。

 

 

 

 

 

 

 

  と、おしるこをいただきながら談笑していると、上流スロープからKRSさん

 

 が出船してきた。 先週プチ爆を当てた、というヒーローである。 当然合流

 

 してしばし談義。 ただ、風もかなり吹く予報が出ていたため、その前に1本

 

 釣ってしまいたいとも思っていたので、談義はほどほどにスピナーベイトを

 

 巻きながらⅠ川を上っていくことに。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  さすがに先週のように食いあげてはこない。 

 

 

 

 

  エンジンで上流を目指そうと移動していると、今年は初対面のKさんと合流。

 

 どうやらちょうどバスをかけてバラしてしまった様子。 というか掛けてるだけ

 

 でも凄い。 なにしろ今年は御近所リバーに集う様々な猛者達が軒並み苦戦

 

 している状況だからだ。 

 

 

 

  みんなで分析しているひとつの要因としては、やはり昨年の台風19号以降

 

 から、ラージ・スモールともにかなり個体数が減ったのではないか?という推測。

 

 こればっかりはハイシーズンも通してやってみて、過去データと比較してみない

 

 ことには何とも言えないが、確かにそれはそれで一つの要因かもしれない。

 

 

 

 

 

 

  ひとまずスピナーベイトで流していき、Kさんは後ろから撃ちの釣りで追って

 

 くる感じになった。 スピナべで流すにしてもここまでかな?というスポットまで

 

 流したので、エンジンで橋より先に移動することにした。 

 

 

 

 

 

 

 

  移動してエレキをおろすと水温は11.0℃。 先週は13℃くらいはあったが

 

 やはりこちらⅠ川も水温は落ちている。 まずスモールのエリアでジグヘッドや

 

 ダウンショットでじっくりやってみるが、今日はまったく反応がない。 魚探にも

 

 何も映っていないのだ。このエリアにあるラージの定番スポットに入りテキサス。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ショアラインがややストンと深く落ちているストレッチで、おそらくボトムは2m

 

 くらいだろうか。 底まで落としてテキサスをシェイクしていると、竿先にカツッ!

 

 カツッ! と2回ほどアタリが出たので、思いっきりフッキング!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

  乗った! 確かな魚の重量感だ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

  水面に姿を現したのはまぎれもなくバスだが、なぜだか黒っぽい…。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  スモールじゃん! 過去、このポイントでこの釣り方でスモールが食った事は

 

 まったくもって初めてであった。 釣れるとしたら絶対ラージだと思ってたのに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  20ポンドなので楽勝ネットイン! まあまあデカい! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  重さは1400g。 

 

 

 

 

 

 

 

  45cmってところか。 狙いはラージだっただけにちょっと拍子抜けだが、

 

 それでも今の難しい御近所リバーでは坊主を防ぐ貴重な1本である!

 

 

 

 

 

 

 

 

  これが10:30の出来事。 すると次第に上流側から吹く風が強さを増し

 

 始めた。 そのまま釣りをしながら下っていくと、11:30頃にパン屋さんと

 

 Kさん、KRSさんと合流。 一応結果を報告する。 

 

 

 

 

  それにしても風が完全に吹き抜けるようになり、まあまあしんどくなった。

 

 場合によっては本流の上に上がったほうが風を避けれる場合もあるので、

 

 自分はエンジンで本流の上流を目指すことにした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  合流点から左に折れて本流上流部へ行こうとするが、こちらはこちらで

 

 風が抜けていて、しかもダバダバに波立っていたのであった。 さすがに

 

 これは無理か。 となれば下ってG橋を越えて川の向きが変わったエリア

 

 だろうか。 

 

 

 

 

 

 

  今度は追い波のさなか下っていき、G橋を超える。 

 

 

 

 

  

  予想通り、多少左側に川の向きが折れたストレッチは、まだ波はマシ

 

 だったので、スピナーベイトで流しながら下っていくことにした。 とはいえ

 

 ショアラインも砂が巻き上げられて変に濁ったりしている。 経験上これは

 

 あまり釣れた試しがない。 

 

 

 

 

 

 

 

  渡し舟まで流した時点で12:30。 風と波はさらに強さを増し始めたので

 

 さすがに自分のボートでは限界に近づいてきた。 やむを得ず、撤収を決意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  13:00にスロープに戻り着くと、写真では分かりづらいが、沖はダバダバの

 

 白波となっていた。 片付けて13:30には撤収。 まあ抜歯後のリハビリ釣行

 

 としては少々ハードな内容ではあったが、時間的には十分だっただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1バイト1フィッシュ!  次はもうちょっと釣りたいなあ。 それではまた!!