今度の日曜日、亀山ダムで開催されるシンザンカイのペア大会にYさんと
同船でエントリーをしているのだが、本来今日はそのプラで亀山入りをする
予定であった。 ところが直前の天気予報では午前中に暴風雨という予報。
特に千葉県南部がヤバいらしく、戸面原ダムは昨日夕方の段階でHP上で
今日の出船中止を告知していたほどであった。君津市はさほどヤバい予報
ではなかったものの、この時期の強い雨はさすがにしんどい(汗)
…ということで今年初の釣行はサクッと朝だけスモールのオカッパリを選択。
前日、リバースモールハンターことピンチーニョ氏とまこちんさんが同行釣行
をしており、まこちんさんは苦戦したもののハンターは45UPを仕留め順調な
滑り出しを見せてくれている。
フィールドへは6:15頃に到着。当然ながらまだ真っ暗である。 そんな中
河川敷を歩いて水辺へと出ていき、ファーストキャスト。 ぽちょんと音だけ
は聞こえるがどこに着水したのかすら分からない暗さ。 ちなみにスタート時
は風も無く穏やか。なおかつまあまあ気温も高いのでガイド凍結も起きない。
デコったら何にも写真が無い、と思いなんとなくリグチェンジの際に撮影。
真っ暗なウチは写真にある白のスモラバに白のファットシャッド。ちなみに
このファットシャッド、ルミナスホワイトというカラーだが微妙に夜光カラー。
でもサッパリバイトが無かった。
次第に明るくなってきたが、完全曇り空の超ローライト。 ラージ的には
いい天気なのだが、スモール的にはなんか微妙…。特に冬季のスモール
は個人的には快晴なほうが釣れる気がしている。 様々動いてトレース
するラインを変えるも、バイトがまったく得られないまま時間が過ぎる。
ウィンタースモールの朝マズメは6時~8時。 このプライムタイムを
逃してしまうと、その後はノーチャンスになることが多い。凄い昔だが、
冬場に釣った時間帯をエクセルに撃ち込んでデータをまとめてグラフ
にしてみたが、やはり圧倒的に朝の8時までが実績がある時間帯だ。
いくら南風が入って気温が上がって、とかがあっても昼や午後からに
チャンスが出るようになるのは2月の半ばくらいから、というデータが
揃っており、1月中はたまに暖かい日があっても昼以降のチャンスは
非常に少ない。やはりどんなに寒くても朝イチなのだ。
最初1.8gのスモラバを使っていたが、微妙にあともうちょい飛ばし
たかったので、2.6gのスモラバにチェンジ。 これで飛距離を1m程
伸ばすことができるようになった。
予報では9時過ぎから雨が降る予報になっていたのだが、現地では
8:45頃からポツポツ弱い雨が降り始めた。ただ最初のウチは降ったり
止んだり。まあこのくらいならやれないことはないが、本降りになったら
撤収しよう。 個人的に最長でも10:30には撤収を考えていた。
それにしてもここまでまったくバイトが無い。今年も開幕戦は坊主から
スタートなのか…
あきらめかけた8:58! コンッ! という違和感を感じたため即座
にフッキング!! すぐに小さいと分かっちゃうけど生命感を感じた!
よかった~、食った~!
魚が小さいのであっさり寄ってきてそのまま岸にズリあげた。ネット
は持ってたけど出番無し(笑)
坊主を防ぎ開幕戦を成立させた貴重な1本。 サイズこそ32~3cmだが
とりあえずキャッチできて一安心である。それにしてもこの時期にこのサイズ
が食ってくる、という事自体が結構珍しい事だ。だいたい釣れれば40UPか
小さくても30cm後半だからだ。 まあ贅沢は言ってられないのだが…(笑)
その後、次なるチャンスを求めて10時過ぎまでキャストを続ける。 だが
ほとんど気にならなかった雨が、まあまあ気になるレベルに強まってきた。
10時ちょっと過ぎに撤収を開始。 車に戻って片付けをして現地を発った。
車に乗り込んで走り出すと、雨が本降りになったので間一髪であった。
小さな一尾だけど、デコるのとそうでないのとは大きな違い。 真冬の1尾
はハイシーズンの10尾に匹敵するくらいの価値があるのだ。 そんな訳で
次戦はシンザンカイ・ペア戦で亀山ダム。 ラージの初バスもキャッチできる
よう、全力で挑みたい、と思う。 それではまた!